銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

戦雲

2011-03-25 23:25:20 | さ行
今宵の友は1959年制作の「戦雲」
第二次大戦下のビルマ(現ミャンマー)を舞台に、米軍大尉が現地人のカチン族率いて組織したゲリラ部隊と日本軍の戦いを描いた戦争映画。原作はトム・T・チャーメルズの同名小説。スティーヴ・マックイーンがスターへと上り始めるきっかけとなった作品。

第二次大戦中、ビルマの北部のジャングルで、迫りくる4万の日本兵を翻弄するゲリラ部隊があった。それは米軍のトム・レイノルズ大尉(フランク・シナトラ)と英軍のダニー大尉(リチャード・ジョンソン)が率いる現地人カチン族の部隊であった。しかし、救援物資がなかなか届かないことと医者がいないことを本部に進言するべく2人はインドへ向かって・・・という設定。

F・シナトラのための映画って感じで、この映画が何を訴えたかった真意が掴めないまま観終えてしまった。S・マックイーンのジープの運転や銃撃にその演技と言うか才能が見えていた気がするし、チャールズ・ブロンソンも脇役ながら味がでていた気がする。これをきっかけに荒野の七人や大脱走につながっていったと思えば、ま、いいか。

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