銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ダーティーハリー

2020-10-20 00:02:26 | た行

今宵は1971年制作の「ダーティーハリー 」!
30周年記念限定コレクターズBOX仕様。
サンフランシスコを舞台にハリー・キャラハン刑事が偏執狂による連続殺人事件を“法で裁けないなら、銃で裁く” 的な正義感で解決に導く刑事アクションもので、以降のアウトロー的ヒーロー像の元になったと言える作品。当時、「被疑者にも人権がある」と言った世相が盛り上がってきている中、敢えて逆をいくスタイルの作品として誕生。

いつも汚れ仕事を任されることから、“ダーティーハリー” と呼ばれていたハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)の勤務するサンフランシスコ市警管内で、屋上プールで泳ぐ女性が狙撃される事件が発生する。捜査中、ハリーは狙撃地点に残された薬莢とメモを発見する。メモには、スコーピオンの署名で市警に10万ドルの要求と、拒否すれば次は神父か黒人を殺すと書かれていて……という導入。

C・イーストウッドと言えば、“夕陽のガンマン” か“ダーティーハリー” か、と言うくらいイメージを固定化した映画で、両者の共通点は「タフガイ」! 44マグナムを片手に凶悪犯に立ち向かう姿や実写によるカーチェイスは、その後のアクション映画の方向性を定めたと言っても過言ではない気がする。ホットドックを頬張りながら、銀行強盗と銃撃なんて、恰好良すぎる。


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