うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

メモリリークのもとはしまりのなさ

2013年04月30日 | 千差万別

Windows の新しいバージョンは速く動くというのは誰もが経験することですが、使っているうちにずるずると動作が鈍くなってきます。
おや、もうこのパソコンも古くなって、動きが鈍くなったきたのかと、多くの人は思うでしょう。
しかし、パソコンは古くなったからといって動き方が鈍くなるということはありません。
人間は歳をとるとだんだん動きが鈍くなりますが、パソコンは古いから遅くなるのではなく、余計なことをさせるから遅くなるのです。

初め軽く動いていたときにはなかった、使いもしないアプリケーション、見もしないお気に入り、読むことのないメール、保存しておく必要のないデータ、使いもしないフォント、聞きもしない音声、見ることもない写真、すぐには思いつかないような見えないデータ、そういうゴミの山が動きを鈍くするのです。

いちばん始末の悪いのが見えないデータです。
その中には、Windows Update で押しかけてくる更新プログラムがあります。
パソコンを起動すれば用があろうとなかろうと、そのプログラム群を呼び出してメモリーに待機させるか、呼び出さないまでも所在を確かめるか、そんなことを毎回やっているようです。

最悪は、使い終わって用事が済んでもメモリーに居座ってしまうデータがあることです。
作業が終わった後の道具の置き忘れ、駅前広場の放置自転車、あるいは宴が終わっても腰を上げない「むしろばたき」のような、プログラマーのしまりのなさが、そんなものを作ってよこします。

そういうゴミの出るだらしのない状態を、メモリリークと呼ぶらしいのですが、片づけがうまくいかない人為的欠陥を、漏れてしまうのは仕方がなかろうとあきらめさせるような呼び方にしてあるのが、またにくいところでもあります。

ここにきて、パソコンと人間の共通点も見つかりましたが、落ちる話はやめておきましょう。

にほんブログ村


見せないセルを作る

2013年04月29日 | ソフトいろいろ

「数式の“切り取り-貼り付け”は“移動”である」
と昨日書きました。

では、“切り取り-貼り付け”と“コピー-貼り付け”とはどう違うのでしょうか。
最初の行をそっくりコピーして、次の行に貼り付けると、元の行の最終セルの式は移動してきません。
これは当然の結果で、次の行の始めの式を書き換えてやらなければなりません。

ここでまた、左の空セルを使えないかと思い立ちました。
数列2行目先頭の左側セルの値を、1行目の最終セルと等しい値にしておいて、2行目全体を3行目以降にズルズルと貼り付ければ、残りの全行がたちまち出来上がります。
最左端のダミー列は文字を白にしておけばよいのです。

月の最終日より大きい値の日付も、文字を白にしておけばよいでしょう。

昨日は「見えないセルを使う」ということでしたが、今日は「見せないセルを作る」という話になりました。

にほんブログ村


見えないセルを使う

2013年04月28日 | ソフトいろいろ

Hさんに教えられ、おやそうだったのかということはまだあります。
「数式の“切り取り-貼り付け”は“移動”である」
ということです。

Excel で、連続したセルに級数を表示させるときは、どこかで行を変えなければなりません。
どこまでも同じ行では、画面からはみ出してスクロールしなければならなかったり、印刷すると1ページに収まらなかったりします。
カレンダーがよい例で、週末で行を変えて次の行に、それがいちばん見やすい表示方法です。
一ヶ月の全日を1行連続にしたものもありますが、実用性は落ちます。

日付の数式をオートフィルでスルッとコピーして週末まで行き、次の行に移るとき、その週末のセルとの関係を絶たずに次の行の先頭セルに数式を持ってくる方法がありました。
週末セルの右側まで連続数式を入れておき、それを切り取って次の行の先頭セルに貼り付ける、これでよいのでした。

「1」の前、つまり左側のセルを「空=0」にしたのと対称に、後ろの右側で「見えないセルを使う」ことなのでした。

何かといえば見せたがる今の世の中ですが、見せずに使いこなすところに、説明されない面白さが潜んでいるものです。
「見て見て」芸人のつまらなさと「見せずに魅せる」芸の味わいの違いに、どこか似ています。

