銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

スノーホワイト/氷の王国

2020-06-21 00:06:03 | さ行
今宵は2016年制作の「スノーホワイト/氷の王国」!
白雪姫スノーホワイトと邪悪な女王ラヴェンナとの争いを描いた前作の続編というかスピンオフというか、過去とその後を描いた作品。邦題ではスノーホワイトを冠しているが、本作ではスノーホワイトは出て来ず、女王ラヴェンナと妹フレイヤ、それに前作でラヴェンナと戦ったエリックを中心として描いている。原題は“ハンツマン”。

邪悪な女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)の妹フレイヤ(エミリー・ブラント)は、子供を失うという出来事を切っ掛けに氷の魔力が覚醒するも、愛に不信を持ち、深く心を閉ざしてしまう。そして姉の元を離れ、北の地に新たな氷の王国を築く。そこでフレイヤは、侵略した土地から集めてきた子供に対し、訓練を行い、最強の軍隊を作り上げていった。そこで育った戦士のエリック(クリス・ヘムズワース)とサラ(ジェシカ・チャステイン)は、互いに惹かれ合ったのだが……という導入。

相変わらずC・セロンは存在感があり、美しいのだが、妹フレイヤを演じるE・ブラントもなかなかの光を放っていたと思う。また衣装も素晴らしく、特にゴールドのラヴェンナとシルバーのフレイヤの対比は感嘆の域。原題からするとエリックとサラが主人公なのだろうが、フレイヤの物語といった思いを強く感じたのは、私だけでは無いと思うのだが……。

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