うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

視野

2011年06月30日 | 忘れかけていたこと

視野狭窄という名の障害がある。認知症などと違って、文字どおりだからわかりやすい。

症状がふたとおりあって、縁のほうから視野全体が狭くなる求心狭窄と、視野の一部分が不規則な形で欠けて狭くなる不規則狭窄とがある。

考えてみると、この症状は、起きる場所もふたとおりで、目ん玉に起きる場合と肝っ玉に起きる場合がある。

目ん玉に起きる場合はお医者様によく調べてもらわないと適切な治療法も見つからないが、肝っ玉のほうは、いわば気の持ちようでだいぶ違ってくる。

パソコンの画面に出ている操作ボタンが見つかりにくいことがある。
毎月1回は必ず見ていた表に、月別シートになっているものがある。
そろそろ月末に近いので、来月分を見ようかとシートを送るボタンを探したが、見つからない。

おかしいなと思いながら、まだ数日あるからとその日は表を閉じ、翌日どうかなと開いてみる。
エクセル型の表だからシートの切り替えボタンは下のほうにあるはず。
よく目を凝らしながら視野を下に移していく。あった。
こころなしか切替えボタンの色が変わっているような気がする。前の色を確実に覚えているわけではないから変わっているかどうか確かではない。

これは多分視野狭窄、それも目ん玉より肝っ玉のほう、表のデザインが少し変わったような気がして、気持ちが揺れたと言っては大げさだが、目の下こにあるものが目に入らなかったのだろう。
と、自我自診をこころみたものの、実のところは怪しい。
明日あたり目医者に行くことにしようか。


変化の読み過ぎ

2011年06月29日 | 忘れかけていたこと

這い出しマウスには、ほかの原因がまだあった。

1.システムの起動中にマウスに触ると、手を離した後にカーソルがひとりでに動くことがある。

起動時には、各種デバイスの制御プログラムの初期化が行われる。その最中にデバイスを動かすと、デバイス側からの情報が安定しないため、何度も初期化動作を繰り返すことになり、落ち着くまでに時間がかかる。

Windows の起動が遅いからといって、早く早くと急き立ててどこかをいじると、かえって遅くなる。待つのが嫌なら、睨んでいないでほかのことをすればよい。

2.カーソルをごくゆるい速さである方向に移動させていくと、マウスの移動感触を重く感じたり、マウスから指を離したときに、押していた方向と逆向きにカーソルが移動することがある。

マウスに、たとえば温度変化によるものなど操作と無関係な信号が入ると、ノイズだと判断して、カーソルをもとの位置に戻すようにプログラムが働く。
マウスに一定の弱い圧力がかかると、圧力をノイズと誤認して、カーソルを元の位置に戻そうとするので、逆移動の現象が起こる。

マウスは、逃げ出すものではないから、懸命に握ったり抑え込んだりせずに、指先で軽く動かす習慣を初心のうちに身につけるとよい。

3.マウスに触れなくても、カーソルが勝手に動き出すことがある。
この現象は、マウスのセンサーがノイズを感知した場合に発生する。

ノイズの要因としては次のものが挙げられる。
◆ マウスに、短い時間でも強い衝撃が加わった場合
◆ マウスに急激な温度変化が起きた場合
◆ ケータイ、電話機など電波を出す装置をパソコンの近くに置いた場合

もうひとつ、これが今度の原因だった。
◆ マウスが、読まなくてもよいものを読んでしまった場合。

(参考)東芝のQ&A
http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/000216.htm

 

這ってるようで這ってはない
ノイズのようでノイズでない
それは何かと尋ねたら
あ、敏感、過敏感か、鈍感欠陥!


