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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

希望

2017年09月25日 | 戯言
しがらみのない政治を標榜されています。
突然の代表就任表明やこれまでの新党結成の動きをリセットする等の言動はまさに観客を魅せる劇場型ですが、それはあくまでも舞台上でのこと。
舞台裏にはしがらみの匂いがプンプンしてきます。

ヤフーニュース配信毎日新聞9月25日付「<小池知事>『希望の党』結成 代表就任『消費増税凍結』」を読んで、「希望の党」が目指しているものは耳心地が良いけれど具体的にイメージできないところに危うさを感じました。

政策の5本柱のうち「希望の政治」、「希望の社会」、「希望の経済」、「希望を守る環境・エネルギー」って4つも「希望」を連発していますが、それって具体的に何?

自民党がどのような政策を主張し、世論がどう反応するか窺ったうえで、自らが支持を得やすい中身に変え易いようにと考えていそうです。

5番目の柱「憲法改正」についても注目されている9条論議に絡めながら、それだけでいいのか?の問いかけで止めているところもそれを裏付けるかのような絶妙なシガラミを感じさせるサジ加減。

またそこに何はともあれ当選することを目的とする輩が主義主張は二の次でなだれ込んできますから、うさん臭さが日に日に増してきます。

なだれ込む方々が口々に公言して憚らない国会議員にならなければ政策が実現できないなんて詭弁そのもの。
一体、アナタは前の党でどんな政策を自分のチカラでどう実現してきたのか?と問いかけたいですね。まあ、詭弁力はそこでも発揮されるでしょうけど。

所属する党の政策もロクに理解していない人が知名度と党のチカラだけで当選しちゃうから、当選してチヤホヤされるとその使命と責任は吹っ飛んでステイタスに溺れて挙句の果てにスキャンダルに巻き込まれるんじゃないでしょうか。

結局はシガラミ同士のぶつかり合いであることは確かです。
さて、オヤジなりにどうやって見極めるか・・・です。