うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

Excel の復習【関数のこと:11】~ ルーチンのおさらい:53

2015年07月31日 | 忘れかけていたこと

数値の丸めで、四捨五入の次に頭に浮かぶのは「切り捨て」です。
「ごめん」が続くといやな言葉になりますが、半端はいらない、ないことにしようという、いさぎよい感じの関数です。

いちばん使いそうなのは少数部分の切り捨てです。

「Excel関数一覧 機能別」にある「INT 小数点以下を切り捨てる」です。
 ⇒ http://dekiru.net/article/4429/

INT integer インテジャー 整数は、小数でも分数でもない数です。

=INT(数値) 

ゼロもあり、マイナスもあり、ただし半端はなしという数です。

ある一つの数が、整数ならどうなるかという関数ですから、引数はその数ひとつだけです。

たとえば千円未満は切り捨てという、払うほうにはうれしい丸め方の場合はどうするか、やってみたことが図に示されています。
この手を使えばどこのくらいでも切り捨てが自由にできます。
いろいろお試しください。
自分で試しておけば、いちいち覚えておく必要はありません。
覚えるのは INT の3文字だけで間に合います。
IMT や UNT などと打ち間違えなければだいじょうぶです。

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Excel の復習【関数のこと:10】~ ルーチンのおさらい:52

2015年07月30日 | 忘れかけていたこと

選択されているセルの色を濃くする方法には、そのセルだけ変える、あるいは行も列も通しで色を変える、どんなこともできそうですが、そこに足を踏み込むと、当分深みにはまりそうなので、あとのお楽しみということにしておきます。

関数は条件の付け方で、与えられる情報の読み方や答えの返し方を変えることができます。
関数の名前を変えて、取り扱う領分や条件を仕分けしてしまうことも行われます。

「Excel関数一覧 機能別」というサイトを見ると、SUM 関数の親戚もずらっと並んでいます。
 ⇒ http://dekiru.net/article/4429/

一族郎党を端から順に紹介されても名前を覚えることすらできません。
ここでは、並んだ関数のなかから、付き合う機会の多そうなものを選び出し、一度ずつ稽古のまねごとでもしておくことにします。
いずれ役に立つことがあるでしょう。

だいじなことは、簡単な関数でも、一度実際に「使う」体験をしてみること、それが肝心なのです。
見て「ああそうか」と思っただけでは、余程非凡な記憶力をもったひとでなければ、どこかで関数を使えるよい機会に恵まれても、そこで思い出すことはないでしょう。

SUM 関数の次に目につくのは、「数値の丸め」の類にある「ROUND 指定した桁数で四捨五入する」です。
ROUND ラウンド 丸くする~「数値の丸め」、ぴったり合った訳です。

未体験の方は、Excel を起動して実際にやってみましょう。

どこのセルでもかまいませんから、少数のついた数字を適当に入力します。
数字の入ったセルが [B2] であったとしておきます。
どこかほかのセル、ここでは D2 に関数を、次のように仕込みます。

=関数名(引数1,引数2) のかたちで、
=ROUND(数値,桁数) とします。

B2 に 3.141592 と入力
D2 に =ROUND(B2,4) と関数を入力 ⇒ 3.1416 と表示

引数1 は丸めようとする数値、引数2 は桁数です。
この桁数とは、返り値の小数点以下の桁数です。
桁数を 4 にすれば、5 桁めを四捨五入した小数点以下 4 桁の数値が返されます。

では桁数をゼロにしたらどうなるでしょうか。
桁数をマイナスにしたらどうなるでしょうか。
こういうことは、質問して答えをもらってはいけません。
実際にやってみれば、すぐにわかるからです。

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Excel の復習【範囲指定の確認】~ ルーチンのおさらい:51

2015年07月29日 | 忘れかけていたこと

関数の復習の途中ですが、ちょっと寄り道をします。

ノートパソコンの折りたたみ角度を、見やすいように広げられない事情を抱えてしまったという、昨日の異変のことです。
ひとは「もう買い替えたら」と気楽に言います。
けれども、ちょっと画面が見にくいだけで、ほかには何も差し障りなく使えるものを、簡単に捨て去りたくはありません。

使い道の何千分の一か何万分の一かにしか当たらない、Excel の指定セルの変色表示だけが望みどおりにならない、それだけのことです。

対策がないわけではありません。
無視するか、代替法を考えるか、そのどちらかです。
色が変わらなくても選択指定は結果でわかるから気にしないのが手っ取り早いのです。
もし、それでは気分がおさまらないなら、選択されたところの色を濃くすればよさそうです。
さて、そんな都合のよい方法はあるのでしょうか

