ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

3つの条件ってホント?

2020年03月16日 | 戯言
NHKで新型コロナウィルスに関する特別番組をやってました。


今月9日に専門家と言われる方々の集まりである「専門家会議」が提示したそれまでのデータを基にした対策が
(1)換気の悪い密閉空間
(2)多くの人が密集
(3)近距離での会話や発声
この3つの条件が重なる場所を避けること、そういった場所を出来るだけ作らないことでした。

今日番組をチラ見してその場で「専門家」が視聴者の質問に答えていましたけど、あれっ?と思ったのは、この3つの要素が未だモノサシになっていることと、新幹線や飛行機は(3)には該当しないので利用について問題は無いような言い方をされていたことです。
だとすれば、コンサートホールでの公演自粛は理に適わなくなります。だって、(2)しか該当しませんよ。
やっぱり数日前に言及しましたが、専門家はライブハウスとコンサートホールの区別は付いていないようです。(笑)

オヤジは余程パチンコ屋がキケンと思っていましたが、それはそれで反論する人がいらっしゃることも知りました。
議論はあって良いと思うのですが、コンサートや演劇の公演の中止が相次ぐ中でパチンコ屋の営業自粛といった知らせはトンと聞かないのは何故でしょう?

こんな大騒ぎになる前にオヤジは「『自粛の要請』という名の強制」について言及しました。
今はまさに理性的判断を要求されるものを感情的な強制力で政治力の無いところが無理やりねじ伏せられている印象がオヤジにはあります。

何故、屋外の甲子園のセンバツは無観客開催もダメで中止しているのに、屋内の大相撲は無観客開催を続行しているのか?
公式戦開幕を延期しながら、オープン戦は無観客でも予定通りやり切ったプロ野球と無観客もプレーヤーの健康も理由にして中止にした高校野球の違いは何なのか?
中止や延期のものと、聴衆や観客を入れずに催行するものの客観的な判断基準は何で、今までに意思決定されたものに整合性はあるのか?

客観的な根拠に基づく合理的な説明が出来るなら、是非してもらいたいものです。
プロとアマの違いとか、大人と未成年の違いとか、興行と教育の違いとか、そんな抽象的な違いはご都合主義であり合理的理由にはなりません。

感染拡大防止の錦の御旗の下に、情緒的な空気で流された行動がどれだけキケンなことか。
在庫は十分にあると言っている紙製品類の棚が、昼過ぎに店頭に行くと相変わらずスッカラカンの状況はその端的な現れです。

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