銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

シリコンバレーを抜け駆けろ!

2014-09-01 00:01:45 | さ行
今宵は2002年制作の「シリコンバレーを抜け駆けろ!」!
大手企業のマーケティング部門で地位と実績を積み上げた若者が、自ら創り出す仕事に憧れてベンチャー研究機関へ転職し、そこで苦労を描いたドラマ仕立ての作品。ポー・ブロンソンの同名小説を映画化したものだが、設定には違いがある。

アンディ(アダム・ガルシア)は、広告という現状の仕事に満足できず、自ら創造する仕事に憧れ、上司の推薦でラ・ホンダという研究施設へ入る事となった。しかし、既に研究員は飽和していること、企業のコネで入ってきたこと等から邪険に扱われ、研究施設に残る条件として、99ドルのパソコン作成という難題を突き付けられる。そこでまずはプロジェクトに参加してくれる人材を探して・・・という設定。

まず邦題。“抜け駆け”という名詞を無理矢理、“抜ける+駆ける”複合動詞の造語にしていて、なんだかなぁ。映画の内容的には相手を出し抜けとか、抜け駆けしちゃえの意味があるので、そこは合ってるんだけどイマイチしっくりこない。内容的には、可もなく不可もなく暇つぶし程度。集めた仲間もインド人の凄腕ハッカー、潔癖症のマザーボードの達人、引きこもりのプログラマーとどこまでヲタクで表現。日本未公開かつアメリカでも短期上映だったのも頷ける。

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