うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

レスポンシブ・デザイン そのまんまでOK

2014年11月30日 | ソフトいろいろ

Webサイトは、いまいろいろな端末で見ることができるようになりました。
端末機器の形に合わせて、いろいろ作り変えるのは、たいそう面倒なことです。
しかし、Webページの内容は、つねに「いま」のものでなければ、バカにされて見てくれなくなります。
作るのに手間がかかって面倒だからという理由は、見るほうには通じません。
そうなれば、作る側で何とか面倒を克服しなければならないでしょう。

ページが同じ内容なら、一つのファイルでどれにも使えると至極便利です。
何かひとつこしらえたら、どれにも使える、レスポンシブ・デザインという手法があります。
タテヨコ大きさのさまざまな画面の、どれにでも合わせようというのですから、隅から隅までまったく同じというわけにはいきませんが、書き換えが一度で済めば、画面構成と即時性の折り合いはすぐにつくでしょう。

どんなものができあがるのか、見本のサイトもあります。
 ⇒ http://responsive-jp.com/

多少の味気なさは我慢して、そのまんまでOKのほうを選ぶ、何か似ているものがありそうな気がします。
コンビニ弁当がそれでした。

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聞いてどうする:2

2014年11月29日 | 千差万別

ラジオ○○相談室のように、質問と答をまとめて放送する番組が好きで、欠かさず聴く方がいらっしゃいます。
ラジオ放送の場合は、番組進行がうまくいくように質問を選りすぐることもできますが、ネットのFAQでは、質問したければ何でも質問者の意思のままそこに載ります。

無数にある質問にどういう答えが出ているか、そんなことを次々に読んでみたところで、面白味もありがたみもなく、それほどたいくつでもないので、パトロールと称されるらしいそんなこともしてみるつもりはありませんが、奇妙な質問にはつい興味がわきます。

奇妙な質問には、相手にされにくい面白さがあります。
それをどこから探し出すか、それには方法があります。

FAQのシステムでは、カテゴリ選択と、質問の絞り込みができるようになっていますから、自分の好みのカテゴリから、[回答がない質問] を選び出せば、そこに普通では相手にされないような奇問が並ぶというわけです。
奇問の特徴は、「それを聞いてどうする」がはっきりしないところにあります。

「なぜ」に気付くと「何を」もはっきりしてくるのですが、なかには「なぜそれを聞くのか」との問い返しに「聞いてみたいから」という返事がくることもあります。
「なぜ」「なぜ」の連発は、3歳幼児の知恵のつきはじめによくあることですが、パソコンで文章入力のできる人でも知恵は3歳幼児なみという、奇妙な現象を見ることもできます。
見てどうする、見てみたいから、おや、これも変ですね。

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ペンで書かせたい人がパソコンで探すサイト

2014年11月28日 | ソフトいろいろ

学校の先生も、パソコンを書く道具にしていると、手書きの機会がどんどん減り、ペンを持つ手が落ちてきます。
黒板に書く字も、うるさいPには見せられません。

自分で書いた文章を、ペン習字の手本に変換できるソフトを探していらっしゃる先生に、FAQで紹介されていたサイトがあります。
「100万人の 美漢字ノート」です。
 ⇒ http://kanji-note.jp/kanji_multi/
筆順付きの練習用紙がダウンロードできます。

お子さんお孫さんにも使ってもらえるかもしれません。

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ペンで書きたい人がパソコンで探すサイト

2014年11月27日 | 忘れかけていたこと

「てにもつぺんは、」で変換したら、「手荷物ペンは、」と最初に出てきました。
スマホなどという面倒なものは持たずに出かけるときに、出先で書きとめておきたいことが出た場合、ペンがいります。
それには、ゴルフ場のスコアとりに使う、あの小さい鉛筆は便利です。
使う機会がゼロでそのまま持ち帰っても、この手荷物ならいまいましくありません。

手に持つペンは、メモと署名以外にほとんど使わなくなりました。
自分でも時間が経てば読めないほどサラサラぐにゃぐにゃと書くか、あらたまり四角張って書くか、その両極端の字しか書かないと、だんだん普通の手書きが苦手になってきます。

