銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

夕陽のガンマン

2007-10-02 01:51:53 | や行
今宵は1965年制作の「夕陽のガンマン」
クリント・イーストウッド主演で描く、言わずと知れた、マカロニ・ウエスタンの傑作第2弾。本来なら前作“荒野の用心棒” から観たかったのだが諸事情でこっちから。マカロニ・ウエスタンとはイタリアのスタジオで作られた西部劇のことを総称した日本の造語。アメリカではスパゲティ・ウエスタンと呼んでたらしい。

投獄されていたインディオ(ジャン・マリア・ボロンテ)が、手下の手引きで脱獄に成功する。時を同じくして、賞金稼ぎのモンゴ(C・イーストウッド)という若い男とモーティマー大佐(リー・バン・クリーフ)と言う初老の男がインディオの首を狙って同じ町に辿りつく。首領の首にかけられた賞金は1万ドル。手下の分も合わせると2万ドルにもなる稼ぎの為、モンゴとモーティマーは一気触発の状態になるのだが・・・という展開。

くわえ煙草にしかめっ面のC・イーストウッドが格好良過ぎる。仕上りとしても40年以上も前なら斬新な映像とテンポだったはず。当然、今日でも観賞に耐え得る作品だけど。あ、もう一人の賞金稼ぎ役のL・V・クリーフの渋い演技も見逃しちゃいけないw あと、哀愁漂う口笛が耳に残るなぁ・・・。

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