昨日は、同級生の瓦職人 H君からお誘いを受けて、フカセ釣りに行ってきました。
H君は、年に4~5回フカセで鯛を釣ってきているとのこと、息子が私と同じ職場でその辺のこともいろいろと聞いてました。
そこで、興味大の私は機会があれば連れて行ってとお願いしていた次第。
それが、6/16。
朝の6:30、H君と息子が迎えに来てくれて出発。
途中のコンビニで、食料の買い出し。
そして、釣具店へ。
フカセ釣りなんて、まったくしたことがない私は、H君の言われるがまま、仕掛けや氷等を購入。
これがまた、結構高くついちゃいました。(まぁ、結局使ったのは、ちょっとでした。)
ここで、1回目の酔い止め服用。ちなみに錠剤2錠とドリンクを併用しています。
それでは、今回お世話になるのが、小浜旧港の「わかさⅡ」の上野さん。
私たち3名での仕立てです。そのため、実にお気楽。
初心者の私には、ありがたいこと。
それでは、朝の8時前に出港。
お天気は、曇りの小雨。そして、寒い。
停泊場を出てすぐに、給油。
船のガソリンスタンドは、初体験で興味津々。軽油と重油があります。
さぁ、いよいよ海へ。
小浜湾を出ると、結構波があります。
こりゃ、酔っちゃうかも・・・。
上野船長は、他船からの情報を取り入れながら場所の選定。
魚群には、鯛であろう魚の群れの反応が出ています。
もう、これで絶対釣れる気持ちになってます。
準備は、上野船長に教わりながら、揺れる船上で行い、釣り方のレクチャーを受けて、開始。
手で糸を出しながら、錘がないのでゆっくりゆっくり仕掛けを流し落としていきます。
その間、適時にパラパラと少しずつオキアミを撒いていきます。
今回、潮の流れがほとんどないため、なかなか落ちません。
ということで、仕掛けを落としていくのにだいぶ時間がかかります。
撒いているオキアミと針に付けたオキアミが同調しながら落ちていくイメージを描きながら、ぼちぼちです。
そして、リールは、絶えずフリーな状態なので、いつアタリが来るかわからず、真剣に糸の出を注視。
うっかりしていると、一気に食い込んでしまえば、リールから糸が走り出て、バッククラッシュでくちゃくちゃになることがあります。
とにかく1投目、緊張しながら落としましたが、反応なし。
エサがとれていないか、仕掛けは絡まっていないか、生れて初めてのフカセなので、一度確認のためあげました。
もう一度、エサを付け替えて、ゆっくりゆっくり自然な落ち方を意識して、そして、撒き餌のオキアミもパラパラ。
すると、オッ!!!
糸の出方と穂先にアタリの様子が出たので、リールを操作し、竿をあげて合わせを入れ、電動リールON。
小刻みイイ、鯛の引きが感じられます。
ついに生まれて初めてフカセで鯛を釣りあげるか、と感慨深げ。
それに、ベテランH君や経験者の息子を差し置いて、私が船中1番乗りとは・・・。
しかし、あまりにも簡単に上がってくる???
ありゃりゃ。
とにかく鯛でした。
こりゃ、小浜名物、小鯛の笹漬け用か、と思っちゃうような、ちっちゃさ。
それでも、とにかくうれしいので記念撮影。
そして、次の投入で、またまた来ましたぁ~。
今度も鯛の引きがグングン来ます。
しかし・・・。また、軽いぞ。
先ほどより気持ちだけ、サイズアップした鯛でした。
すると、H君がついに来たようです。
私とは、竿の曲がり方がまったく違うではないか。
そして、電動リールで巻き取っているのに、糸がどんどん出て行く。
こりゃ、デカいぞぉー。
そして、船長のタモに収まったのが、74㎝の大鯛。
実に羨ましい。
私は、小鯛なのに・・・。
釣った鯛を〆て、血抜きをします。
ホームページの釣果欄用の写真を撮っているH君。いいなぁ~。
羨ましそうに、指をくわえて見ていた私でしたが・・・。
来ましたぁ~!!!!
また、小鯛か?
と、思いましたが、違います。
とにかく糸がどんどん出ます。
竿がしなります。
こりゃ、ついにやったか・・・。
そうです。やりました。74㎝ 大鯛。
無茶苦茶、うれしいぞぉー!
それから私は、40㎝超を2枚。
撒いたオキアミを食べるカモメと闘いながら、頑張ります。
結局、こんなちっちゃなウマヅラと小鯛を3匹でした。
上野船長と電話で情報交換されていたこちらの船。
もう帰られるところでしたが、元大工さんで個人で船を購入され、釣り三昧の余生を送られている方。
なんて、羨ましいこと。
午後からは、なかなか難しく、午後4時ころからに期待をかけて、頑張りましたが、私は大物が来ず。
しかし、今回のH君は、またまたグゥーンと竿がしなってます。
結果、H君は74㎝、76㎝、最後に78㎝の大鯛をあげました。
そのほかに、もうちょっというところでハリス切れなどで、2匹。
さすがでした。
ちなみにその息子は、今回まったく運に見放されたのか、ダメ。
ちっちゃい小鯛とベラで終了。
だいぶ釣り方を覚えた私は、棚的にもわかり、狙いを定めましたが、悲しいことに海が荒れてきました。
上下3メートルのうねりも出てきて、とても釣りどころではありません。
ということで、ひょっとしたら、デカい鯛をもう1匹釣っていたかもしれませんが、17:30納竿。
まぁ、大鯛を1枚釣ったこと、そして、船酔いをしなかったことが良かったです。
船長の上野さんの言葉です。
釣りは自然が相手ですから大変奥深く最高の趣味だと思っております。
自然を相手に狙い通りに釣れた時の喜びは格別で心から満足できるものです。
しかし、どんな条件でも良い釣果を得るのは大変難しい事ですし、自然の脅威に 跳ね返される事もあります。
自然に順応する事を多く知っていればそれらも全て納得できる事でしょう。
偉大な若狭湾の恵みに感謝し、釣り道を友に歩みましょう!!
普段の釣堀とは違い、大海原の中での釣りは、釣り上げたとき格別の喜びがありました。
また、H君、機会があればよろしくです。
そして、上野船長、お世話になりました。
ひょっとして、マイカ釣りでお世話になるかもしれませんので、その時は釣らせてください。
よろしくお願いします。
それにしても、揺れる船上はものすごく疲れました。