見よ! 犬が働いているではないか・・・
ギターを奏でるご主人様に付き添い、今日も ラ・ランブラ の 歩行者天国の野外路上劇場で丸一日、赤のシルクハットをかぶり会計担当の看板を首に下げ、それでなくとも四六時中眠いまなこを半開きにし、道行く「顧客」に御捻りを求めて頑張っているではないか・・・
我輩、目頭が熱くなった。
なぜそうなったか?
「・・・・・」
「違う違う、、、」
「芸人のギター演奏の見事さに感激したのではない!」
そんな事で、感激するわけがない。たった今、ヴィセンテ・アミーゴの名演奏を聴いたばかりではないか。
比較にならん。
なぜか、いたいけな狛犬のごとき、いや、虚無僧が尺八を吹く心境のごとき世を儚んだ哲学者的風貌の犬、会計係を勤める「犬」の熱心さに心打たれたのである。
スペインの犬が、こうして熱心に働いているにもかかわらず、方や日本では、我輩がブログ投稿記事作成にかまけ、時間をひたすら費やしている、、、。
「世の中どうなっているか? なんということだ!・・・」
あ~・・・
エセ男爵の怠けさ加減、虚無僧的犬(コムソウテキ犬、と、読む)の真面目さ加減、ウヌ?如何せん、、、。
こんなところから、なんだか「大人の童話」が生まれるのでしょうか。。。
douwadouwaさん、コメントありがとうございます。