にほんブログ村


空セルの数値はゼロだった

2013年04月27日 | 忘れかけていたこと

訪問サポートでのHさんの説明から、きわめて明快な原理を一つ覚えました。
「空セルの数値はゼロ」
ということです。

Excel で、連続したセルに「1」から始まる級数を表示させる場合、表示させようとする全部のセルに数式を入れておけばよいのですが、「1」と表示させるセルも同じ数式にするにはどうしたらよいか、ということでした。
簡単に言えば、たとえばカレンダーをつくるとき、「1」から始まって「プラス1」をその次のセルの数式にすればよいのですが、「1日」のセルも同じ式にしておこうということです。

答えになる原理は簡単、1,2,3・・・と右に向かって増える数列なら、1の左側のセルをゼロにすればよい、ゼロにするには何も入力しなければよい、もし入っていたら消してしまえばよいということでした。

すぐにわかることで、気づいていないことはいろいろあるものです。

にほんブログ村


タッチ操作系の役割

2013年04月26日 | 千差万別

あっち向いてホイという遊びは、いまでもときどきTVドラマの場面で見かけます。
無意識に誘導されると負けというゲームですが、勝ち負けよりも、指先の動きで誘導する気分を味わうゲームともいえます。

タッチ操作の一斉拡販の様子を見ると、指先誘導の快感に目をつけたところが成功のもとのように思えてきます。

ポインターの動きをマウス操作からタッチパネルの指先操作に、次にはポインターもなくなってしまい、Windows8 からは、キーボードをモバイル・グッズの一部分として持ち歩くのも古臭い感じになってしまいました。

指先の動きで言うことをきかせる、ものはそうして動かすのが普通のやり方、そうなってくると、ものだけでなく、人もそうして動かしたくなります。

人を動かすときと、動かされるときが、交互に来るうちはよいのですが、動かす人と、動かされる人が区別されてしまったとき、それぞれが得る成果とエネルギー消費量との相関は多分くずれるでしょう。

発散しそこなってどこかに溜まった、エネルギー発生時の残渣の始末も厄介なことではありますが、それよりも、指先一本の動きで一斉にある方向に動き出すように人々がなってしまったらなどと、空恐ろしい思いも湧いてきます。

ITグッズの様式の変遷が、いつの間にか扱う人間の心根を変えてしまう困った役割を持ち始めはしないかと、あまり心地よくないことを考えています。

にほんブログ村


ゼロの日とはどういう日か

2013年04月25日 | 千差万別

飲みものはゼロばやりです。
日の勘定にもゼロがあるらしく、なんだそれは「今日でしょう」「今でしょう」のしゃれかと思いましたが、そうではなく「先回り」のことらしいのです。

「Javaにまたもや2件の新たなゼロデイ脆弱性が発覚」
  http://bz.idg.co.jp/c?c=67750&m=291030&v=fcc3c0cc

という記事があって、脆弱性はわかるがゼロデイとは何だろうと思い説明を読むと、ゼロデイ脆弱性とは「パッチが提供されていない脆弱性」とされていました。

パッチは「修正プログラム」とか「アップデート」などと体裁よく呼ばれても、プログラムの弱いところの“つぎ当て”です。
つぎ当てと言っても、穴の開いてないジーンズにわざわざ縫い付ける人もいますから、あながち見下すようなものでもありませんが。

つぎ当てが提供されていないということは、どこかが破れそうだ、破れるかもしれない弱いところがあるからと、つぎ当て布の用意をしている最中だということです。
そいうときに先回りして悪さを仕掛けられる弱み、それがゼロデイ脆弱性と呼ばれていたのです。