「カリスマ書道家河野玄龍の書道・ペン字教室」というサイトがありました。
 ⇒ http://jump.cx/pensch
ご自分でカリスマと名乗るのですから、大先生なのでしょう。

ボールペンが滑ってうまく使えないのは、始めから終いまで、ずっと力を入れっぱなしだからということに気づかせてくれます。

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ブラックチェッカーいろいろ

2014年11月26日 | ソフトいろいろ

いろいろなものごとに、同じ呼び名がつけられることが、しばしばあります。

 ブラックチェッカーもそのひとつです。
ひとつは模様の名前、黒と白の市松模様です。
デザインを考えるのに簡単で、しかも目につきやすいからでしょうか、靴、シート、クッションなどに多く見られます。

市松模様には、黒と赤、黒と金もありますが、それはブラックチェッカーとは呼ばないでしょう。
黒と白の場合、白を無色と見立てるから、ブラックチェッカーという呼び名がそれにつけられるようです。
白には、白であるという色があるのに、名前に組み入れられません。

ブラックアンドホワイトという名は、飲みやすさが特徴のあのウイスキーしか思い出せません。あれは模様ではなくイヌでしたが。

企業、組織、人物の場合、白は、何もない、評判の立たない普通の状態で、ブラック企業、ブラックリストと、黒側だけが扱いの対象にされます。

病院にも評判管理帳とでも呼ぶのでしょうか、黒い噂を書き集めたサイトがありました。
ブラックチェッカー
 ⇒ http://jump.cx/blchk

不動産にもそういうのがあったようです。
 ⇒ http://www.oshimaland.co.jp/
こちらは日本全国どころか、当然濃密の差があるとは思いますが、欧米の情報まで記録されています。

こんなサイトを、わざわざ探しまわったのか、いいえ、病院のは昨日の挿絵の出どころから、不動さんのは相談会のときに雑談でいただいたKさんの情報からです。

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奇妙な変換文字

2014年11月25日 | 千差万別

つい先刻のことです。
「はくしゅ・・・」と打って変換したら「白秋・・・」と出てきました。
おや、打ち間違えたか、と変換を続けると「拍手・・・」とちゃんと出てきます。

「はくしゅ」の読みで「白秋」が登録されている、それはないでしょう。
そのあとに続く文字をから予想変換で「白秋」が出てきたのだと思います。
あとの文字は「う・・」ではなかったのですが。

試しに「はくしゅ」のみで変換すると「拍手」が出てきます。
また「はくしゅ・・・」と打てば「白秋・・・」になります。

また試しに、ほかのファイルでやってみました。
「はくしゅ・・・」では、「拍手・・・」以外に漢字は出てきません。
もう一度、もとのファイルで「はくしゅ・・・」と打ってみました。
「白秋」は消えてなくなっています。

さあ、わかる必要もないのですが、わからなくなりました。
今朝からのしとしと雨、城ケ島も、たぶん雨でしょう。

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聞いてどうする

2014年11月24日 | 千差万別

FAQにチョウチンモンが現れました。

変換第一候補の提灯門は、一字違いで、提灯問かと思われるかもしれません。
そのFAQサイトの繁盛を願って、そのことに役立ちそうな質問をこしらえて投稿する、提灯持ちの質問です。

出されたのはそうではなく、超珍問なのです。

質問の文言は「回答無用」でした。
禅問答を仕掛けたかのようなこの質問に、どういう反応があったか、回答が出たか、違反投稿でスカを食らったか、結果に興味はないので確かめてはいません。

しかし、こういう質問が出されると、なぜかえらの端をひっかけられた魚のような気分になります。
設定できるのが不思議に思えるこの質問は、どういう頭のはたらきから出されたのでしょう。
議会の質問のまねだろうか、などと思ったりもしています。

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出たらめは失敗のうちに入らない

2014年11月23日 | 千差万別

パソコンはいじると壊れそうで怖いから手を出さない、という方に出会いました。
覚えるのが面倒ではなくて怖いと思う方もいらっしゃるのです。
怖くはありません、出たらめな叩き方をしなければ、という返事しかできませんでした。


