Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

’08.すずらん(#2)

2008-05-06 09:45:25 | 趣味の話&本と雑学メモ
<添付画像>:我家のすずらん
撮影場所: 我家の庭の片隅にて
撮影年月日:平成20年5月3日午前10時50分頃
天 候: 快晴(気温22℃)


 (先日記事〔こちらから入れます〕より続く…) デジカメで近接撮影した画像を掲載する、、、。

 この画像を眺めていると、「とある事」を思い出した。

 就職して初めて給料を手にした日(たぶん昭和42年の4月25日)の夕刻、給料袋を携えてカメラ屋に直行しペンタックスSPを月賦で買った日のことである。 確か?55mm標準レンズ装備にてソフトケースが付いて、定価3万円少々の価格だったはず。 もちろん初任給は5万円に至らず、会社の指定業者だったそのカメラ店は『給料天引き』の割賦支払が可能だった。 (今のようなクレジットカードなど全く無い時代です) さっそく給料袋から取り出した現金5千円を支払ってカメラの現物を手にする。 笑ってニコニコ!その後は、一回当たり3千円支払で延べ8~9回の割払いをした。 安月給取りにはたいへん高価な買い物だった。

 とにかく夢に見た一眼レフが手に入ったその日を境に、気分は一流アマチュアカメラマンになった。 休日ともなればカメラをぶら提げて「撮影」に繰り出した。 今のように車社会ではないから遠出はできないものの、市内の有名庭園などを散策し「花」を近接撮影して回ったのだ。

 今にして思えば、
 最初に撮影した花は、「つつじ」だったか。 
 その次が「バラ」、、、。
 その翌年の春が「さくら」だった、、、。

 「花を愛でる心」など皆無だったはずの我輩にして、カメラのレンズを通してようやく『草花の美しさ』に視線を向けるようになり、四季折々の自然界の織り成すモノノアワレに目覚めさせてくれたカメラの功績は大きい。

 大自然が創造した「花の造形と色彩」の美しさに、あらためて興味を持ち、本格的に近接撮影を始めたのは、カメラを手にした翌年からだった。

 かくして、カメラ初心者が一番最初に試みるのは「近接撮影」であるか、、、。

            <…完…>


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