銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

シャレード

2007-08-18 01:02:30 | さ行
今宵の友は1963年制作の「シャレード」
パリを舞台に夫の死とその後に繰り広げられる連続殺人のサスペンスを題材に、オードリー・ヘップバーンとケイリー・グラントのロマンスの香りをつけて、隠し味にコメディといった感じの作品。脇役陣は、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ、ウォルター・マッソー等が固めている。

夫との離婚を考えつつバカンスから戻ったレジー(O・ヘプバーン)だったが、帰宅すると家財道具は全て無くなっているうえ、夫が殺害されたと知らされ愕然とする。葬儀に殆ど参列者は無く、テックス(J・コバーン)、スコビー(J・ケネディ)、ギデオン(ネッド・グラス)という怪しい3人が現れただけだった。そしてレジーはCIAのパーソロミュー(W・マッソー)から夫が戦時中に25万ドルを隠匿していたと聞かされて・・・という展開。

半世紀近く前の作品ながら、その設定や展開等、色褪せていないどころか、最近のサスペンスにも流用されているくらい素晴らしい。不覚にも最後までコロッと騙されてしまったw しかし、オードリーが可愛過ぎる。演技に加味されるクリクリな瞳、単色の衣装の着こなし等々、惚れちゃうね(笑

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