乗り物や工作機械と違い、パソコンは操作中に失敗しても元に戻れます。
パソコンは、ユーザーが何をしてきたかの手順を覚えていて、[戻る] ボタン、または [Ctrl]+[Z] で、一段階ずつ戻って見せてくれます。
失敗も、違う結果になるだけで、正常な操作のうちに入っているのでしょう。

しかし、キーボードの並んでいるすべてのキーを、出たらめに叩けば、あとはどうなるかわかりません。
出たらめは正常ではないのです。

キー操作だけではありません。
Webの画面で、「手」のマークが出てきたところでむやみにクリックするのも出たらめ操作ですから、あとでひどい目に合うのは当たり前のことです。
その結果はウイルスとは無関係、なんでもウイルスのせいと言われては、ウイルス君も多分迷惑だろうと思います。

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SNS向きの感情表現

2014年11月22日 | 千差万別

FAQで、ののしり言葉の巧い言い換えがないかという、珍問をときどき見かけます。
SNSで利用して、自分は叩かれずにひとが痛いめに遭う快感を楽しもうという、セコい性格むき出しの正直一途な質問です。

SNSも、○○主義も、本質はつかめません。
こうでありたいと思う人が、あるいは表向きこうであるとしておこうという人が、そう思い込むところに、本質らしい滓のようなものが浮動しているところしか見えません。
それぞれ人間が考え出したものですから、ふわふわ人間が増えればそういう本質らしいものも浮動するしかないでしょう。

SNSは、知らないことを早く知るために、知らせたいことは早く知らせるために、便利に使えればそれで十分だろうと思っています。
そこに何か感情を持ち込めば、当然反応は起きます。
気に入るいらないと言われるように、見えるのは「気」、つまりガスです。
ガスには、活性、不活性、いろいろな種類があって、活性ガスを噴き出させればすぐに火がつきます。

着火容易なガスをまき散らして喜ぶ、頭の狂いかけた人も必ずいますから、相手になってはいけないのです。
そういう人を見つけたら、こっちからうちわであおいでやろう、手ごろなうちわはないか、タダで手に入る方法を教えてほしいというのが、冒頭に書いた珍問です。

自分に正直も、ほどほどにいたしましょう。
ののしり合いは愚行の極みですから。

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自分に向いた広告とは

2014年11月21日 | 千差万別

いま、世の中を動かしているのは広告の力です。
ネットの世界も広告が主人公です。

広告は、それが気にらないからとぼやいてみても、多少憤懣ガスの圧力が下がる程度の効果しかありません。
勤めている店の主人が気に入らないといっても、その店を出ない限り状況は解消されません。
ネットの世界の広告が嫌であれば、見ないことにするしかないのです。
外国からメールで覚えのない請求が来たから、もうパソコンは使わないことにしたという、潔い方もいらっしゃいますが、広告の攻撃から逃れるには、まずそれしかないでしょう。
それでも、ネット以外の広告はいくらでもありますから、嫌なら山奥へ住まいを変えるしかありません。
それでもなお、ラジオを聞けば広告との断絶はできません。

Youtube を見ていると、右側のタテ帯に広告窓が現れます。
窓の右上端についている [×] 印ボタンを押したら、こういうメッセージが現れました。
「広告設定を更新していただくと、よりご自分に合った広告が表示されるようになります」

さて、この自分に合った広告というのはどういうのでしょうか。
多分どこかのサイトを見て回った履歴、ネットで買い物をすればその実録、それらから機械が割り出したその人の趣向、まずそんなところでしょう。
しかし、昨日見たかった広告が今日見たいとは限りません。
「合った広告が表示されるようになります」は半分ウソです。

これはあたりまえのことです。
広告自体が半分ウソでできあがっているものですから。
ほんとらしいところに、自分のほうから狙いをつけるしかないのです。

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タスクバーでの迷子探しは辛い

2014年11月20日 | ソフトいろいろ

タスクバーが迷子のたまり場になることがあります。

パソコンで別の画面を見たいので、いま出ている画面にちょっと引っ込んでいてもらいたいとき、右上の [-] ボタンを使いますが、近頃は、行った先のタスクバーには、ファイル名やフォルダー名が文字で表示されなくなっています。

