「Windows エラーを無料でスキャン」というサイトの看板が、ときどき画面にあらわれる。夕暮れの街に、お出でおいでと明かりの点く、あの看板にどこか似ている。
マイクロソフトのサービスマークもついている。
とにかく試してみる。
あなたのパソコンにはこれだけエラーがありますと、親切に数字が出る。
スキャンはなかなか終わらない。エラーの数はずんずん増えていく。
こうなると最終結果を知りたくなるので終わるまで待つ。
100を超え驚かされたエラーのうち、いくつかは修正したが残りは有料で、というメッセージが出る。
寝起きが悪くときどきは愚図っても、動き出せばそれほどダメ感のしないこのパソコン、ごみは溜まっていてもエラーが100以上というのは判定基準がおかしいのではないか。
いくつか修正したと言われても、それがほんとかどうかも確かめようがない。
マイクロソフトのサービスマークも本ものなのかどうか、MPSへ質問を出しておいたら、「マイクロソフト認定ゴールドパートナー」というのがあると教えていただいた。
早速そのサイトでチェック。
http://www.microsoft.com/japan/partners/goldlist/default.mspx
呼び込み上手なあの会社は、「マイクロソフトが推薦する、最高レベルの認定条件をクリアし、豊かな実績と確かな技術力によるソリューションやサービスを提供する事ができるシステム構築のエキスパート企業」であるというゴールドパートナーのリストにはなかった。
あれは多分、別のゴールドパートナーなのだろう。