銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

セイント

2009-01-04 05:08:29 | さ行
今宵は1997年制作の「セイント」
レスリー・チャータリスの冒険小説を原作とし、1960年代にはTVシリーズにもなったりした作品。ハイテクを駆使し、聖人“セイント” の名を使い、神出鬼没で変装の名人である怪盗の活躍を描いたサスペンス・アクション。本作では、その誕生秘話的導入も描きつつ現代版アレンジが施してある。

香港の孤児院で育ったジョン・ロッシは、神父が名付けた名前に馴染めずにいた。そして自らをサイモンと名乗り、その手先の器用さから孤児院ではヒーローだったが、そのことが災いして、目の前で初恋の少女を失ってしまうというトラウマを持ったまま成長をしていた。そして、今や変装を駆使する怪盗“セイント” (ヴァル・キルマー)として国際的犯罪者となり、ロシアの石油王イワンの金庫に強盗に入いり、見事に盗みを完遂するのだが・・・という展開。

実写を多用し、CGをあまり用いていないので、リアル感のある映像で描かれている。V・キルマーもなかなか良い味をだしている気がするが、ちょっと中弛みが無いわけでもない。でも、一気に観れてしまう面白さはある。ヒロイン役のエリザベス・シューがキュートで良い! あ、今思った、なんかルパン3世っぽいかも(笑

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