変化を読む

2011年06月28日 | 忘れかけていたこと

昨日の這い出しマウスポインター、理由がわかった。

テーブルの上で直接動かすよりも、紙でも置いたほうがよいかと、その辺にあったビラをパッド代わりにしていたのが原因だった。
忠実なマウスがビラの字を読んでいたのだ。

「教えてgoo」で、マウスパッドを取り替えてみる手もあるかも知れないと回答をいただき、無地のものに換えたらピタッと止まった。

我々の目は、一点を見つめているときにも細かく動いているのだという話を聞いたことがある。
マウスも光学式になると、じっとしているときにも光のやり取りをしていて、その変化をとらえて信号を送る仕掛けになっているのだろうか。

目といえば、一昨日はイリオモテヤマネコ、昨日はライオンの光る目の動画を見た。
イリオモテヤマネコは、真っ暗闇の中で、水中にいる魚を、一撃必中でとらえる。あれは凄かった。

パソコンの疑問も一撃で原因が見つかったときは、気分がさっぱりする。


ハウ

2011年06月27日 | 忘れかけていたこと

カタカナでハウと書くと、ノウハウ、ハウツーなど、かな漢字では短い熟語にしにくい言葉が思い浮かんでくる。

ハウツーものは嫌いだから読まないと言い切った友人がいる。
航海記などを読んでいるところをみると、あった事実を知るのはよいが、「こうするとよい」の類のことは、自分で考えたいということらしい。

ノウハウにせよハウツーにせよ、それぞれの人に合っていてこそ役に立つので、わしがやってみてよかったからお前もやれというのは、まあ余計なお世話ということになる。


ハウを持ち出したのは、こんな話のつもりではなかった。

這う、しかも気味悪く這うのだ。
何が這うかというと、マウスポインターがじりじりと這っているのである。
行く先は左上、原点に帰れと自分に言い聞かせているのか、とにかく終了ボタンを押そうと思っても、ぐずぐずしていると押しそこなうほど這って行ってしまう。

さて、これはどういう現象なのか。


用紙

2011年06月26日 | 忘れかけていたこと

むかしのプリンターは、用紙を挿入しておかないとデータの受付けもしてくれない意地悪なものだった。
いまのものは、紙がなければ印刷されないのはあたりまえだが、動き出さないだけで、バッファーが働いてデータの受け入れだけはしてくれる。
データが届くのは別に衝撃的なことでもないのに、なぜバッファーと呼ぶのだろうか。
印刷できないのに、あるいは印刷処理が間に合わないのに、データがどんどんやってくる、それが衝撃的なのか。


ファックスがうまく使えないという人に会った。
自分のところで受け損なうことがあるから、送信したときは、電話で着いたかどうか確かめるのだと言う。電話で「メール着きましたか」と聞くのと同じではないか。
受け損ないとはどういうことかと聞くと、紙を入れても印刷されないのだと言う。

ファクシミリ機にはふたとおりあって、巻いた紙を入れておくのと、普通の紙を重ねて入れておくのとあるが、どちらだと聞くと、巻いたのではない、1枚1枚入れるのだと言う。
その紙をいつ入れるのかと聞くと、受信の信号が鳴ると入れるのだが、紙を入れても印刷されないのだと言う。

久しぶりに腹を抑えて笑った。おかげで変調をきたしていた胃袋も調子がよくなった。
そんなにおかしいか、と言ったその人のまじめ顔を後から思い出して考え直した。

用紙がなくても待っていてくれて、紙を入れれば動き出す、そういうプリンターと同じに、ファクシミリ機も着信したら待ち構えていて、紙を入れれば動き出す、それが普通なのではないか。


空白

2011年06月25日 | 忘れかけていたこと

空白にはいろいろな形があり、それぞれに意味がある。

書物や新聞記事の印刷は、段落の行頭を1字下げて読みやすくする。大げさに言えばこれが社会的習慣になっているが、メールやブログでは、なぜか字下げが邪魔になる気がして、1字分の空白を入れなくなった。自分でもいつからそうすることにしたか、覚えがない。

Yahoo 知恵袋に、「この言葉が使い始められたのはいつですか」という、答の出るはずのない質問をときどき見かけるが、言葉や習慣は、いつの間にかそうなるので、何でもいつからと聞きたがる人が増えるのは「イツカラ菌」の繁殖のせいかと思っている。

