ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

このぐらいなら自分でもできる

2024年08月04日 | 時事
(ヤフーニュース配信共同通信2024年8月4日付「作曲家、湯浅譲二さん死去 文化功労者」)
医学部を中退されてますがオヤジとっては母校の大先輩です。
ウィキに書かれた「当時は外科医志望であり作曲は趣味として行うつもりだったが東京で日本の現代音楽の状況を知るうちに『このぐらいなら自分でもできる』と思うようになり・・・」の一節。
文字通り実践して日本の現代音楽の重要な一翼を担われました。

オヤジは一面識もございません。
初めて接したのは、1973年に尾高賞を受賞した「オーケストラのためのクロノプラスティク」という作品。(後にこれをⅠとしてⅢまで作曲)
オヤジがまだ小学生あるいは中学生だった頃に、1973年に尾高賞を受賞した作品としてN響の演奏会で聴きました。
全く理解できませんでした。(笑)

この時が尾高賞の初受賞で、今年94歳にして5回目の受賞をされたばかりでした。
未だ湯浅譲二さんの純音楽作品はオヤジの理解を超えてます。
この音楽が作曲している時にご自身の頭の中で音楽が鳴っていて五線紙がイメージされていたとしたら、オヤジの想像の域をはるかに超えています。

でも、きっとそうだったんでしょうね。
凡人と天才の解り易い違いです。

一方で童謡や映画音楽、ドラマの音楽なども手掛けています。
ちゃんと頭の中でオヤジが理解できるメロディも奏でていたのだと思うと、オヤジはちょっとだけホッとします。

「はしれちょうとっきゅう」はオヤジにとっても従兄の小さい頃の叔母に纏わる思い出があり、この曲が湯浅さんの曲だったんだと知って改めてビックリしています。
もう一つはNHKの大河ドラマ「元禄太平記」がオヤジがまだ大河ドラマを視ていた時代。
それまでのテーマ音楽と比べると少し捻った感じの音楽が湯浅さんだなぁと感じていた当時中学2年生のオヤジでした。

とにもかくにも日本の現代音楽の一時代を担われた先生のご冥福をお祈りして、合掌。


湯浅譲二:クロノプラスティク I - III


はしれちょうとっきゅう


【NHK大河ドラマ】(1975年) 元禄太平記,湯浅譲二,若杉弘,NHK交響楽団

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