未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

電子マネーについて

2006年06月10日 20時18分16秒 | NETネタ-Myブログ
帰りの電車の中からエントリー。ふたたびスイカとかEDYとか電子マネーについて。決済の仕組みを貨幣に頼らず、電子情報に頼る危うさを省みず一心不乱に突き進む日本社会。便利さの裏には人間存在の悪意が潜む。もちろん0と1のビットの入れ替わりだって、生物の突然変異より高い確率で起こるに違いない。人為的ミスによるにしても意図的悪意によるにしても、システムは決して堅牢ではありえない。
光速に関するアインシュタインの呪縛は目には見えないが、世界を駆け巡るには充分遅い。
CPUが極限にまで早くなっていく時に連続しないビットの空間に無数のセキュリティホールが出現しやしないか。ゲーデルの不完全性定理を前にして完全なシステムなどありはしないことを、むしろ打ちのめされつつ認めざるを得なかった20世紀世界は、どこでバラ色の未来への転換を成し遂げたのか。

なんてことを電車に乗って考えた。

JR東日本、モバイルSuicaサービス向けにNECの「LightHolder/FeliCa」を導入 - ZDNet Japan
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felicaが目立つ車内広告

2006年06月10日 10時11分30秒 | NETネタ-Myブログ
 felicaカードを使ったスイカが絶好調のようだ。いろいろな形での提携カードが出ている。電子マネーなわけで、これはこれまで我々が長い間慣れ親しんできた「貨幣」とはいろんな面で違う。まさに文明的な意味を持つ。
貨幣は使用時に使用者が署名しなくても使えるという無記名性を特色とする。貨幣自体が信用を保証しているわけだが、行為を匿名にしてしまうのである。この行為の匿名化が人間の善も悪も飲み込んで来た。
 電子マネーは決済のために電子記録を必要とする。お金に署名がつくわけだ。これが電子マネーと旧来の貨幣との大きな違いだ。
 なんてことを考えながら電車に乗っていた。クレジットカードとスイカと定期券の組み合わせにして、クレジットで定期を購入してポイントをためて本を買うというのにしようかなと思う今日この頃。
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