初心者は、文字入力で、知らぬ間のデキチャッタ空白をなくすのに考え込んでしまうことが多いが、空白も文字のうち、それを消せば埋まるという感覚はつかみにくいものらしい。

ベタ癖のついたパソコン文の行頭も、何かわけができて下げたいときも出てくる。
自分のブログなら、HTML 編集で、「& nbsp;」などというタグを使って空白を埋め込むことができる。
しかし、ひとさまのブログにコメントを書き込む場合は、ほとんどはテキスト入力になるので、入れたつもりの空白が、みななくなってしまう。

(注)「& nbsp;」の&とnの間には空白を入れずに、つめて書かなければならないのだが、この稿でつめて書くと「 」のように空になってしまうので、入れてはならない空白を入れてある。ああややこしい。

こんなときは、アンダーバーの連続で空白感を出す姑息な手段しか知らないのだが、空白ではなく「見えない文字」など、何かもっとすっきり正々堂々と空白をつくる方法はないものだろうか。

 


名前を付けて保存

2011年06月24日 | 忘れかけていたこと

パソコンのファイルは「属性」というちょっと付き合いにくい性挌をもっている。
属性は、二つの漢字からそれは何かと説明のできない、厄介な熟語である。

「あるものに共通して備わっているとされる性質や特徴」と Wikipedia は説くが、「共通に備わっているとされる」というところがわからない言葉をなおぼかしている。

備わって「いる」かもしれないし「いない」かもしれないが「いる」ことになっている、という読み方ができる。
「共通」なのか「共通でない」のか、ほとんど「共通」なのだがそうでないこともある、という読み方もできる。
境界のはっきりしないものごとは、まあそんなところかと思うしかない。

さて、Windows では、ファイルの属性として次の4種類がある。

R - 読み取り専用属性 (Read-only file)
A - アーカイブ属性 (Archive file)
S - システムファイル属性 (System file)
H - 隠しファイル属性 (Hidden file)

定型的な文書の場合、テンプレート・ファイルというひな形を使って、記入あるいは加工をすると、お仕着せ感さえ我慢すれば、文書が素早くできあがる。
テンプレートは、その元のファイルをいじられてしまうと、いじった人の個性がしみ込んで、万能のひな形でなくなってしまうから、通常「読み取り専用属性」を与えて、ちょっとでも手を加えたものは、その状態では上書き保存できなくしてある。

ではどうすれば保存できるのか。
このあたりの簡単なことが、初心のうちは呑み込みにくいのだが、「ファイル」→「名前を付けて保存」を実行すればよい。
パソコンの初心のうちに、自分が作ったファイルには、まず始めにこの操作を行うよう習慣づけをするとよいと思う。
白紙のままでも「受け付けません」とは言われない操作なのだから。


自然言語処理

2011年06月23日 | 忘れかけていたこと

自然言語処理という奇妙な熟語を見つけた。
はじめは何のことかわからなかったが、Wikipedia という便利なサイトのおかげで、この6文字の意味だけはつかめた。

自然言語処理とは、人間が日常使っている自然言語をコンピュータに処理させることだった。
知ってしまえばそれまでなのだが、この分野、うっかり足を踏み入れようものなら、放射能汚泥のように、残りの生涯では始末しきれなくなる。上空から遠目で覗くだけにしておこう。

言語処理は、特徴をつかまえてなんとかするところにカギがある。
日本語の特徴は曖昧さにあるから、それを解消する技法が肝心なところらしい。

それには、構文の中の一つの単語が、どういう意味で使われているのかを、まず機械に判断させなければならない。そこにまたカギがある。

言葉の意味は、一つの熟語をとり出して、何だなんだと攻めても、解明できるものではない。
熟語の持っているいわば自前の意味と、前後に述べられている言葉の群れの、それぞれの自前の意味と、つながり方から生まれてくる様々な意味とが、組みあがったときにどういう意味になるか、そこにまたカギがある。

