銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

勝利への脱出

2007-09-15 01:57:07 | さ行
今宵は1981年制作の「勝利への脱出」
捕虜収容所からの脱走とサッカーを結びつけて描いた作品。占領下のパリで開催が決まった連合軍捕虜チームとドイツ軍精鋭チームの試合を軸に、捕虜側の脱走、ドイツ側の国策宣伝という双方の思惑が絡み合っていく。

第2次大戦下、ドイツの捕虜収容所に収監されていた連合軍兵士達は、運動がてらサッカーに興じていた。そんなある日、独軍将校フォン・シュタイナー(マックス・フォン・シドー)は、ふと独軍チーム対連合軍捕虜のサッカー試合を思いつく。そして、捕虜のサッカーチームリーダーであるコルビー(マイケル・ケイン)に試合を申し出る。一方、それとは別の所でハッチ(シルヴェスター・スタローン)は独自の脱走計画を練っていて・・・という展開。

ペレを筆頭にボビー・ムーア、オズバルド・アルディレス等の名プレーヤーを実際に起用しているので、サッカーシーンだけでも面白い。ペレのオーバーヘッドも観られるし。途中の展開に中弛みもあるけど話の内容は単純明快なので、ラストまで飽きずに観られる。まぁ、脱走モノとしては異色なので好き嫌い分かれるかもしれないが・・・。あと、エンドロールがCastではなくPlayerなのも洒落ている。

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