さてノートのとり方とともにオタクといってもいいくらい文章術の本を読んできた。身に付いていないのが悲しいが、話題にやる度に、時代ごとに読んでいるので、これもまとめるとおもしろいと思っている。最近では高橋三千綱の『今日から目覚める文章術』を読んだ。自らを売文家と呼ぶほどのこだわりを持った作家で、自らの文章を元に誰を読者に想定して書いているか、彼の文章作成過程を徹底して披瀝してくれる。何を書くかではなく、誰に書くかが大切と説く。
井上ひさし、丸谷才一、三島由紀夫そして谷崎潤一郎などの作家、新聞記者、学者それぞれに特色がある。コピーライターというのもある。スチーブン・キングの小説作法というのも自伝的で面白かった。『バラの名前』のウンベルト・エコーの『論文作法―調査・研究・執筆の技術と手順』というのもあった。
井上ひさし、丸谷才一、三島由紀夫そして谷崎潤一郎などの作家、新聞記者、学者それぞれに特色がある。コピーライターというのもある。スチーブン・キングの小説作法というのも自伝的で面白かった。『バラの名前』のウンベルト・エコーの『論文作法―調査・研究・執筆の技術と手順』というのもあった。