弱いところがあれば手当てをしなければなりませんが、そんな弱みのあることを、なぜ宣伝しなければならないのか、そのあたりがよくわからないところです。

「ゼロ」は、無の表現、空の表現、超の表現、始まりの表現、プラスとマイナスの境い目など、意味や使い道がいろいろあって、まこと厄介便利で謎だらけであります。

にほんブログ村


画像の直接貼り付け

2013年04月24日 | ソフトいろいろ

また「貼る」話です。
「画像を直接貼り付けられるメーラーがある」とある方のお話がありました。
それができないメーラーもあったのかと、目の覚める思いでした。

普段メールは文字だけで、画像が必要なら添付ファイルで送ることしかしてこなかったのですが、あるときいちいち添付ファイルを開いてもらったのでは話をうまく受け取ってもらえないようなメールを送ることがあって、Outlook Express の「メッセージの作成」の「挿入」メニューを見ると「画像」という項目があるではありませんか。

これまでは、送信はテキスト形式でという、10年も前に流布された妄信のようなものにとらわれて、文字しか送らなかったのですが、文の途中でも最適な場所に画像を入れるほうが、読み手にとってもはるかに都合のよいことなのだと、もう一度目の覚める思いがしました。

直接画像貼り付けができるというお話は、そのメーラーで試したらできたという実験結果であって、ほかのメーラーではできないという話ではなかったのです。
「可能」の域外には「不可能」だけしかないということではなく、「可能」も「不可能」もあるのだというあたりまえのことで、三度目の目覚めを覚えたのでした。

前の行には、読んだという証拠が直接貼り付けられる仕掛けを作っておいたのですが、これで有効と無効の仕分けをしてみたところで、数値を出すだけの意味しかない、どこかで行われている測定と変わりがないような気がしています。
何を言っているのかおわかりでない方は、迷羅者の戯れごとと思っておいてください。

にほんブログ村


プリンターはA4でよかった

2013年04月23日 | ソフトいろいろ

A4プリンターで4m×4mの大判印刷ができるというソフトがあります。

「ズバリ巨大プリントPLUS」
  http://www.sourcenext.com/cp/s/1304/18_zubakyoplus/?i=mail_it

実際にプリントする用紙の大きさと向きを設定すれば、拡大後のサイズを指定をするだけで自動分割、配置、のりしろの設定までをやってくれるそうです。

お試しください。

にほんブログ村


隠れたいのに顔を出す

2013年04月22日 | 千差万別

人とは交わりたいが顔は出したくない、その反対に、顔の出るのはかまわないが人の相手は面倒、世の中にはいろいろな人がいます。

警視庁のサイトにこういうページがありました。
「振り込め詐欺事件犯人の顔写真」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/furikome/h231201.htm

顔は知られたくない、人との交わりも避けたい、ここに載せてもらった人たちは、こう思っていることでしょう。

にほんブログ村


羊型犬型

2013年04月21日 | 千差万別

どのようなイベントも、人が集まらなければ何も始まりません。

フェイスブックにはイベント機能というのがあります。
フェイスブック上で行うオンラインイベントでも、場所を用意して顔を合わせて行うイベントでも、そこから開催告知を出すことができます。
http://nanapi.jp/24362/

この解説サイトには、どういうことを知らせなさいということまで親切に説明されています。
イベントの幹事役は、新入社員の実務研修にもなります。
その日の気分次第でいきなり集まることしかしないいまの人たちには、格好の教材です。
何を知らせてどういう準備をしておかなければならないかも、全く手のつけ方がわからない人に、少しでも頭を働かせる効果があります。
しかし、自由が気ままの言い換えと思うことにしている人たちは、実収に結びつかない計画には横を向きがちです。


未経験のことは、一切自分で考えてみようとはしない人がいます。
似たような実例を探すことすらしません。
こうしなさいと言われるのをひたすら待つ、それしかしないのです。

こんなことを考えていると、羊の群れを誘導する犬の働く姿を思い浮かべます。
人間にも羊型と犬型がいそうです。
貧富の格差がどうこうなどとは違った次元の、あるいはそれ以前の類別のようです。