こんなにカギと・カギ・カギとつながってこられたのでは、唱えているだけで背中がかゆくなってくる。

それだけではない。修辞法などという怪しげな技法が使われ、書き方言い方のうらおもて、読み方聞き方のうらおもてと、虚々忸々の文言が次々に現れては、自動判定などというものが、果たして可能なのかどうかさえも判定しかねるのではないか。

久しぶりに見えた青空、自然は美しい。
だが、そのあとに言語処理の4文字がつながると、頭はたちまち曇ってくるのである。


アプレット

2011年06月22日 | 忘れかけていたこと

Wikipedia にアプレットの説明がある。
アプレット(applet)とは、他のアプリケーションの中に組み込まれて実行される小さなプログラムとのこと。Javaアプレットの略称として用いられることも多い。

この説明文、末尾の微妙な現代的表現が面白い。
「用いられることも多い」は、普通「用いられることが多い」あるいは「用いられることもある」と書くところだが、「ことが多い」では断定感が強すぎて例外に弱く、「こともある」では稀少感が強すぎる。ほとんどはそうなのだと言いたいけれども例外にも用心しておこうというNK式の言い回しだ。

6月20日の「コントロール不能」でちょっと触れたが、コントロールパネルには種々の実行ファイルが並んでいる。
これらも「Control Panel アプレット」と呼ぶらしい。そのアプレットには「.cpl」 ( シーピーエル)という拡張子がついている。
ここの説明では、アプレットとは、あるアプリケーションを土台とし、その上で読み込まれ実行される小さなプログラムと言っている。

「アプリケーションの中に組み込まれて実行される」のと「アプリケーションを土台とし、その上で読み込まれ実行される」というのとは、同じように見えてそうでもなさそうなところもあり、日本語はなかなか難しい。

どなたか教えてください。


Tシャツ

2011年06月21日 | 忘れかけていたこと

節電キャンペーンのおかげで、電車も店舗も、狂ったような冷房をしなくなり、上着を持ち歩かずに済むようになった。

Tシャツとパーカーのテンプレートが「ベクター」から提供されている。
この手のデータは、ありそでなさそで・・・・らいしい。

自分でTシャツのデザインをするときなど、ベースの素材として、重宝だよとのふれこみ。

データには、次の各種テンプレートが入っているそうだ。

 ◎ メンズTシャツ
 ◎ ヤングTシャツ
 ◎ レディースTシャツ
 ◎ VネックTシャツ
 ◎ ジップアップパーカー
 ◎ プルオーバーパーカー

商用利用も問題ないので、どうぞご利用を。(吉田淳氏紹介)

http://www.adachieve.info/t_shirt.html


コントロール不能

2011年06月20日 | 忘れかけていたこと

講習を受ける初心の方で、ノートパソコンのタッチパッドについ手が触れ、作業中の画面がどこかに行ってしまうので困っている人がいた。

コントロールパネルからマウスの設定を探し出せば、タッチパッドを無効にできると聞き、「そうしてみましょうか」ととりかかったが、さあ大変、スタートメニューにコントロールパネルがないのだ。
パソコンがコントロール不能ということはまずないから、どこかに隠れているのだろう。

会社の共用パソコンなどは、気ままに設定変更されては迷惑なので、わざとコントロールパネルの入り口をわからなくしておくこともあるという。
コントロールパネルも一つのプログラムなのだから、動かす方法はあるはず。入口さえ見つければよいのだが。

こういうときに答えをもらうには「教えてgoo」が早くてありがたい。
質問したら早速答えを下さって、control.exe を run させればよいという。

[windowsキー]+[R] → 「control.exe」と書き込み、[OK] でOKだった。

その返事をもらって思い出した。
コントロールパネルにあるいろいろな設定用プログラムを、コントロールパネルを経由せず直接起動するコマンドがあったのだ。

考えてみればその方法では、コントロールパネルの起動とその中の設定用プログラムの起動を一度の run コマンドで続けて行わせていたのだ。
そこで二つ続いている後ろのほうを入力しなければ、コントロールパネルだけが起動するではないか。子供に用はないから連れずに一人でお出で、と言うのと同じ。

もうこれからはコントロールパネルがなくても驚かないぞ、とはいっても、もしそれをロックしてあったら、やはり困るなあ。


OS

2011年06月19日 | 忘れかけていたこと

OSは、次から次へとバージョンアップが繰り返される。

おかげでプア・ユーザーはアップアップだが、種類もさまざま。

それを比較して見せてやるというセミナーが企画されている。


Windows? Android? iTron? Linux? 組み込み機器向けOS徹底比較!

