銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ギャング・オブ・ニューヨーク

2010-12-09 01:20:01 | か行
今宵は2001年制作の「ギャング・オブ・ニューヨーク (2DISC SPECIAL EDITION)」!
1863年、ニューヨーク・マンハッタンの一角にあるファイブ・ポインツを舞台に生粋のアメリカ人と移民のアイルランド人の間で繰り広げられるギャングの抗争と人間ドラマ描いた作品。1928年刊行のハーバート・アズベリーの同名著書から着想を得たモノで、あまり語られないNYの過去に踏み込んでいる。

NYのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人による組織“ネイティブズ” とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ” を頂点とした互いの利権争いの日々が続いていた。その抗争の中で、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビル・ザ・ブッチャー(ダニエル・デイ=ルイス)に殺されたアムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は16年の少年院の刑期を終え、戻ってみると・・・という導入。

あまり知られていないNYの過去を元にしながら、原作に脚色を施し、重い感じに仕上げたモノ。長編ながら飽きずにというか、逆に引きつけられて時間の経過を気にせず観られる作品。女掏摸のジェニー役のキャメロン・ディアスは、相変わらず笑顔の方が似合う女優だなぁ。

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