昔1990年代に流行ったPDAを皆さん覚えているだろうか? PDAとはPersonal Digital Assistantの略だが、アメリカでまず始まった電子手帳である。アメリカではまずPalm社によるPDA専用OSであったPalm OSがデファクトとなり、世界中に広まったものだ。
しかし、元々Palm PDAは電力や容量に限界があり、最終的にはスマホの登場でPDAは一気に衰退してしまったが、一瞬盛り上がったあの90年代が今でも懐かしい。年末実家で私物の掃除をしていた際、なんと90年代に使っていたPalm PDAの”Palm IIIc”と、ソニー製のPalm OS PDAとして当時人気を博したClieが出てきた。懐かしい~。
Palm IIIcはPalmのカラー液晶版で、今みると何とも武骨でチープなデザインだが、当時PDAといえばPalmがスタンダードであったし、みんな90年代後半に愛用していたものである。それにしても懐かしい。このPalm IIIcは2000年に発売されたモデルだと思うが、当時使っていたPalm IIIcがまだ実家に眠っていたとは本当に驚きである。PCとリンクする専用のクレードルもあったが、動作確認までは出来なかった。
そして、同じPalm OSのPDAながら、ソニー/Clieはソニーらしいそのデザインがなかなかカッコ良く、こちらもカラー液晶を採用したモデルで、発売と同時にPEG-N700Cというモデルを当時購入していた。しかし、実際にはあまり長く愛用した記憶が無い。これは2001年頃に発売され、アメリカ駐在から帰国してすぐに購入した記憶が微かにあるが、電源アダプターもあったので22年ぶり(!)に電源を入れてみたところ、なんとまだちゃんと動くことが分かった。しかし動作スピードなどは今のスマホと比べると化石のレベルだし、STNカラー液晶も今のスマホのディスプレイと比べてしまうと何ともクオリティが低いが、それも含め懐かしい思い出である。
他にも1990年代にアメリカで使っていたNOKIAの携帯電話なども実家から出てきたので、これまでに使っていた携帯なども一度纏めて、改めてブログで紹介したいと思う。