にほんブログ村


触り方いろいろ

2013年04月19日 | 千差万別

昨日は指の動かし方の呼び名がいろいろ出てきて面食らい、疑問のもとの 10点タッチにまで話が届きませんでした。

まず、10点に行く前に、耳慣れない言葉だけ拾ってみましょう。

「ピンチ」は「つまむ」ことで2点に触れてつまむようにすると画面が縮まります。
画面が縮まるという言葉だけでは、見える範囲が縮まって狭くなるような錯覚を起こします。
これも言葉を覚えることから入っていくやり方の欠点でしょう。

「ピンチアウト」はつまんだ指を外側に広げることで、「ピンチ」⇒「アウト」という操作感覚でしょうか。
「アウト」があれば「イン」がないと釣り合いがとれないので、「ピンチイン」という対語を考え出し、「ピンチ」だけでもよさそうな言葉をそれに置き換えたのではないかと想像しています。

「スワイプ」は指を触れた状態でずらせる操作で、ピンチよりもねちっとした感じでしょうか。

「ピンチ」には 3本指操作もあり、「スワイプ」には 3本指、4本指があって、それぞれ結果が違うようです。
こんなことは文字や言葉の説明より、指を動かして見るほうがずっと早いので、この辺でやめておきます。

問題は 10点タッチだったのですが、10点といえば手の指全部を一度に使うのですから、いま考えられる操作の範囲に、そんな必要はまずなさそうです。
「10点タッチ操作に対応」と売り出し文句で強調しているのは、そういうこともできますと、高性能を宣伝するつもりだったのでしょうか。

軽自動車の売り出しに、10人乗っても大丈夫とのぼり旗を掲げるのに似て、どこかおかしい気がしています。

にほんブログ村


ただ触ればよいということではない

2013年04月18日 | 千差万別

おススメ新製品案内メールでこういうのが来ました。

「10万円を切るタブレット兼用ノート フレーム内で液晶が回転する独自構造」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/special/20130205/1078622/?set=ml

ノートPC、タブレットどちらのスタイルでも使えるウルトラブック
OS は Windows 8 を搭載
液晶はフルHDの 12.5型で、10点タッチ操作に対応

と添え書きがあります。
ここで知らない言葉が二つ出てきました。

フルHDは、通称フルハイビジョンですが、HはわかってもDがすぐにわかりません。
これは full high definition の呼び換えでした。
半直半訳、いや2直1換では、すぐにはわからないのがあたりまえです。

フルHDがどういうものかというと、走査線 1080本以上の方式のこと、あるいは、そのような映像を表示できる、1920×1080ピクセルの画面解像度のこと。
これなら12.5型のパネルでは針で描いたような画面が見られるでしょう。


もう一つの 10点タッチ、このほうが難解です。
タッチパネルが 2点以上のタッチを検知して、タッチ操作の組み合わせでいろいろな操作できるのを「マルチタッチ」といいます。

1タッチ 1操作では、一つの目的に何度も操作をつなげていかなければなりません。
たとえば見ている画面を広げるには、画面のどこかをクリック ⇒ [Ctrl] を押しながら ⇒ スクロールボタンをぐりぐり、と 3段階になります。
れがマルチタッチなら片手 1操作ですみます。

操作は簡単なのですが、方法は覚えなければなりません。
2本指スクロール、回転、ピンチイン、ピンチアウト、3本指スワイプ、3本指ピンチ、4本指スワイプなど、名前を聞いただけではこれがまたすぐにはわかりません。

「やってみるのが先」の人なら簡単、すぐ覚えます。
しかし、「覚えなければやらない」という人には、これはなかなかの難物になるでしょう。

にほんブログ村


タッチパネルをタッチなしで動かす

2013年04月17日 | 千差万別

手洗いの蛇口の下に手を持っていくと、どこにも触れずに水が出てくる、車のドア・ロックを、車体に触れずに操作する、エレベーターのドアも、扉を押さえなくても近づけば閉まらない、こういうタッチレス操作が、随所に見かけられるようになりました。
操作というのは、人間の意志によって文字どおり手で行われるものですから、タッチレス操作というよりタッチレス制御といったほうがよいかもしれません。

