未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

遅い就職

2007年07月19日 22時25分07秒 |      +ブログ
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実ははじめて就職したのは42歳の時、24歳じゃないよ。42歳。それから10年が経ったわけだ。しみじみ。

なぜに就職が遅かったというと、大学を出るあたりから自分で事務所を持ち、いろいろな雑誌の立ち上げを手伝っていたのである。大学を出るころはバブルのはるか以前だったが、それでも日本経済は力強い成長をしていて、結構、企画屋のようなことで個人事務所を持っていて、やっていけた。屋号の前に「発想をかたちカタチに」というキャッチをつけて、とにかく、思いついたものを目に見える形にしようと必死にやった。それは、それで面白かったし、大学時代にのめりこんだ大学新聞のノリでやっていた。

当然バブルの時は、絶好調で、考えたことを企画書にするとすぐに形になるので怖くもあった。バブルがはじける直前は、これでいいのかと思い始めていた。

しかし、バブルがはじけてしばらくは、それでもよかったが、いわゆる失われた10年といわれる頃の最後の方は、さすがに仕事がないという状態にはまった。

それでも、自分の企画力を信じて、いろいろとやってみたが、だめ。30歳も後半になり、身も固めねばと結婚。そして長男誕生。

やっと父親の自覚が出てきて、同窓会に出た妻が、そこで私のことを話したらしく、母校の募集広報の仕事を頼まれてきた。はじめは外から手伝うつもりでいたが、なぜかそのまま就職することとなった。これが私の遅い就職体験である。

自由にやってきただけに組織のしきたりには戸惑うこともあったが、なんとか10年を越すことができた。

これから、あと10数年。サラリーマンとして過ごすことになるのかな。
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