うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

右クリックの苦手な人に ~ ルーチンのおさらい:38

2015年03月31日 | 千差万別

断片知識も掻き集めておけば、何かの拍子に発酵を始めることもあります。

研究論文にも堂々と使われるまでに偉くなってしまったコピペ、そのときに右クリックはいつも役に立ってくれます。
ところが、この右クリックが思うようにいかない方も中にはおられます。
左か右か考えた末に、右クリックをいったんどこかですると、手の形がそこで固まってしまって、次のクリックのとき左ボタンに指が戻っていかないらしいのです。
3年もパソコンを使っていて、「そこでクリック」と言うと、マウスをにらみながら「左ですか」と聞き返す人もいます。

マウスの苦手な人には、キーだけでコピペのほうがよいかもしれません。

[Ctrl]+[X] 切り取り
[Ctrl]+[C] コピー
[Ctrl]+[V] 貼り付け

巧い具合に、左手小指と隣の3本指でちょうど間に合うように、キーが割り当てられています。
字が書いてあれば、右はどっちかと考えることもないでしょう。
ただし、左手だけでキー操作をしているとき、嫌いなはずのマウスが、右手から離れずにいて、うっかりどこかでクリックしてしまう不安は残ります。アーメン。

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断片つなぎのお手伝い ~ ルーチンのおさらい:37

2015年03月30日 | 忘れかけていたこと

「キーボードのキーの役目も、知ってみたところで断片知識に終わってしまうことが多い」と、昨日書きましたが、そう言いきってしまっては身も蓋もなさそうです。
断片知識を仕入れる過程に、何か意義は見いだせないでしょうか。

キーボードのキーの役目を、片端から教えてほしいと、もし相談をもちかけられたらどうしようかと考えてみました。
キーの役目を、一つひとつひとに尋ねて説明を聞いたところで、言葉のやり取りだけで終わってしまいます。
その場でノートをとってみても、多分書いただけで終わりになるでしょう。
役目を考えてみることにも、探りだすことにも、脳が働いてないからです。
想像と探索は、頭を柔らかくします。

まず左上の Esc キーからと、何度も使っているはずなのに説明を聞きたがる人もいます。
きまじめな人には、学生時代にエスケープの経験もないでしょうから、その言葉を知らないかもしれません。
とりあえずインターネット⇒グーグルを呼び出し⇒ esc と打ち込んでもらい、すぐ下に出てくる何行かの文字の中から esc を見つけてクリック、いくつかの項目の中から、それらしい説明を探り出して読んでみてもらいます。

これが何か知りたいときの万能手順であることを覚えてもらいます。

探索と想像を織り交ぜて脳を働かせるように誘導する、こんなことでパソコン相談が頭の健康相談にもなるかもしれません。

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こま切れと 断片の違い

2015年03月29日 | 千差万別

こま切れの肉は、まとめると肉の塊のようにすることもできます。
こま切れの知識も、うまくつながればちょうど使い勝手のよい大きさにまとまることがります。
知識がつながり、まとまって動き始めると、発酵をはじめ知恵になることもあります。

ところが、つながりもせず、まとまって力も出さず、もちろん発酵にも至らない知識もあります。
切れ端を持っているだけの、あるいは持たされただけの、断片知識です。

断片知識は役立つ度合いが少ないうちはまだよいのですが、実際とは違うものごとの解釈をさせてしまうこともあります。
歴史の知識などには、そういう困りものが多いようです。
そういう話は、筋道がおかしいので、よく考えれば違いはわかるのですが、読んだこと聞いたことを、その断片だけで手に取りもせず見ていれば、はじめは「何だこれ」と思ったものが、いつか「そんなものか」に変わり、頭の隅におさまってしまいます。


キーボードのキーの役目も、知ってみたところで断片知識に終わってしまうことが多いものです。
一つひとつのキーがどう働くのかを知りたいという欲求は、キーボードをじっと見ていると、いつか起きることがります。
そのとき、まず聞いてからと思うか、押してみようと思うかは、人によりさまざまです。
そこでどうするかによって、ものごとの筋道の確かめ方が変わってくるようにも思います。

