松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島~イラン~アルメニア~ジョージア②5月27日~29日

2014年05月30日 | 赤道直下と陸路国境148か所






2014年5月29日木曜   はれ12℃        はれ26℃       
10時前に支度してタクシーのセルゴさんを待つ。きょうも10時前に来てくれた・・きのうオート
バイのスタンドを直しもらったが・・まだ「切り取れる」部分がある・・あと少しを「切り取って」
もらうようにたのんだ。

次のロシア大使館・「ロシア・ビザ」申請に行く。40,50人並んで待っている・・すぐに中に
入れたが・・まわりは番号札を持っている・・わたしには「番号」がない・・が、とにかく待つし
かあるまい・・。電光掲示板に番号が打ちだされる。

係官がわたしに話しかけてきた・・言葉はていねいだが・・まったくわからない・・。「ソーリ」
「マイ、ジャパンオンリ」・・タクシーのセルゴさんを交えて・・次の・・ツーリスト会社に向か
った。






ツーリスト会社では「ロシア」・・すべてのツーリスト会社は「ロシアビザ」は「出していない」
とのことらしい。またロシアエンバシイの場所に戻って・・別の手をを使うしか方法はないようだ
と話す。

最初この場所に着いたとき・・この近くで事務所を構えている人と・・細かいことを聴いていた・・
おそらくそのことだったのだろうと思う。

ビザ折衝の相手にトタール300ドーラ3万円を渡してセルゴさんからビザをお願いしたようだ。
出来上がりが同じ木曜・・これで行くと6月5日になるのだろうか。

よくはわからないが・・いまでもこうした手続きでないとビザがとれないと言うことは情けないこ
とだ。いったん決めたことをくつがえすのは何十年もかかることなのだろうか。

とりあえず・・ロシアビザの手続きが終わった。今度は銀行に両替・・T/Cトラベルチェック・・
の両替。どこの窓口にいっても「ネー」「出来ない」と返事ばかりがかえってくる。

持っているカードでATM機械から引き出そうとするが・・「シティバンクカード」も使えない
「ビザカード」「マスターカード」・・どのカードでも「下ろせない」さて困ったぞ。

セルゴさんが汗かきながら精力的に数か所銀行を回ってマスターカードを使って窓口でかろうじ
て1000ドル10万円ようやく下ろすことが出来ほっとした。ドルも使い果たしてあといくらもな
かった・・。

誰かに似ているなーと・・よく見るとスターローレンに似ている・・「よく言われるでしょう」
と・・言うと照れたような顔になった。

ガスボンベのお店に行くがわたしの持っている器具にはあわなかった。ホテルに帰りぎわ知り合
いに寄って・・セルゴさんから「ワイン」のプレゼント・・それもでっかいボトル入り。すみま
せんですありがとうございます

スターローレンによく似たタクシー運転手セイゴさんからワインをいただいた・・イヤーうまかった・・。

ホテルに帰り際セルゴさんの息子4才を乗せて溶接屋へ・・スタンド本体の切り取りは終わって
いた・・料金は入らないと・・ありがとうございました。

きょうのも朝10時から4時まで6時間タクシーのセルゴさんにはお世話になった。連続三日間
1日中かかりっぱなしで世話してくれるめずらしいタクシー運転手。きょうは100ドル1万円
お礼に差し上げた。

ホテル朝9時に待ち合わせして、ATM機会があるかどうかわからないが・・あしたはアルメニア
国境まで約90キロ走ってシティバンクのカードを使って現金を下ろしに行くことにした。







2014年5月28日水曜  はれ     はれ
朝10時にタクシーにホテルまで来てくれるように頼んでした・・10時前にタクシーが来てくれた。
約束の時間前に来てもらったことがめずらしいことだと・・思う。きのう予約したホテルに10分ぐ
らいでついた。

きのうからきょうのこと ①オートバイのスタンドを直す  ②ロシアビザをとる  ③T/C・トラ
ベルチェックの両替  ④ガスボンベを買う  ⑤タクシードライバーの電話番号・以上5個のこと
を頼んだ。

タクシーの運転手さんは「セルゴ」と言う名前らしい。近くに溶接屋があったので最初・・溶接屋に
行く、むずかし顔・・ここでは出来ない。

次にの溶接屋に向かった2,3分・・むずかしい顔した職人の顔・・スタンドの「基」を思い切って
切り取って腹が使えないように・・と頼む。







次のT/Cの両替・・銀行に向かう・1軒目だめ、2軒目、3軒目もダメ5軒目もダメ・・。昼飯も食わ
ずに2時を過ぎている。

タクシーのセルゴさん・・精力的にあっちこっち動いてくれる・・。わたしはついて回るだけ・・。
バスボンベをみつけに・・あらゆる・・ほんとうにすべてがそろ総合雑貨街・・に向かった。

