銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

シャフト

2008-11-06 22:43:05 | さ行
今宵の友は、2000年制作の「シャフト」
70年代にブラック・パワー旋風を巻き起こした「黒いジャガー」のリメイクというか、リボーン版っぽい作品。主人公のシャフトには渋く悪態の似合う(?)サミュエル・L・ジャクソンを起用し、叔父役として往年のシャフト役だったリチャード・ラウンドトゥリーが起用されていて、前作を知っている人には懐かしい。

NYの酒場で殺害事件が発生する。現場に駆けつけた市警の刑事ジョン・シャフト(S・L・ジャクソン)は、容疑者としてウォルター(クリスチャン・ベイル)を拘束するが、不動産王である父の金の力で直ぐに保釈され、そのまま海外逃亡されてしまう。それから2年、帰国したウォルターを再逮捕するがまたしても金の力で保釈となってしまう。法で裁けないなら自らが正義を貫き、悪を裁くと決心し、警察組織を離れ単独で戦いを開始するのだが・・・という設定。

アフロでひょろっとしていたシャフトが、スキンヘッドで屈強な肉体を持って生まれ変わったような感じ。S・L・ジャクソンらしい雰囲気と演技であっと言う間に観終わってしまう。この“あっ” と言う間が、良いのか悪いのかの判断は個々人に任せるけどねw
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