銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

白いドレスの女

2010-12-19 03:09:40 | さ行
今宵の友は1981年制作の「白いドレスの女」
熱帯夜の続くフロリダを舞台に若手弁護士が美しい人妻がめぐらせた遺産相続をめぐる罠に巻き込まれていくサスペンス・スリラー。B・ワイルダーの「深夜の告白」を基にローレンス・カスダンが脚色したモノで、どことなくノワールな雰囲気の漂う作品。

猛暑の続く夏、弁護士ネッド・ラシーン(ウィリアム・ハート)は涼を求めて海岸沿いの野外ステージをぶらついていた時、白いドレスを着た美しい女を見かけ、声を掛けるが夫のある身だとして軽くあしらわれてしまう。彼女のことが気になって仕方がないネッドは幾晩か捜し回り、やっとあるバーで彼女を見つけ、名前がマティ・ウォーカー(キャスリーン・夕ーナー)ということを聞き出し、彼女の家へ行き・・・という導入。

話の展開や組立等、30年経っても色褪せていない内容で、一気に観られる作品。観終わってから、あそこに伏線がとか、ヒントがとか、思い当たる節が沢山あって、なかなか見応え充分の作品。K・夕ーナーにとっては、この作品が銀幕デビューの記念作。ともあれ、白いドレスの似合う女には気を付けねば(笑

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