工具から洗面器、板ガラス、小さいもから大きいものまでパーキングはごったがえしている。ガスボ
ンベはわたしが持っている器具にはあわなかった。






いっそのことオートバイの腹がつかえないように本体・土台を切り取ってもらった・・あらたに穴を
造ってスタンドの位置を上に移してもらったこれはロシア風・・たよりになる技術。これなら大丈夫だろう


タクシーセルゴさん・・・いやー朝10時から4時まで・・とこトン付き合ってもらってありがとう
ございました。少ないと思ったが・・これでいいと100DM・・5000円支払う。ロシアビザ申
請のためあしたも10時にホテルに来てもらうようにお願いした。


5月27日火曜   はれ
ゆうべの雨もやんで朝からいい天気になっている。午前中写真の取り込みを終えて安宿探しにタクシ
ーでいった。目的の場所に着いたがホテルがない、ブテック洋品店の人に聞いても知らないわからな
いと・・。

通りかかったタクシーに乗り換えて再び聞いてみるがわからない。ホテルに戻って確認しようとタク
シーの運転手さんが話す。ところが泊まっているホテルの場所がわからない。

ホテルの名刺を部屋においてきてしまったのだ。又、やらかしてしまった・・戻れない、帰れない
「アノー、アッチの方」と言ってもわからない。

そうだ、カメラにホテルを撮ったものがある。写真を見せるが・・最初に撮った川岸に建っている
近代的な建築を見せて・川の向こう側「トンネル」を走ったと・・・そのトンネルに向かって走って
もらう。どうにかホテルにたどり着くことが出来た。

タクシーの運転手が知っている「安宿を案内」したあとゲストハウスに向うと。「OK」一軒目、見
晴らしのいい場所・・「いいじゃない」ここは・・。

ところが「ジャパン」はダメだとことわられた。タクシーの運しゃんが粘っているようだがダメだった。
二軒目こじんまりしたモーテル、オートバイが置きやすいパーキングもある。

またダメだとか言われているようだと思ったが・・違った20ドルじゃなくて25ドルだと・・。一旦
引き返して走り始めたがわたしが「25ドル」2500円でもいいからそこに泊まると。

タクシーはモーテルに戻ってとりあえず、4日分予約してあした28日10時に移ることにした。今度
はさっきネットで探した安宿にいってみようとタクシーの運転手。アドレスを持って再び探しに行く。

ゲストハウス場所に着いた・・入り口が閉まっている「やってないのかな」ゲストハウス。洋品店にタ
クシー運転手が聞いてドアーを開けた。

ここがゲストハウス?、階段を上っていく一番上まで登った旧い建物だからエレベーターはついてない。
汗を流しながら運転手さんがブザーを押した。


男が出てきてなにか話している。中に入って見るが・・部屋はひとつのようだ。きょうはいっぱいで泊
まれないとか男の人が言う。

これじゃ安くても階段を荷物持って上がることは出来ない・・「ノーノー」ホテルに戻る。4時頃から
走って今7時になっている3時間もあっちこっち走りまわってもらってタクシー代5000円・・すみ
ませんでした。タクシーセルゴさんにあした10時に来てくれるように頼んで別れる。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ロシアビザ取得、旨く行きます様に。 (中澤 徹)
2014-06-01 16:57:31
松尾さんへ

お元気ですか
行ったことの無い山岳道路は、(荷物でさらに重いバイクでも有り)心配されたとの事と思います。道路情況は問題無く、無事越えられたとの事、良かったです。

バイクスタンドの問題で悩まされた様ですが、溶接改良でなんとかOKとの事、良かったです。(右側通行や、重い荷物も関係したり、旅先では色々問題が出てくるのですね)

これから、ジョージア(英語名で正式とか)からロシアに向かわれるようですね。
日本人の現地での、ロシアビザ取得の難しさとか、さらにカードの現金引き出しが出来ないなど、(一番重要な)難しい問題が出てくるのが、とても大変なんだなと思いました。
ロシアビザが無事取得できるのを願っています。

あと、親切なタクシーセルゴさんからワインのプレゼントで、とてもうまかったとの事、ジョージアはワインの発祥地とか、さすがの美味しさでしょうか!
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中澤さんへ (バイクの松尾)
2014-06-02 14:04:33
コメント・・いつもブログ・ていねいに見ていただいていること感謝ししています。

おっしゃるとうり次から次心配事が続きます・・。これからも中澤さんよろしくです。
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