Windows8 を新しくセットアップしたら、タッチパネルにタッチせずに手を動かしただけで画面が動き出したという話を聞きました。

電気は接触しなくても通じますから、そういうシステムにしておけば言うことを聞いてくれるとは思うのですが、決定的な指示と、大まかな指示の選択を注意して組み込んでおかないと、とんでもない間違いを起こすおそれもあります。

何年も前のことですが、山手線のH駅で、切符を買おうとしてパネルの前に手を近づけたら、要求していない切符が出てきたこともありました。
切符の間違いならボタンを押して駅員を呼び出せばよいのですが、止めるつもりのない停電をさせたり、ミサイルを発射させたりしたのでは大変です。


ところで、タッチしないで動かすパネルは何と呼ぶのかと気になっていましたが、「タッチレス操作パネル」と、すでに呼び名がついていました。
このパネルは、手袋をしていても動くそうです。

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/trend_tamago/post_22990/

どんな動きをするのか、興味をお持ちの方は一度覗いてごらんください。

にほんブログ村


無限ループフラグの怪現象

2013年04月16日 | 千差万別

ループの道は、終わりが見えているから心地よく走れるので、もしどこまで続くかわからないループだったら怖くて走れません。

コンピューター・プログラムを作りそこなうと、無限ループに陥って、止めることのできない状態になってしまうことがあります。

「無限ループフラグ」という言葉をふと見かけました。
無限ループに立つ旗印とはどういうものなのか、さあ見当がつきません。
一つ考えられるのは、これは無限ループだから入ってはいけないという注意標識です。
しかし、プログラムはどこかでかかわりを持たなければ、全くの無接触状態では読み取ることはできないものです。
フラグは外からでは見えません。
入ってしまえば抜け出せない無限ループで、入らなければ見つけることのできないフラグに、これは無限ループだと教えてもらっても、そのときにはもう抜け出せないところにいるのでは、それからどうしたらよいのでしょう。

「無限ループフラグ」という言葉は実在しています。
ところがそれがどういうことなのか、別の言葉で言い表せない、おかしな言葉です。
ツイッターには一つだけそれらしい記事がありました。

これを書き始めて2~3行目でファイルを変えようと「切り取り」をしたら、どういうわけかエディターがダウン。
移動先のファイルにも、元のファイルにも、切り取った記事はありません。
新しいファイルにも「貼り付け」はききません。
どこを探してもなくなったその記事は、無限のかなたへ飛び去ってしまったようです。

にほんブログ村


直行の危険

2013年04月15日 | 千差万別

最近あちこちから、パスワードの再設定を促すメッセージが、しきりにやってくるようになりました。

サイトのログイン画面で出てくる場合はよいのですが、メールの中には怪しいのもありそうです。
メール文の中にリンク先のアドレスが書き込まれていて、わざわざブラウザの起動操作をしなくてもそこにつながるのは、ごく普通の仕組みです。
ところが、一見直行に見えて実はそれはバイパス、わき道なのです。

わき道には、とかくだまされやすい仕掛けがひそんでいます。
「パスワードの再設定は、ここからサイトに直行してください」
こんなことが書いてあると、「はい、わかりました」とついクリックしそうですが、直行でどうぞと案内された先が、盗用アドレスの収集箱ということもあります。

「パスワードの再設定」または「パスワードの変更」を案内された場合は、絶対にメール内のリンクをクリックせず、あらためてブラウザを起動して、該当サービスのサイトに確実に直行をするよう、注意しましょう。

先日、あるサイトの再設定終了後に来たメールメッセージにこんなのもありました。
「このメールは、○○○○ パスワード変更の確認を行います。
○○○○ パスワードを変更した覚えがない場合は、下のリンクをクリックして再変更して下さい。」
これはどうも怪しそうです。
善意の解釈も危険です。
こうなると、外来メッセージの訳文が怪しいのか、伝達・要求の中身が怪しいのか、あたまの働きまでバイパスに連れて行かれそうです。

にほんブログ村