銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

バイオハザード:ザ・ファイナル

2018-05-08 00:26:10 | は行
今宵は2016年制作の「バイオハザード:ザ・ファイナル」!
ミラ・ジョヴォヴィッチがヒロインを務めるサバイバルホラーゲームの映画化シリーズ第6弾で、前作から4年ぶりの完結編。冒頭は、やはり前作のラストシーンから継続して始まる展開となっているが、前作のエンドクレジット直前まで登場していたジル・バレンタイン、エイダ・ウォン、レオン・S・ケネディ等は本作では登場せず、映画本編では詳細不明。ただし、小説版ではそこのところを補完しているので、興味があれば小説も、という感じ。

レッドクイーンとの戦いに敗れ、瓦礫の下で目を覚ましたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、廃墟と化したホワイトハウス周辺の建物を徘徊するうちに、異様な機械音に導かれ、とあるコンピュータールームへと辿り着く。そこで待っていたのはなんとレッドクイーンであり、彼女の口から“人類滅亡まで残り48時間である”“T-ウイルスの抗ウイルス剤がラクーンシティの地下にあるハイブにある”“自分はアンブレラ社の社員に危害を加えられないが、アリスならできる”といったことをを聞かされる。半信半疑ではあったが、一縷の望みとアリスはラクーンシティを目指し……という導入。

“I” が2002なので、なんと14年で完結するという息の長い作品。ま、本来は2014の予定が、ミラの妊娠・出産でずれ込んだのだが、それでも12年だけどね。ミラは相変わらず格好良いのだが、やはり14年の歳月は美しさより逞しさに偏ったな、と言う感じ。本作ではモデルのローラが序盤に出演している。オーディションで採用されたと言うが、前作の中島美嘉と言い、日本市場を意識している感じが見え隠れする。作品としては、“ハイブに始まり、ハイブで終わる” というコンセプトで、かつての作中で見たセットがまた生かされていて、結構懐かしく、楽しく観られた。
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