鮎太郎のラストファイト

 鮎釣りを始めてから36年が過ぎました。
北は新潟、南は熊本まで機会がある度に遠征しています。
今期も行くぞー!!

2022 8月30日(火) 北陸釣行第三弾 厳しい一日目

2022-09-02 20:36:51 | 釣り

           釣行回数  28日目
 
場所  福井県 九頭竜川 勝山地区 恐竜橋下 & 荒鹿橋下流

時間      9時00分~13時00分 (実釣時間=4時間00分)
仕掛         竿    SHIMOTSUKE 90MK
            水中糸   メタコンポ 0.2
            針      V5 7.5 3本錨 
天候          曇り時々雨  温度 30℃ 水温 19.5℃
水況       笹濁り 高水 +30cm
釣果        23cm 1尾 (時速 0.3尾) 累計 350尾

         
    雨の中部縦貫道      市荒川橋は高水      無人の荒鹿橋下流

 車中泊しながら九頭竜川に着いたのは午前8時前でした。
途中 市荒川橋を見ると、ネット報告の平水どころか30cmは高そうに見えました。
それでも竿を出せる所はあるだろうと、オトリ 3尾(養殖2尾 天然1尾)を買って恐竜橋下
の左岸に立ちました。

 橋の真下の ややゆるい瀬にオトリを入れ待つ事30分余り キューンと目印が飛び待望の
1尾目です。抜き上げたところの空中では掛かりアユは天井を向いていました。
何と 腹掛かりの即死でした。 アー 先が思いやられる!

 30mほど上の葦のあいだから(大水で葦が削り取られ) いつもより20cmほど高水となっている
トロ場(今回は流れが強い)に天然オトリに背針をかまして送り出すと、即キューンと印が飛びました。
ふだんでも腹ぐらいの深場で、入って追いかける事も出来ず、残った葦の茎を掴んで左岸のヘチを
伝って追いかけました。
やっと足元も見えた時 両手で竿を握って持ち上げようとするのですがオトリ鮎は顔を出すが
掛かりアユは浮いて来ません。
瀬の中に逃げ込むのを我慢している時、プーンとオトリ鮎が飛んで来ました。身切れです。 
「ワーッ 3本錨でダメか??」

 下のヘチ沿いに移動して増水の中でも緩い瀬で泳がせている時 急にオトリが上がり出しました。
次にキューンと下流へ飛んで行きます。ズルズルの岩の上で踏ん張っていて  つい すってん!
ひっくり返って流されそうになって 必死で立ち上がり、竿を上げると何と何と目印は音もたてず 
空中を漂っていました。 痛恨の糸切れでした。
気を取り直して 仕掛けを換えて、『赤岩』の上まで泳がせましたが音沙汰は有りませんでした。

 オトリ店でオトリを追加購入して(こんな事は何年来無かった事でした) オトリ店下流の『荒鹿橋』の
下の瀬の開きで構えました。
30分ほどして 泳がせていたオトリをもう一尾の元気な養殖アユに交換して鼻カンを通すと
何と何と ??ウグイ!!
40年近くオトリを扱ってきて買ったオトリがウグイだったのは初めての事。
車を置いて200m近く歩いて 釣りだして 交換した魚がウグイとは・・・

 戻っておまけの2尾と合わせて4尾がプールのアユ缶に入っています。
さて明日は 如何に・・・