今日のお天気は、雨。
このまま夜には雪に変わる予報。
明日の朝、大して積もってないことを祈ります。
さて、そんな雨の中、午後から出かけてきました。
滋賀県栗東市にある「大野神社」です。
昨年の5月にもお参りしました。
ここ大野神社は、栗東トレセンの近くにあります。
アクセス的には、車でないと便利が悪いところです。
しかし、参拝者は結構おられます。
その理由は、大野神社が嵐の大野君と呼び名が同じだから・・・。
そのため、嵐のファン方がたくさん参拝されています。
特に、先日、嵐が来年末で活動休止という重大発表があってから、またまたたくさんの方がお参り来られているとのこと。
今日もタクシーで来られている方がいらっしゃいました。
参拝は、やはり鳥居から。
続いて、重要文化財の楼門。
そして、拝殿です。
そこを左に進み、手水舎へ。
それから、本殿の方へと向かいます。
途中に神馬像があります。
そして、本殿。
今回の参拝者はちらほらでしたが、多い時は参拝待ちの行列ができるほど。
こちらの祭神は、菅原道真公です。
詳しくは、神社のHPから。
由緒略記
- 御社名:大野神社<おおのじんじゃ>(旧社格 郷社)
- 鎮座地:滋賀県栗東市荒張896番地
- 本社:本殿/祭神:菅原 道真 公<すがわら みちざね こう>
- 境内 摂社<せっしゃ>:三社殿(出雲社)/祭神:出雲大神・恵比寿大神・八幡大神
- 境内 末社<まっしゃ>:水分社<みくまりしゃ>/祭神:天之水分神<あめのみくまりのかみ>(里の神)
金勝山<こんぜやま>の 分水嶺<ぶんすいれい>である龍王山<りゅうおうさん>山項の古祠<こし>(天之水分神を祀る)は当神社のご本神(山の神)である。
のちに年代は不詳であるが、現在のこの場所に「里の神」として同神のご分霊を祀ることとなる。
今日も五月の例大祭<れいたいさい>前には、ご本山に上がり龍神祭<りゅうじんさい>を斎行している。 - 境外末社(氏子地域内)社名:
春日神社(東坂地域)・松倉神社(中村地域)・中山神社(蔵町地域)・白山神社(観音寺地域) - 兼務社:春日神社(荒張地域)
由来
創祀<そうし>年代不詳であるが、社伝に天徳<てんとく>三年(959年)勧請<かんじょう>とあり、また古典・所伝によると、元慶<がんきょう>六年(882年)以前より社のあったことがうかがわれる。
聖武天皇の勅願により、奈良の都の北東(鬼門)の方角に位置する地に、国家鎮護の霊山として金勝寺<こんしょうじ>を建立した際、この地は大野神社の元の名所である天神社<てんじんしゃ>[祭神=天之水分神(水の神龍神)]の統領座<うしはきます>地であったことから、好むと好まざるに関わらず仏教主導の宗教政策の大波にのみ込まれ、明治二年の「神仏分離令<しんぶつぶんりれい>」を受け、社名を大野神社と改めるまで神・仏ともに共生し歩むこととなる。
上記の天神社はのちに狛坂天神<こまさかてんじん>・於之宮天神<おのみやてんじん>等と名称は変えられて来ているが、現在境内末社である水分社がその大神社である。
また、寛平<かんぴょう>九年(897年)、権大納言 菅原 道真 公が勅使として金勝寺に参向された折、当神社に滞在された由縁や道真公歿後の天神信仰を受け、天徳<てんとく>三年、於之宮天神<おのみやてんじん>(天之水分神)の社横に於之宮天満宮祭神=菅原道真公を祀った社が創建された。これが今日の大野神社であり、本殿・拝殿・楼門は天満宮としての建造物である。
この天満宮創建の後、創建は不詳であるが出雲大神・恵比寿大神・八幡大神の三神が一体となった社が新たに祀られる事となり現在に至る。
今日でも「学問の神」・「農耕の神」・「天候を司る神」・「勝負事の神」などとして信仰を色濃く残し、古来から残る祭祀を大初に受け継いでいる。