そこにうたた寝していたほかの起動用アイコンと枕を並べてしまうので、さて、次にもう一度画面に出てきてもらいたくても、それがどこにいるのか、すぐには見分けがつきません。
おまけにそこでは、すぐに押せるボタンではなく、ドアのマークだけになってしまっていて、ドアをいちいち開けてみなければ、迷子を捜しあてられないのです。

そのドアを開けても、一つひとつ名前がはっきりわかるようにはなっていません。
画面をそのままの形で縮めて見せる超縮小顔写真のようなものから、こいつかな、と見当をつけて呼び出さなければなりません。
なぜこんな面倒なことこの上なしの様式にしたのでしょう。
こうしたからと言われてしまえば、そうですかというより仕方がないのでしょうか。

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タスクバーはうたた寝の場所か

2014年11月19日 | 千差万別

パソコンは目を悪くするという声をあまり聞かれなくなりました。
パソコンを使っているときは、常に視線が動き回っています。
目をやるだけで見ない、あの嫌な言葉の目線ではありません、瞬時にせよ見るために動かすから視線です。
視線を動かすこのことが、かえって目の運動になるのではないかと、いまでは思うようになりました。

しきりに動く視線の先、いちばん頻度の高いのはどこか、どこかの大学で実験したデータはあるかもしれませんが、ここでの話には、そんなグラフも数値もいりませんから、あらためて調べる気にもなりませんが、W8のタイル画面を対象外にすれば、タスクバーが高頻度で見られる場所であることは、間違いありません。

タスクバーの表示は、左側は端にスタートボタン、その右に開いている窓の看板、反対側の右端は時刻表示、隠している表示をこじ開けるボタン、キーロックの状態表示、I MEの6ボタン列、私のはそれだけです。

このなかで、毎日必ず使うのは、開いている窓の看板だけで、週1~旬1には、I MEの手提げバスケット模様のツールボタンと時刻ボタンぐらいのものです。

あとの使わないボタンは、もともとあるから置いてあるだけで、それには、へこます手続きが面倒なだけという理由しかありません。

タスクバーに使うことのない起動用のアイコンがずらっと並んでいるのをよく見かけますが、あれはどうにも不可解です。
タスクは仕事、タスクバーは仕事中の札をかけておくところです。
仕事をさせないのに、なぜパソコンを使うたびに、いろいろなものをそこに連れてきて寝かせておくのか、それがどしてもわからないのです。
まさか、仕事場を半分は昼寝の場所にしていた癖が抜けないということはないと思いますが。
いかがでしょうか。

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ダウンロードは必須手順なのか

2014年11月18日 | ソフトいろいろ

「はがきデザインキット」は、去年は見本の図柄が大判で見られ、そこからダウンロードなしに利用することもできたような記憶がかすかにあります。
正直なところ、そうではなかったかもしれません。
それがどっちであれ、だれにも利害がなければ、話のタネに使わせてもらっても勘弁してもらえるでしょう。

今年出ている、つまり来年用の「はがきデザインキット」は、ダウンロードしないと図柄をとり込めません。
無料ではあっても気ままには使わせないという、奇妙なシステムデザインになっています。
無料ならどこからどんな方法でもすぐに取り込めるようにすればよさそうに思っても、それをさせない理由が何かあるのでしょう。
そういうスペックなしにデザインされたとも思えませんが、この種のシステム設計者は自分が考えて作る過程に酔ってしまって、使う人の利便性を最大にするということをどこかに置き忘れる傾向もないとは言えません。
ダウンロードに何度も失敗させ、あきらめさせる堅牢さ、あるいはぎこちなさも、その傾向の現れかもしれません。
会社の名がついても、お役所気分が尾を引いているとも言えます。

