銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

2018-06-17 00:14:42 | は行
今宵は2010年制作の「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」!
アメリカでベストセラーになったリック・ライアダンの同名ファンタジー小説の第1部“盗まれた雷撃” を原作とし、半神半人(デミゴッドあるいはハーフゴッドと称される)の少年パーシーの冒険をギリシャ神話と現代とを融合させて描いたファンタジー作品。

文字が浮いて見えたり、幻聴がしたりと、自身がADHD(多動性障害)ではないかと悩んでいた高校生のパーシー(ローガン・ラーマン)は、ある時、謎のクリーチャーに襲われる。その危機を救った教師ブルナー(ピアース・ブロスナン)と親友のグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)から、自分が海の神ポセイドンの息子であるという事実を知らされる。また同時にゼウスの稲妻を盗んだとの嫌疑がかけられていることも告げられ……という前振り。

クリーチャーやCG映像は、なかなか迫力があって良いのだが、如何せん原作が児童文学で、それをそのまま映像化したような作品のため、内容構成自体が緩く、理屈っぽい大人にはちょっと不向きかも。ギリシャ神話と現代という強引な融合だし、いろいろと突っ込みどころ満載だけど、それを容認して観られる人にとっては、そこそこ楽しめる仕上がりと思う。

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