美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

最後の旅?は…「乗り鉄」じゃなくて「乗り軌?」(前編)

2008-12-10 | 町の様子
12月の半ばだと言うのに18度を越えた今日の練馬です。
明日は更に気温が上がるとか上がらないとか…?
これから冬に向かうと言うより、何だか春に向かっての三寒四温と言う感じで。

もう12月中に冬は来なくなるんですかね?
夏が半年で秋から春がそれぞれ2ヶ月づつってことになっちゃうかも。
1年の半分は夏、ヤダなぁ?そんなの。

暑がりのトォサンには温暖化は大敵なのであります。



で、「寒い」といわれていた割にはそうでもなかった日曜日。
久し振りのそして年内?最後…?の旅に出かけてきました。
今回は「歩く」ことが目的ではなく「乗る」ことが目的。

でもねぇ、トォサンが提案した最終的な乗り物がねぇ…
一応法規上は「鉄道」に類するものらしいのですが、「鉄」じゃなくてねぇ。
ということで今回は「乗り軌(道)?」ということで。



この日は少しゆっくりめに家を出ていつものようにバスで移動。
バスが空いていたので一人の席に座った坊ちゃんの背中、随分大きくなりましたね。
この1年はまさに「デカくなった」と言う表現がピッタリです。

 

そして上石神井で西武新宿線に。
駅で電車を待ってたら「○太○く~ん!」という声がどこからか…
見回してみるとホームの横の踏み切りをお母さんと渡っていくのは、幼稚園の時の仲良しの女の子。

どうやらお母さんとお出かけのようでバス停に向かっている所を見つけたようで…まぁ、相変わらず分かりやすい格好をしているからねぇ?
彼女はバスが来るまでの5分程、わざわざホームの見えるところまで出てきてずっと手を振っていました。
なんと健気なこと、バスが来た時も何だか名残惜しそうでした。



そして西武線で到着したのが拝島線の「玉川上水」駅。
そう、あの時降りたのもこの駅でした。
でも今日は駅から外には出ずに、西武線の改札を抜けるとそのまま通路の向こう側に。

 

西武線の改札の向かい側にあるのは「多摩モノレール」の改札口、Suicaをタッチして改札を抜け、階段を登ってモノレールのホームへ。
そう!今日のメインはこの「多摩モノレール」に乗ること。
「乗る」こと自体がメインなのでしっかり場所を確保しないといけないのが坊ちゃんの流儀。

で、トォサンと協議の結果まずは近い方の終点の駅である「上北台」まで2駅を最後尾の車両(通称「車掌さん」)で行くことに。
そして折り返しで先頭車両になるので、そのまま降りずに先頭車両(通称「運転手さん」)で反対側の終点である「多摩センター」へ。
そしてお弁当(相変わらずですね、コレも)を食べてから戻ってくると言うことになりました。



ホームに上がってしばらくすると反対側のホームに「多摩センター」行きの車両が入ってきました。
先頭車両の先端部分には軌道上の異物や雪などを取り除くために、こんな除雪車みたいな仕掛けが取り付けてあります。
この軌道の上と両脇をタイヤで挟んで走るんですよね。

 

「多摩センター」行きが発車すると入れ違いに「上北台」行きの車両が入ってきました。
まずはコレに乗り込んで北へ2駅。
「上北台」は新青梅街道に面したところにある駅です。



乗ったらちょうど最後尾車両の運転席に面した席が空いていてすかさずゲット!
コレでとりあえず往路のポジションは完璧であります。
もちろん「カブリツキ」の席をキープしてご機嫌の坊ちゃんは、「上北台」に着いても座ってなんかいられません。

 

他に人がいないうちにトォサンは車両内部をパチリッ!
なかなかゆったりとした作りの内部は、対面シートとベンチシートの組み合わせ。
車両の間の仕切りもなくて開口部も大きいので、圧迫感もないから余計広く見えます。

 

入れ替わりに反対側のホームにいた車両が「多摩センター」に向けて出発していきます。
開業10周年記念のヘッドマークがついている車両ですね。
で、しばらくするとポイントが動き始めて…

 

S字を描いていた軌道が分割されて動いていき、徐々に直線になっていきます。
キレイにカーブを描いていた軌道が直線になるのはちょっと不思議。
最終的には…



はい、この通り。
この次はもっとじっくり観察してみたいと思ったのはトォサンです。
理論的に説明がつかないのって、ダメなんですよね。



運転手さんが来る前に運転台もパチリッ!
運転台のつくりは電車とそれほど変わらないかな?
基本的にはレバーとボタンとペダルの組み合わせみたいですから。

そうこうするうちに運転手さんがやってきて運転席に乗り込み出発です。
モーターでタイヤを回して走るのですがさすがに走り出しは重そうに動き始めます。
走り始めると意外に「ゴトゴト」と結構振動があります。

運転速度は最高で65キロだそうですが、スピード感はそんなに感じません。
床の下で小さく「ゴトゴト、ゴトゴト」って音と振動がして、あとはモーターが「ウーン!」と唸るだけ。
「ゆりかもめ」みたいなもの、と思ってもらえればいいかな?



最高で地上から22メートルの所にある軌道。
吊り下げ式でなく軌道の上を走る車両なので見晴らしもよく。
方向によっては奥多摩山系の向こうにこんな見事な富士山が見えたりします。

 

「高松」駅手前(北側)には車庫・整備場への引込み線があります。
このあたりは元々立川基地のあった場所で、今では物流倉庫や航空関係の工場が立ち並ぶ場所。
調布飛行場の隣にもあった内装品や機体の部品を作っている「ジャムコ」はここにもあります。

 

西に富士山を望みながら多摩川を渡って行きます。
多摩川を越えて南に向かうと少しづつカーブが多くなり、モノロールは徐々に多摩丘陵へと標高を上げていきます。
その多摩丘陵はちょうど紅葉の時期を迎えています。



向こうから下ってきた車両の前には「多摩動物園」の開園50周年の記念のヘッドマークが。
そう、このモノレールを使えば東京西部の人は、京王線を使わなくても多摩動物園や多摩テックに行くことが出来ます。
一度新宿に出なくて済むので便利かも知れませんね。

 

はい、「上北台」から40分弱(時刻表では36分)で「多摩センター」に到着です。
思ったより早かったのは、結構乗ってる間が楽しかったからかな?
坊ちゃん的にも小一時間特等席に陣取って満足な様子だし。

一度降りて外へ出て。
そろそろ「腹減り子豚」だろうから…
どこかいい場所を探してお弁当しましょうかね?

とすると、やっぱり…あそこかな?
ということで後編に続く~!



『今日の山猿君』

今日も4時間授業で給食を食べて早く帰ってきた猿君です。

またオバァチャンと池袋へ行ったらしく…

今日はまた1台、トミカをせしめてきたらしいです。

まったく要領のいい猿君です。



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