ご紹介してきたバーバラ・マーシニアックがチャネリングで受信しているメッセージは、「西洋」という枠を越えて思考しようとする不屈の意志が感じられるように思ったのですが、
同時に西暦2000年の到来、ミレニアム、終末の時の到来、というようなキリスト教を源とする思考が介在していることは間違いないと思います。
次にもう一つ、とても西洋的な感性によって築かれたアトランティス、、
閉じられた空間としてのアトランティスが感じられる、西洋人のチャネリングによる「アトランティス」論・・フランク・アルパーの「アトランティス・超古代文明とクリスタルヒーリング」という本を紹介します。
エジプト文明もマヤ文明も、遡るとアトランティス文明に起源をもつと考えられる、という、今まで見てきたマヤ文明の研究の中で、西洋の文明、また、ニューエイジ思想はどのように関与しているだろうか、という視点で考えています。
フランク・アルパーは、1950年代にチャネリングが始まったということです。
かつて偶然この本を手に取り、初めて読んだ時は、その美しい世界に本当に感動しました。
クリスタルでできた大神殿、ローブをまとった老若男女、ドームでおおわれた都市、クリスタルをエネルギー源とした非物質的な文明、透明な光の国が描かれています。
フランク・アルパーによると、地球上の一番初めにはムー文明=レムリア文明が存在していたということです。
ムー文明は荒い波動だったので、アトランティスはそこでの好戦的なことを好まない人々が波動的に集まってきて、長い時間をかけて実験的な都市として作り出されたということです。
アトランティスが存在したのは大西洋の西であるというプラトンの説が、またその後カリブ海の海底に沈んだというエドガー・ケーシーの説が採られています。
ムー文明やレムリア文明が物質の要素を強くもつものであったのに比べて、アトランティスは非物質的な空間であった、と述べられています。
またアトランティスには宇宙からの人々が飛来して、文明を移植したということも述べられています。
そしてアトランティスの知恵の源泉は「白色同胞団(ホワイトブラザーフッド)」であるということです。
この「白色同胞団」の由来は、ブラバツキーの神智学、さらに遡って、西洋神秘学を源泉とするものではないかと思われます。
神智学の「白色同胞団」はチベット、インドの文化を取り入れた東西の神秘学を混淆した西洋の神秘学だと思いますが、その成り立ちの源泉も調べてみたいと思っています。
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(引用ここから)
ムーとして知られるレムリア大陸から話を始める。
(続く)
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wikipedia「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」(白色同胞団)より
「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」とは神智学やその影響を受けたニューエイジ思想で信じられている超自然的人物の集団である。
日本語表記としては「聖白色同胞団」、「大白色聖同胞団」、「大いなる白色同胞団」がある。
ブラヴァツキー夫人はこの集団に属する。
クートフーミやモリヤといったマハートマー(大師、マスター)から教えを授かったと主張した。
チャールズ・ウェブスター・リードビーターによれば同胞団のリーダーはサナト・クマーラである。
Ascended Master Teachingの教義によればサナト・クマーラがこの集団を創設した。
また、同胞団の本拠地はゴビ砂漠上空のエーテル界に存在するシャンバラに築かれた。
wikipedia「千年王国」より
千年王国(せんねんおうこく、英語:Millenarianism、あるいはMillenarism)は、キリスト教終末論の一つ。
また、千年王国説を信じる人のことは、英語でmillenarianやmillenaryと呼称されている。
終末の日が近づき、神が直接地上を支配する千年王国(至福千年期)が間近になったと説く。
千年王国に入るための条件である「悔い改め」を強調する。
また、至福の1000年間の終わりには、サタンとの最終戦争を経て最後の審判が待っているとされる。
千年王国に直接言及する聖書の箇所は、ヨハネの黙示録20章4節から7節。
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