当然寒い為、服装はアレコレと着こんでいる。
そして、カイロも当然貼っている。ちなみに、腰と背中とおへそが、私の貼るところ。
それから、手が冷たくなるため、手首にも小さめのカイロを挟み、
ポケットの中にも入れておき、手を温めている。
それでも、寒い時は寒い。
そのため、冷え込むと襲ってくるのが尿意。
釣りの途中だと、行くタイミングが難しい。
それが、良く釣れている時なんかは、なおさらのこと。
そんなことで、どうしても辛抱をしてしまい、
アァー、もう我慢できない、となってヤレヤレとトイレへ行く。
これからである。
トイレが近づくにつれて、もうオシッコは、出る気マンマンとなっている。
それなのに、トイレが混んでいる。
そのため、並ばなくてはならない。
しかし、もうすぐにでも出る気だったオシッコは、出鼻をくじかれ怒りだす。
そう、益々尿意が増してくるのである。
それを何とか説き伏せ、やっと自分の順番が回ってきた。
そこで、今度はたくさん着こんでいるため、なかなかオシッコの蛇口が出せない。
こうなると、オシッコは放水始め状態で、待たされてしまい、より一層カンカンに怒り狂っている。
そこを何とか早く蛇口を出そうと焦るのだが、こんなときほど、スッと出てこない。
この時点では、全く余裕を失っており、ちょっと油断をすれば、意思に反して放水を開始してしまいそう。
そんな激しい戦いの末、無事オシッコの放水ができた瞬間の、あの安堵感と幸福感は、何とも言えない。
きっと表情も、アァ~、と至福の薄ら笑み状態になっているであろう。
ということで、冬のオシッコしたい状態には、辛抱は禁物である。