いつものクセで6時前には目が覚めてしまう・・・年をとったもんだ・・・
心斎橋にとったいつものホテルを7時過ぎには出ると、途中のコンビニで軽食を買って道路横の植え込みのかげに座っておなかをみたしました。
朝一で向かったのは、阪神西大阪線・西九条駅と近鉄・難波駅を接続させようという工事の現場です。構想自体はずいぶん前からあって、南海ホークスと阪神タイガースの日本シリーズを結ぶルートだとか言われていました。今ではその南海ホークスも球場もなくなってしまいましたが、2009年春の開業目指して工事が急ピッチで進められています。
ルートを簡単に説明すると、近鉄・難波駅から千日前通の地下を西進し、大正橋の下を右へ曲がり、地下鉄長堀鶴見緑地線の大阪ドーム前千代崎駅と交差して、大阪ドームへの東側を通ります。そして、みなと通・九条1交差点を通り、九条北小学校の近く辺りから線路は地上に出(写真)、安治川を橋で越えます。6階建てくらいの高さを通ってJR大阪環状線(西九条駅)をまたぎ、阪神・西九条駅につながります。
40年ほど前から始まった構想は、地元商店街の客が三宮や難波などに吸い取られる懸念から地元の反対にあい頓挫しました。近年、大阪ドームの完成などで再び構想が具体化した時に出た問題は、線路をどこに通すかということでした。特に西区・九条は先述したように地下と地上の出入り口になるため、地域が分断されてしまうという懸念が出ました。近くのビルには「高架・巨壁の工事は断固反対! 住民無視の九条分断を許すな! 『もぐれ阪神』街づくりを見直す会」という巨大な垂れ幕もかかっていました。
確かに、線路が斜めに通ることになるため、桁下制限高さ2.5mの道路とかできていたし、地域が線路の壁によって分けられるという理屈も分かります。難しいですね。ただ、1年半後の開業という段階まで工事が進んでいることから、反対だけではどうしようもないと思うんですが。
安治川は川底を通る地下トンネルで渡りました。階段だけでなくエレベーターも使ってありましたし、ガードマンもいて心強く感じながらトンネルを通りました。
この話 「その4」へ つづく
心斎橋にとったいつものホテルを7時過ぎには出ると、途中のコンビニで軽食を買って道路横の植え込みのかげに座っておなかをみたしました。
朝一で向かったのは、阪神西大阪線・西九条駅と近鉄・難波駅を接続させようという工事の現場です。構想自体はずいぶん前からあって、南海ホークスと阪神タイガースの日本シリーズを結ぶルートだとか言われていました。今ではその南海ホークスも球場もなくなってしまいましたが、2009年春の開業目指して工事が急ピッチで進められています。
ルートを簡単に説明すると、近鉄・難波駅から千日前通の地下を西進し、大正橋の下を右へ曲がり、地下鉄長堀鶴見緑地線の大阪ドーム前千代崎駅と交差して、大阪ドームへの東側を通ります。そして、みなと通・九条1交差点を通り、九条北小学校の近く辺りから線路は地上に出(写真)、安治川を橋で越えます。6階建てくらいの高さを通ってJR大阪環状線(西九条駅)をまたぎ、阪神・西九条駅につながります。
40年ほど前から始まった構想は、地元商店街の客が三宮や難波などに吸い取られる懸念から地元の反対にあい頓挫しました。近年、大阪ドームの完成などで再び構想が具体化した時に出た問題は、線路をどこに通すかということでした。特に西区・九条は先述したように地下と地上の出入り口になるため、地域が分断されてしまうという懸念が出ました。近くのビルには「高架・巨壁の工事は断固反対! 住民無視の九条分断を許すな! 『もぐれ阪神』街づくりを見直す会」という巨大な垂れ幕もかかっていました。
確かに、線路が斜めに通ることになるため、桁下制限高さ2.5mの道路とかできていたし、地域が線路の壁によって分けられるという理屈も分かります。難しいですね。ただ、1年半後の開業という段階まで工事が進んでいることから、反対だけではどうしようもないと思うんですが。
安治川は川底を通る地下トンネルで渡りました。階段だけでなくエレベーターも使ってありましたし、ガードマンもいて心強く感じながらトンネルを通りました。
この話 「その4」へ つづく