Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

非日常的な日々・・

2007-10-10 23:59:55 | つれずれ紀行
<掲載画像>:元気に夏を生き抜いた「とある植物」の晩秋・・
撮影場所:我家の庭先にて
撮影日時:平成19年10月9日午後3時過ぎ
天 候:曇天時々薄日射す・・


 ふと、庭の草花に視線向いた、、、。

 どう云う訳か今年の秋は珍しく、郷里の自宅にいる。 ならば、この数年間の「秋の頃」を振り返ってみたい、、、。 


 昨年のこの時期は軽井沢にいた。

 毎日、気ぜわしく長野県の観光地を徘徊していたこと思い出す、、、。 それなりの肉体労働もこなし、夜な夜な友人知人と示し合わせ軽井沢の居酒屋やレストランを徘徊し、酒精分を取り込み気炎吐いていたこと思い出す。 忙しかったけれど、日々愉快に過ごしていた。

 一昨年のこの時期、東富士山麓の「富士スピードウエイ」にいた、、、。 レース観戦し、夜な夜な御殿場の夜の巷を徘徊し、これまた酒精分を取り込み気炎吐いていたこと思い出す。 忙しかったけれど、日々愉快に過ごしていた。


 軽井沢と東京経由にて郷里に帰ると、ドッと疲れが出て「夏風邪」ならぬ『秋風邪』を引いてしまい、約半月間にわったって頭脳朦朧。 毎日、何をやっているのやらさっぱり判からなかった。 つまり、作業しならなければならぬこと全く捗らず、おおよそ1ヶ月も病に臥せっていた、、、。
 風邪の抜け切らない秋の夜長、頑張ってカキモノを書き進めた! それなりの緊張感あって、楽しかった、、、。 この頃、可能な限り酒精分の摂取はひかえた、、、。


 そして二昨年前?(こういう日本語はないぞ!おかしい?)
 そう、つまり、一昨年のその前の年!すなわち平成16年はどうであったか?

 あの頃、御殿場からさらに東富士山麓裾野を登ること約20km? 静岡県の駿東郡小山町在所なる名門フレンチレストラン&ホテル、すなわち Auberge Blanche Fuji にいた、、、。 日々、オーベルジュを訪れるお客さまとの接点あり、忙しくも痛快な日であった、、、。

 その前は? 

 ほとんど日本に居なかった、、、。

 「・・・!」 

 「な、なるほど、、、」

 いずれにしてもこの4~5年間、秋になると郷里を離れ「旅人」に早変わりする日常を繰り返している。

 あらためて「今年の秋」を振り返ると、如何?

 郷里にいる。 自宅に居る。 目的は、長年書き続けている「長編小説」の発刊に向け、作業を進めている。

 初出版に向けた作業は凡そ決着付いたけれど、ますます落ち着かない。

 そして今、自宅にいるなど、珍しい、、、。 そして、落ち着かない。

 「・・・?」

 そうなんです。

 そろそろ旅に出ないと落ち着かない? 普通の人の日常が、我輩にとっては非日常なのです。

  「どこか、旅に出たい!」

                  そんな想いの、今日、今夜、なのです。


         <「非日常的な日々」・続く・・>