確かに、筋道を確かめ損なうと、話はよくわからなくなります。
いつでしたか、「セキュリティエッセンシャルが、2015/7/14 までサポート延長」という情報を知らされたことがありました。
この言葉だけを見ると、いま Windows 7 にまでは有効に使えているセキュリティエッセンシャルが、2015/7/14を過ぎるとアップデイトも効かなくなってしまうようにも読みとれます。
まだまだユーザーの多い Windows 7 の、オマケのようなセキュリティソフトが、そうすぐにダメになってしまうはずはないのですが、知らされた断片情報だけを見ると「えっ」と思ってしまいます。
Windows 10 まで手が伸びたので、早ばやと Windows 7 の店をたたむのかと、見当違いの勘ぐりさえ起こしそうになります。

よく確かめればこの話は、Windows XP 向けの定義ファイル提供サポートを、2015/7/14 までとするということなのでした。
もう相手にされなくなったOSとのからみあいのことを、なぜ情報らしく知らせてくれたのか、そのあたりの事情を、しばらく会う機会の途絶えた発信者から聞き出せず、断片知識がミルフィーユにもなれずに、いま固まりそうになっています。

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出番の少ない便利なキー ~ ルーチンのおさらい:36

2015年03月28日 | 忘れかけていたこと

エクセルをもうだいぶ長く使っていらっしゃても、Tab キーを使わない方がおられます。
同じ行の中で、セルごとに入力していくとき、あるセルに数値を入れて [Enter]、そのあとマウスで次の入力セルをクリック、そんな面倒なことをずっと続けます。

「そこでエンター押さないで」「え!」「タブを押してみてください」「オヤ!」
そんなこともときどきあります。

[Tab] キーがあまり使われないのは、名前のせいもあるのではないかと思います。
選択位置の移動という、果たしてくれる役目を、キーの名前が想像させてくれないのです。
タブよりムーブのほうが合っていそうにも思いますが、いまさらどうにもなりません。

エンターをうっかり押すと、違うことをやってくれる場合もありますが、タブは次に移るだけですから、心配はいりません。
エクセルに限らず、何かを選んでいて次に移るとき、試しにタブを押してみましょう。
きっと便利さを発見できると思います。

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ひとりで化けるアイコン

2015年03月27日 | 千差万別

Sさんから「エンドレス ジャズ サイトは此れだ」と紹介されたサイトが二つ。
 http://www.jazzradio.com/mellowjazz
 http://www.lastfm.jp/listen/globaltags/jazz%20piano

勝手に鳴りだすので無精者にはちょうどよく、このうち一つを、開いてからURLのあたまにあるアイコンをデスクトップにドラッグして、真ん中の見やすいところに置きました。

それが、はじめはあの見慣れた I Eマークだったアイコンが、何日か経つうちに姿を変えたのです。
前にも一度こういうことがありました。
そちらは右隣のアイコンですが、さて、このしかけ、どうなっているのでしょうか。

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自分だけの楽しみ 面白さの秘密

2015年03月26日 | 千差万別

Sさんからいただいたコメントで、面白いサイトのあるのを知りました。

「パソコンのホントコ」という名前です。
 ⇒ http://azby.fmworld.net/kids/pc/hontoko/index.html

「此れ難しいいです」と紹介文にありましたが、これが名文で、「いい」の二文字から、いろいろな意味を掬いあげることができます。
五代目志ん生の「いいーぃ女」という、あのせりふを思い出します。

難しく、かつ「いい」のか、難しさの強調なのか、そんなことを思いながら中を見ますと、別のページに「パソコンをもっと使おう」というのがありました。
「もっと使おう」には、デスクトップのアイコンを全部消してしまう方法というのもあります。

デスクトップがごちゃごちゃしていると気分がよくありませんから、すっきりさせたいのはわかりますが、アイコンを全部見えなくしてどうするのでしょう。
なぜそうするのかがわからないことに、説明を求めるのヤボですから、これは想像するしかありません。
デスクトップの壁を、なにもぶら下がってない状態でじっと眺めている時間が欲しい、ということなのでしょうか。