何千枚ものうちから、気に入った図柄を探し出すのは、自由さが広大であるかのように錯覚しそうですが、人間の感覚は、選ぶ対象範囲が多いほど迷いも多くなるので、かえって面倒なのです。

せいぜい5枚ぐらい並べて、どれにするとやったほうが、サッサと決まります。
それには壮大な分量の図柄をダウンロードする必要はありません。

こういうものは、雲に映して見せ、そこから気に入ったものを選ばせる、そのほうが今様のやり方なのですが、そこまでは知恵が回らなかったか、それではデザイン料の予算が消化しきれなかったか、何か理由があるのでしょう。

さて次のサルがどういう顔をして現れるか、楽しみでもあります。

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年賀状のひな型がいっぱい:2

2014年11月17日 | ソフトいろいろ

11月15日の記事に年賀状のひな形を紹介しましたが、年賀状といえば郵便物、郵便物を配ってくれるのはJPですから、そこのサイトにも触れておかなければ、どこか片手落ちのような気がして、これを書き出しました。
あらためて確かめるほどのこともありませんが、去年も載せたかもしれません。

「はがきデザインキット」というサイトがあります。
 ⇒ http://yubin-nenga.jp/design_kit/

前の記事に、これを先に出さなかった理由は、あるのです。
ある方のお手伝いで、このサイトでダウンロードを始めたけれども、巧くいかなかったのです。
その方のパソコンの設定のどこかに、ダウンロードを受け入れない何かがあるとは思うのですが、それを探し始めてはやっかいなので、書式の王様に助けを求めたというのが、正直な話です。

しかし、そのまま素知らぬ顔ではと、サイトのご紹介だけはしておくことにしました。
そんなの知ってるよ、使ってるよという方も大勢いらっしゃるとは思いますが、あのときダウンロードの失敗が二度続いたので、これが原因だろうとお気づきの方からコメントをいただければと、こちらがホンメーなのです。
よろしくお願いします。

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錠前はなんのために作られるか

2014年11月16日 | 千差万別

セキュリティグッズのひとつである錠前には、実用品の域を超えそうな見事なデザインのものがあります。
なかには、実用価値よりも使う人との知恵比べのようなものもあります。

ある一定の数字にダイヤルを合わせると開く錠前が、一つ間違えると途端にその数字に合わせても開かなくなるという、厄介なものもできています。
ダイヤルとユーザーのあたまの回転競争です。

錠前づくりには、ふたとおりの主目的がありそうです。
ひとつは売るため、もう一つは作る楽しみです。
作る楽しみは、またふたとおり、形と動きとに、そして形と動きもまた、堅固さと面白さに枝分かれします。
その楽しみを味わうのは、メーカーだけでなく、ユーザーもそうです。
錠前をはずし、あけてしまうのも、その瞬間はユーザーとしての行為であって、ユーザーにもまた錠をかける人とはずす人の対極ができます。

パソコンのセキュリティソフトにも、その相手のマルウエアにも、相身互いのような妙な関係が成り立っているような気がします。

「脆弱性緩和ツール Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET)を利用した方がよいかどうか、皆様はどうお考えでしょうか?」という問いかけがHさんのFBから出されました。
 ⇒ http://jump.cx/emet
EMET は、システムやアプリケーションに対して、攻撃を緩和する機能を有効にすることで、脆弱性の悪用を防ぐためのツールであるという説明を見ても、どういうものか見当をつけにくい難物です。

こういうものの効果は、サプリメントの効き目に似ています。
使う人一人ひとりは、効いていると信じれば効いていそうな気がする、同じものをたくさんの人に使ってもらって、一定期間の間に、効いたらしいからしくないかを集計してみないと何とも言えないでしょう。

ただし、実験結果を見ずに想像できることが一つあります。
セキュリティソフトの類は、マルウエアとこだまのように響き合って、パソコン本来のはたらきに必要なものの何倍何十倍もの性能を要求し、作って売らせて買わせて、情報産業の発展に寄与しているということです。
情報がありがたいものと、どの程度思うか、どの程度利用させてもらうかによって、こういう問いかけへの答えは用意されるのではないかと思います。

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