43番明石寺への道は、まだまだ長い道のりです
雨の心配どころか、日が差して、気温はどんどん上がってきているような気がしました
汗はダラダラ流れるし、もう、白衣を着る気も起きなくなってきました・・・・
きついけれども・、「頑張りや」の標識を見て再び歩き進みます 「おう、がんばるよ!」と思わず返したくなる感じ (*^。^*) www
まあ、時間はたっぷりあるのでその分気持ちは楽でしたが、やはり、暑い時期のお遍路さんは大変です (>_<)
やっぱり、きつい~~~~
山道を抜けて、再び 車道<県道31号>を歩きます
歩きやすいので、後は、日陰を選んで前に進みました
車道を歩いていくと、こんな立札が出てきました
多分、ここからの山道が、おじさんが言っていた結構大変な道なのかな??と思いつつ
階段を登ると
休憩所がありました
しかし、その先は「通行止め」の看板が立ててあり、ここから先は歩けないようになってました
ということで、この先も車道をテクテクと歩くことになりました
<後で調べてみると、この歯長峠頂上を通る 旧遍路道は 2014年8月の台風の影響で土砂崩れを起こしたあと、復旧されていないそうです>
「歯長峠の由来」には ──
昭和の初期まで,この峠道は宇和と三間・宇和島をつなぐ唯一の生活道で,大勢の人の往来で賑わい,ここにも巨人伝説が有る。
多分に伝説的な人物である東国武将足利又太郎忠綱は末代無双の勇士で,源氏の出自ながら故あって平氏側について功名を馳せ,その後,源氏に追われて西国に逃れ,この地に居住した。
今回歩いた県道も昭和45年に開通したそうです(ちょっと前の事だ!!私たちは、生まれてます 笑)
「歯長峠」の下側を貫いている「歯長トンネル」が見えてきました
このトンネルは、幅が狭く、歩道が独立していないので、車が通行しているときは細心の注意が必要です。
気を付けて歩きます
すぐ横に、高速道路が通っているので 車の通りはあまりありませんでした
でも、気を付けながら歩きました
「歯長トンネル」を抜けた先に、未舗装路入口がありました。
県道31号を進むよりも大幅にショートカットできる様で、少し覗いてみると歩けそう。一気に下る事にしました
ここから県道を逸れて、お遍路道に入ります
下りも気を抜かずにゆっくり歩きます
疲れたよ~~~ (>_<)<<<<
だんだん歩く道が平らになってきた(気がしただけかもしれない)
ようやく山道を抜け、車道に出ました
あと 7キロもある!!
あの、どこかから降りてきたんだろうな?
丁度12時ごろになり、おなかも空いてきたころ、道路の脇に休憩場所がありました
先に歩かれていた 男性の歩き遍路さんが休憩されていてしばし談笑
私達が先月歩いて来た、72番弥谷寺から73番曼荼羅寺への途中であった、新しいお遍路小屋の情報もお話しました
色々と話をしていたら、結構な時間休憩してしまいましたが、まだまだ先は長いので、一足先に出発し、明石寺へ・・・・
歩いている途中で、猪の解体しているところを見かけました (@_@;) 初め、何だろうと思いましたが、びっくりです!!!
猪肉は、食べたことが有りましたが、解体しているところは初めて(普通は、見たことないと思う)
きっと、この近くの山で走ってたんだろうな・・・・・
再び休憩 暑い!!
国重要文化財指定「宇和開明学校」と町の花レンゲのデザイン。「宇和・公共」の文字。
公共下水管マンホールの蓋
栗も落ちていました 暑いけど、秋の味覚
中央部の円内が旧宇和町の町章。左右対称に市の花「レンゲソウ」を配したデザイン
旧田之筋村は昭和の大合併で旧宇和町に吸収されています
明石寺の表示が出てきました
あと少し
明石寺の入り口が見えてきた
本当に、あと少し・・・・・
ようやく到着!! でも本堂までには、まだ坂を登らないといけないんです
本堂も大師堂も見えない!!!
