榊原わーるど

日記みたいなもんです。

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2012年12月01日 | メモ日記

原発が活断層の上にあることが本当にそんなに危険な事態なのだろうか。マスコミの報道を聞いていると、活断層の上に原発があってしかも再稼働しているなんてとんでもない事で、まるで地震の起こる断層へ核爆弾でも置いているかのような大げさな事を言っている。そもそも福島の原発は地震でも津波でも爆発なんかしていない。津波によって電源を破壊されて冷却機能を奪われたためにメルトダウン・水素爆発が起きてしまったのであって、地震で破壊されて爆発したのではない。活断層の上にあったとしても安全性にどれだけの違いがあるというのか大いに疑問だ。原発を稼働させないための陰謀で活断層を調べろとイチャモンをつけているとしか思えない。

原発の発電機能を停止させたとしても原子炉は存在するし、燃料は決して安全なものではなく冷却を続けなければならないことはよく知られている。冷温停止しても冷却を続けなければならないのであって、そのためには電力を必要とする。もし、地震で外部電源が断たれたら即座にかわりの電源を引かなければ重大な事故になってしまう。原発で発電していたほうが自己発電があるだけでも逆に電源なしへの危険は少なくなる。福島の事故を経験したことによって、もうどれだけ想定外の地震・津波に襲われたとしても、日本の原発は爆発するような事故は起こさないだろう。決して冷却機能を失うような事態にはならないと断言できるようになればいいのだ。

テレビにもよく登場する池田信夫さんが言っている。原発の発電をやめて石油などを買うために日本は1年で4兆円もの外貨を使ってしまった。原発を停止させておくために毎日80億円ものお金を使っている。反原発・脱原発・卒原発を平気でさけぶ人たちは、この金額が正しくないと反論するだろう。しかし、金額がどれだけ違おうが問題ではないぐらい巨額の金額を使っていることは間違いない。原発を稼働させるということは、電気を安くするということだけでなく、石油などの輸入を大きく押さえることができるので、日本経済そのものを救うことになるという話はよく理解できる話だ。原発を停止しても安全になどなりはしない。安全になったように思えるとしたら、それはだまされているのだ。誰だって動いていると言われたほうが気をつけるし、常に危険をシュミレーションするから危機管理を怠ることもないだろう。絶対に原発はわが日本では、できる限り少なくではなく、できる限り多くつまり最大限に発電すべきである。もう日本で新たに原発を建設する可能性はないから原発は遠い将来かもしれないが必ずなくなる。原発があればよかったんだがと後悔する時代がやってくるのではないだろうか。もったいなさ過ぎる。普通にしていたら貧乏になってしまう資源のない国が豊かになれる数少ない方策なのだ。