銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ブリット

2009-09-04 23:02:39 | は行
今宵は1968年制作の「ブリット」
サンフランシスコの坂道を舞台に繰り広げられるカーチェイスが見応え十分な刑事物。「拳銃無宿」で人気スターの仲間入りをし、以後はアクションや演技でもスターとしての地位を確固たるものにしたスティーヴ・マックィーンが主演で、カーチェイスも本人が公道を160km/h以上で駆け抜けている。

シカゴのシンジゲート壊滅のため司法取引により保護された男を数日間護衛するように命令を受けたフランク・ブリット(S・マックィーン)は、同僚と交互に安ホテルに宿泊している男の護衛を開始する。しかし、部屋に踏み込んできた2人組の殺し屋に同僚は脚を、保護していた男は肩口をショットガンで撃ち抜かれ、病院に搬送され・・・という展開。

S・マックィーンというと、まず“大脱走” が思い浮かぶが、他にも荒野の七人、パピヨン、ターワーリング・インフェルノ等々名作に出演して、なかなか渋いオヤジという印象。残念ながら80年に肺ガンで死去し、遺灰は太平洋にまかれた。恋人キャシー役を“70年代最高の美女”と謳われ、とってもとっても美しいジャクリーン・ビセットが演じている。

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