絵だけ見たければ方法がないこともないのに、と思ってはみたものの、ではどうする上にも下にもバーなしだよ、と言われたら、さて、どういう手があるのでしょう。

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キー割り当てを 変えてみようか

2015年03月25日 | ソフトいろいろ

「SysRq」のように、看板だけ掲げてあるキーをそのままにしておくのは忌々しい、と思っても、その仕事をしてくれるソフトウエアの手助けが必要です。
何とか使えるようにしてやろうではないかと思われる方に、入り口を二か所ご紹介しておきます。

http://www.forest.impress.co.jp/library/software/changekey/
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/util/operate/keyboard/

途中で寄り道をなさらないよう、変なパイラーに引っ掛からないよう、どうぞご用心の上、足を踏み入れてください。

その前に、何をさせるのか、決めておかなければ意味がありませんが、こんな念のためは必要なかったですね。

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看板だけの代理店がキーボードにあった

2015年03月24日 | 千差万別

修飾キーには、看板だけで何もしないものがあります。

キーの配置は機種によって違いますが、私のキーボードには「Delete」キーの下半分に [Sys Rq] という四角で囲った文字が刻まれています。

「SysRq」は System Request システム要求ということまではわかりますが、その先がわかりません。
コンピューター・システムに何を要求できるのでしょうか。
キーワードの書き込みができ、インデックスがあっても、意味のわからないことが書いてある「ヘルプ」に、もう一つ輪をかけたようなものです。

「要求受付」の看板だけでは、何に使うのかさっぱりわかりません。
注文の多い料理店をもじったのか、問題の多い料理店というTVドラマがありました。
[Sys Rq] は、注文することも注文のし方もわからない、看板だけは出ている代理店のようなものです。

用語辞典の「システム要求」の記事もそういう言葉があるから出しておく程度のひどいものです。
私のパソコンも、[Fn]+[Sys Rq] には何の反応も示しません。
みなさんご自分のパソコンでお試しになると、なかには何かしてくれることがあるかもしれません。

何もしないということは、役目を与えてないということです。
それなら、要求事項を考え出して割り当てればよさそうです。
しかし、何をしてもらうか、それが問題で、いつも使うことでなければすぐ忘れてしまい、役に立ちません。
二つのキーを一緒に押してまで毎日やってもらいたいこと、何かあるでしょうか。

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F キーには 第二列の効き目があった ~ ルーチンのおさらい:35

2015年03月23日 | 千差万別

[F1]~[F12]を、一つずつ見てきましたが、途中で目をそらせていたことがあります。

F がついたキーのうち7個の下半分に、四角で囲った、あるいは四角を引きちぎったような、[ ]の足を両方から伸ばしたような図形で囲った絵が刻みこんであります。
[F1]~[F12] のほかにもこの四角マークがついていて、そこには文字が書かれています。
絵や字の刻まれたそれらのキーには、特別な機能が割り当てられています。

特別な働きをさせるときは、ボードの左下にある [Fn] キーを押しておいて操作します。
私は、[Prt Sc] 以外には、この機能をまだ使ったことがありません。
使い方がわかりにくい、調べにくい、その用がない、いろいろ理屈はつけられますが、自分が無精だからです。
この機能は、メーカーごと機種ごとに違うようなので、覚える気にもなりません。

四角のついたキーを見ていて、わかったことがひとつあります。
それは、便利さは万能ではない、いつ誰にでも便利という便利さは、この世にはないということでした。

いつ誰にでもご利益をもたらす宗教がないのと、どこか通じるところがありそうです。

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名前付けのメニュ:オフィスでは探さなくてよい ~ ルーチンのおさらい:34

2015年03月22日 | 忘れかけていたこと

WordやExcelで [F12] を押すと「名前をつけて保存」の窓が表示されます。

最後に閉じるとき必ず聞いてくるから、名づけはそのときでよい、という使い方もあります。
編集中のファイルは一定時間ごとにバックアップを取ってくれているから、地震が起きて中断しても、それまでの作業がまるごとむだになることはない、という考え方もあります。