門前の休憩所が見えました
わずかな坂道も本当に「トボトボ」と「休憩しながら」歩いて来ました
二人とも、暑さと疲れで限界に近かったので、参拝前に冷たい飲み物を飲んで一息つくことに
休憩所は涼しくて快適!冷たいのが美味しかった
休憩もしたし、さあ、お参りしないとね
43番札所 源光山 明石寺
地元の人から「あげいしさん」と呼ばれているのは、美しい女神が願をかけ深夜に大石を山の上まで運びあげていたという伝説に由来する。6世紀に欽明天皇の勅願によって開かれた寺で、かつてはこの地方の修験道の中心道場だった。弘法大師が修行した「弘法井戸」や「しあわせ観音」など見どころも多い。
<本堂>
<大師堂>
参拝が終わったので、ご朱印を頂いて、これで本日はうち終わり と、普通だったらここで一安心といったところなんだけれども・・・・
松山まで帰るためのJR卯之町駅までの道程が大変だった!!!
再び、山道を2キロ位歩かなければいけなかったのです
当初は、車道を歩いて街まで出る予定でしたが、お寺の方に聞くと「山を越えて行く」道を教えていただきました(そちらの方が随分近いらしい・・・・そうだよね~ショートカットだもんね)
また、山道を歩くとは思いもよらず 笑wwwww
再び、歩き始めます
中々、足が前に進まないよぉ
登れば、下る
疲れた足には、下りもなかなか大変
しばらく歩くと、古い町並みへ出ました
宇和町卯之町の町並み
かつて宇和島藩の在郷町・宿場町として栄えていた佇まいを、現代にとどめる情緒ある町並み。白壁や格子窓などが特徴の江戸中期から昭和初期の建築物が軒を並べ、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。伝統的な和風建築のなかにアーチ窓や赤い屋根の教会などの洋風建築もあり、時代の移り変わりの景色を楽しむことができる。現在も江戸や明治時代から続く老舗旅館や造り酒屋、醤油屋などが営業し、地元住民や観光客で賑わっている。町並みを散策していると、往時の様子を偲ぶことができる
古い建物が沢山並んでいました
明石寺からの歩きにあまり自信が無かったので、当初は 卯之町駅 16:22発の特急に乗って松山まで帰るつもりでしたが、
お寺の方から教えてもらっていた駅手前の信号から、卯之町駅はすぐ 15:16発に間に合うんじゃないの!!!
(多分、信号の所で、電車出発の2分位前だった記憶があります)
となれば、歩いた疲れも忘れて、駅へ向かって ダッシュ==33333 ダッシュ===33333
切符は事前に買っていたので、予定よりも1本早い分に滑り込みで乗ることができました
ただ、電車にのって座った時には、息もたえだえ・・・・(大げさではないよ~ (>_<);;;)
こでれ、本当に、今日の行程の終了となりました
車中から
稲藁で作られた「マンモスの親子」
これは、行くときの電車の窓から見えていたので、帰りはシャッターチャンスを狙ってました
(でも、イマイチうまく撮れなかったかも 残念)
大洲城
JR大洲駅にて 可愛いキャラクター列車が止まってました
松山駅に到着
駅前のホテルにチェックイン後は、まずは、お風呂で汗を流し、その後は洗濯も
汗を流すと、何だか疲れが少しだけ取れた気分になりました
夜は、ホテル近くの居酒屋さんで
いただきます!!!
お店の名前が良いですね
まさに私たちの歩きかも(本人たちは、ぶらぶらのつもりじゃないんだけどね)
明日は、6時半発のバスで松山の奥 「久万高原」へ向かいます
朝も早いし、やっぱり疲れました
早めに就寝します
そして、心配なのは、台風です
天気予報を見ていると 雨の予報です
さてさて、どうなる事か・・・・・・・
二日目に続く
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