6月28日(火)品川・日本マイクロソフト 【セミナー登録受付中】

 http://go.microsoft.com/?linkid=9775780 


自分で端末機を組み立ててやろうかという方はいかが。


ヒョウ柄

2011年06月18日 | 忘れかけていたこと

ヒョウ柄の名で代表されるアニマル皮模様の画像が無料でダウンロードできるという。
 ◎ ヒョウ
 ◎ シマウマ
 ◎ トラ
 ◎ チーター
 ◎ キリン

画像サイズは2,560×1,600ピクセル。
 ◆ 個人・法人・非営利・営利目的にかかわらず、無料。
 ◆ 利用に際して製作者に許可、報告の必要なし。
 ◆ 素材の加工、ファイル名の変更が自由。
 ◆ 著作権表示の義務なし。

⇒ http://www.adachieve.info/animal.html
(吉田淳氏紹介)


電池切れ

2011年06月17日 | 忘れかけていたこと

共用パソコンを起動したら、「電池が切れそうだ」と警告が出た。
しばらくしてから、コントロールパネルの電源で表示を見ると「充電状態8%」え、92%も使ってしまったのか。

Oさんの解明によると、前に使ったとき、終了手順を踏まずにふたを閉めてしまって、電源補給なしにずっと動作継続になっていたのかもしれないということ。
なるほど、こんなひどい自然放電はありえないから、きっとそれが原因なのだろう。

蓋の開け閉めはパソコンが動いてないときに限る。なにごとも手順がだいじ。

やつがれがパソコンは、デスクトップでふたの開け閉めはいらない。
キーボードの覆い布は、最後の赤いボタンを押してからかぶせることにしている。


理解/不可解の境界

2011年06月16日 | 忘れかけていたこと

初めて手を着けるソフトは扱いにくい。

いろいろなものに手をそめてきた人でも、程度の差はあれそういう思いはするだろう。

初心の人、それも文字入力さえ考えながらでなければ進まない人にとっては、エクセルなどと選良専用の道具のような名前の付いたものは、さぞ難しいものと、手を出す前に考え込んでしまう難敵になる。

金銭出納帳のような簡単な作表でも、残高や集計の数式入力を、初手からサラッとこなせというのは多分難しい注文だろう。

セルの役割、セル相互の働き、それに四則演算の超簡単な原理を、実際の単純な計算で呑み込ませることが第一歩、その場の足踏みも、向きを変えながら何度か繰り返さなければならないだろう。
パソコン操作は、どこかで腑に落ちたものを得させなければ、いつまでも不可解が続きっ放しになるのではないだろうか。
不可解な領域の境界を一歩乗り越えなければ、ただテキストの見本どおりに文字と数字を打ち込んでいるという面倒感しか残らないことになる。

そんなここは説明されなくてもわかるぐらいのところから始めると、わかる/わからないの境界を、自力でだんだん押しやっていけるのではないかとも思う。

ごく初心の人に、とにかく覚えこんでもらわなければということを拾い上げてみた。

○ アクティブセルの移動と数式バーとの関係を徹底理解する。

○ = + - * / . の記号入力を、キーの位置を探したり考えたりせずに素早くできる。

○ 数字入力は確定操作が必要なく素早くできるよう、半角に切替える習慣にする。

○ 2変数、1計算の数式入力を、考えずに素早くできる。

○ 3変数、2計算の数式入力を、考えずに素早くできる。

○ 数式への参照セル入力は、クリックでよいことが考えずにわかる。