いずれしなければならないことなら、気がついたときに済ませておく、それには手間のかからないほうがよい、という習慣づけは、おまかせ依存症の防止や脳の運動にもなります。

もうひとつ、終了のときになってファイル名を考えているような作業ぶりでは、ただ続けているだけでやる気のないスポーツ練習と同じ、身にはつかないということもあります。

考え方はさまざまですが、さて、みなさんはどれをお好みでしょうか。

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精一杯 広げて見よう

2015年03月21日 | ソフトいろいろ

文字を読むときは、画面全体が見えなくても気になりません。
なぜでしょう、全体が見えなくても表現を読みとれるからです。
画像を見るときには、画面全体が見えなくてもよい場合と、全体が見えたほうがよい場合があります。
絵画、映画、絵本などは、全体が見えなければ見たことになりません。
なぜでしょう、全体が見えなければ表現の意図が読めないからです。

動画サイトでも画面をひろげて見られる機能をそなえたものがあります。

ソフトそれぞれの応動範囲内で、パソコン画面の不要部分を隠して、画面を広げてくれるのが [F11] です。
まだ未体験の方はいま [F11] を押してみてください。
広がってしまって、元に戻す方法はわかるのか、心配はいりません、もういちど [F11] を押せばよいのです。

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おっとしまった 全角だった ~ ルーチンのおさらい:33

2015年03月20日 | 忘れかけていたこと

文字の全角入力中に、半角入力のほうが仕上がりがよかったり、半角入力を要求されていたりしても、つい全角で打ち込んでしまうことがあります。

律儀なお方は、[Back Space] で一字一字消したり、もっと丁寧な方法を好むお方は訂正範囲をドラッグで指定してから [Delete] をおもむろに押したり、いろいろな方法でいったん消去、再入力という面倒なことをいとわずやっておられます。

見ていて気づき、「ちょっと待って」と言ってから「F10 を押してみてください」と言うと、「おや」と感心されることもしばしばあります。

[F・] 群のファンクションキーは、使いこまなければ覚えません。
知っているだけでは役に立たず、どれが何をしてくれるのかもすぐ忘れます。
せいぜいお付き合いを深めるようにしていれば、無駄な時間を結構省いてもらえるものです。
どうぞ、お試しだけでなく、常用なさることをお勧めします。

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無変換という変換機能 ~ ルーチンのおさらい:32

2015年03月19日 | 忘れかけていたこと

ローマ字で入力して、かなや漢字になってほしくないとき、[F9] が、そのままで確定できるようにしてくれます。

回答しない、投票しない、そういう意思表示もあります。
変換しないのも、変換という仕事のうちの一つなのでしょう。

そのまんま、まんまがいいよ、素顔の美しさのような、{F9] には福を暗示させる秘めた力があるような気がします。

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詰めれば つまる ~ ルーチンのおさらい:31

2015年03月18日 | 千差万別

[F7] は、いきなりカタカナ変換をやってくれます。
隣の [F8] は、ハンカクカタカナ変換の役を引き受けてくれます。

長い振り仮名、長いファイル名、そういうときには半角カナにするとおさまりのよいときもあります。

振り仮名のことでよくわからないのは、契約書や届書に書く住所の振り仮名です。
県、市、番地、号という字まで振り仮名を書かせられること、カタカナにも振り仮名を入れるのに数字には入れないことです。
姓名はともかく、住所は読みにくそうな、あるいは読み違いの起きそうなところだけカナを振ってあればよいと思うのですが。
つまらないところは几帳面に、みなだまってやっていて、こういうところは詰める気にならないようです。

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使用頻度最大の F7 キー ~ ルーチンのおさらい:30

2015年03月17日 | 千差万別

[F6]~[F10] の文字変換用途の中では、[F7] のいきなりカタカナ変換が、いちばん最初に覚えられ、いちばん多く使われているのではないかと思います。

[F] のついたキーがあることを知ったのも、[F7] がはじめでした。

七福神めぐり、七草、七五三、七という数には、先の幸せを予感させる何かがあるようです。
[F7] が、カタカナ変換をすぐやってくれても、カタカナの呼び名が、何にでもすぐに幸せをもちこんでくるとも思えませんが。

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