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ばかばかしく外せない紹介「我が愛機」

2005-04-19 08:48:33 | つれずれ紀行
     付き合いはじめて、すでに10年・・・

   長いといえば長いが、そんなに長くはなくまだ10年である。

 もう手放したりはしない、我輩一生、この連中と付き合うつもりである。

 なになに? 一生涯、だれと付き合うのか?

 犬?猫?の類のペットではない。
 女、か~? ちがうちがう、 かんべんしてくれ、、、。
 わけのわからん事、想像してくれるな。
 我輩、そこまでヤボではないぞ。 
  
 では、何なのだ、、、。

 それは、2台のカメラと数本のレンズ群システムである・・・
                


 その名は「コンタックスGI」
     この機種のデビューは、もう古い。

 カメラのお好きな方には先刻ご承知置きと思うが、詳しくない方向けに、ここで少しスペックを紹介しておく。

発売:1994年9月
価格:(ボディー)¥143,000.-
   (レンズ)  ¥37,000.-
(Karl Zise Planner 45mm F2)標準レンズ
大きさ・重さ:133x77x42mm・460g

 現在、我輩の手元にあるのは、
  *ボディー = 2台
  *レンズ(合計4本)28m / 35mm / 45mm / 90mm
  *ストロボ = 2台

 写真上部のボディーは一度、4年前インドネシア東ジャワのSurabaya Hilton Hotelのロビーでチェックインしているとき、ロビーカウンターから下の大理石スレートに、見事に落下させ、ボディー右手頭のシャッター部分をいやというほど打ち付け、さらにその時装着していた45ミリレンズのレンズフードもぶつけていた。さらに、ボディー右手に、わずかながら擦り傷があるのをご確認いただきたい。
 さてその時、
 瞬間、完全に破壊した! 再起不能か! と思ったが、
何とシャッターは切れるしオートフォーカスのレンズ駆動モーター音も変わりなく聞こえるではないか?一瞬ホッとした。
 装着していたフィルムの残り10枚弱、その日のうちにテスト撮影を済ませ、翌日スラバヤ市内で現像、結果、なんら問題はなかった。が、数日たって撮影したものは、やはりピントが若干合わないものが出て来た。数週間後、日本に帰って直ちに修理に出した。修理に出すと手元が寂しい。したがって2台目のボディーはそのときに購入したものである。
 約一ヶ月後、シャッターボタン部分の部品にわずかな凹みたあった為、その部分の部品が取替えられていたのみ、無事に総合オーバーホールが終了した。
 若し、他のカメラをスラバヤヒルトンで落としていたら、おそらく完全に使い物にならない状態に壊れていたに違いない・・・
 このカメラだからこそ、この程度の被害で済んだし、修理も可能だったに違いなく、その時あらためてこの機種のすばらしさを実感することになった。
 
 今から、このカメラの特徴を申し上げる。

まず長所とは、
1)綺麗だ、美しい。チタニウム合金で出来たボディーから反射される光は芸術的である。
2)丈夫である、頑丈だ。それは我輩が身を持って体験した落下事故で実証される。チタニウム合金の強さは、美しさだけにとどまらない。
3)カールツアイスのレンズが結実させる「映像」の出来が、すこぶる良い。画像のシャープさは満点であり、さりとてニコンのレンズほど硬くなく、キャノンのレンズが持つカラー発色以上の良さがある。

その次は、短所、
1)このオートフォーカスシステムが出来損ないで、結果としてすこぶるピントが合わせずらい。
スポーツ写真を撮ろうと思うと、もう完全にお手上げだ。つまりピント合わせに時間がかかるから、速写は完全にお手上げだ。
2)50cm以上、より近くの接写が出来ない。それはそうだ。レンジファインダーシステムだから、50センチが限界だから文句を言う筋合いはない。接写は一眼レフのお家芸だから、これは一眼レフの機種に任せなければなるまい。
3)ボディーが適度に軽い。さりとて、バカチョンカメラほどめちゃくちゃに軽いと、シャッターブレが起きて危険である。が、そこまで軽くないから適度に軽いと表現するのである。軽いボディーは、海外旅行中あるいは長期移動中の撮影に適している。

以上を以って「我が愛器」とし、これを一生涯使おうというのである。
しかし、そろそろ同系列の若干新しい機種・コンタックスG2を愛器の一員にくわえなければならない。なぜか?それは、GIよりピント調整機能が改良された機種であり、速写が可能であるからだ。同系列だと、レンズが互いに交換できて宜しいからだ。

デジカメはどうする?
いまでも、SONYの旧式を使っている。バッテリーを2本持っているが、すでにヘトヘトに弱っている。もう寿命だ。バッテリーが使い物にならなくなるまで、現役で使ってやりたい。
ま~ きょうび、デジカメの時代であるが、ここぞ!という気合を入れた撮影は、例え素人とながらもフィルムカメラにこだわってみたい。

少し間をおいて、このブログであらためて我輩のカメラ歴史を少し紹介する。
東ヨーロッパの中古カメラ屋で買い集めたガラクタ? それなりのクラシックカメラが紹介できると思う。 

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