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Excel の復習【関数のこと:9】~ ルーチンのおさらい:50

2015年07月28日 | 忘れかけていたこと

SUM 関数で、合計計算範囲を飛びとびで指定するとき、[Ctrl] キーが活躍してくれます。
次のセルに飛んで移るときに [Ctrl] キーを押しておけば、引数と引数との間の半角コンマも黙って書き込んでくれます。

ところが、あるとき異変が起きました。
[Ctrl] キーを押して次に移ったとき、前の指定範囲はセルの色が変わって見分けがつくようになっていたのに、色がつかないのです。
数式バーには、前の指定範囲がちゃんと書かれているのに、選択がほどけてしまったかのように、表示がうまくできていません。
設定を変えた覚えもないので、Excel のご機嫌を損ねたかと、別のセルで [Ctrl] キーを使った飛びセル指定を行ってみました。
やはり色がつきません。
どうしたのだろうかと、ふとディスプレイの角度を変えてみると、なんと前の指定範囲にも色がついているではありませんか。
液晶画面を見るときは、死角に入らないよう、背筋を伸ばして真正面から視覚を得るように、気をつけることにしようと、いまさらながら思った次第です。

もし、鈍角にまで広げると、液晶画面の表示が大きく変わってしまうようでしたら、そのパソコンは、もう本体故障の状態で、手当てが必要でしょう。

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Excel の復習【関数のこと:8】~ ルーチンのおさらい:49

2015年07月27日 | 忘れかけていたこと

SUM 関数は、
 =SUM(セル1:セルn)
という書き方で、引数は合計計算範囲をセル名で指定します。

昨日の記事はこうなっています。
実は、これが少し怪しいのです。

7月24日の記事はこうでした。
 =関数名(引数1,引数2,・・・)

セル1:セルn
引数1,引数2

何となく似てはいますが、同じではありません。
セル1:セルn は、セル1からセルn までの連続したセルの値を指している、一つの引数でしかありません。
つまり、引数1 であとがないのです。
合計を求めている範囲が連続したセルに入っている場合は、引数1 だけでよいのですが、世の中で行われる計算は、そんな単純なものだけではありません。

セル1 からセルn までと、同じシートの別のところ、あるいは別のシートのどこかのセルと範囲を広げたくなったとき、どうしたらよいでしょう。
連続範囲ごとに SUM 関数で小計を求めておき、それを合計する方法もありますが、小計のひと呼吸が、どこか間抜けに見えます。
そんなことをせず、一気に合計を求めるのが、引数2 以降の役割です。
引数1 と引数2 の間、また次の引数との間に「,」半角コンマを忘れずに入れれば、範囲が飛びとびにいくつあっても、一つの関数で片付きます。

間違って全角にしたり、別の点記号を入れたりしないこと、気をつけるのはそれだけです。
もし間違ったらどうなるかは、やってみればすぐわかります。
わざと間違っても、うっかり間違っても、[Ctrl]+[Z] で元に戻ります、心配はいりません。

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Excel の復習【関数のこと:7】~ ルーチンのおさらい:48

2015年07月26日 | 忘れかけていたこと

「できるネット」の「Excel関数一覧 機能別」から、すぐになじめそうな関数を拾いあげてみます。
 ⇒ http://dekiru.net/article/4429/

はじめは、「数値の集計」群のなかにある「SUM 数値を合計する」という関数です。
この文字をクリックすると、SUM 関数の使いかたが図解入りで載っています。

このサイトは、心理学を学んでからこの道に入られた先生の作ったもので、わかりやすく書かれています。
よく見かける、ついでメモや売り込み記事とは違い、講習会のテキストにも向きそうです。

SUM サムは、合計という英単語そのままです。
 ⇒ https://kotobank.jp/ejword/sum

Excel では SUM 関数は、
=SUM(セル1:セル2)
という書き方で、引数は合計計算範囲をセル名で指定します。

Word の表では、
=SUM(LEFT)
とすれば左側の合計が計算され、LEFT、RIGHT、ABOVE、BELOW が引数に使えると聞きましたが、Excel えはそうはいかないようです。
Excel では、表の内も外も関係ないので、というよりも、シート全体が表なので、それを始めると間違いが増えそうだからでしょうか。

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Excel の復習【関数のこと:6】~ ルーチンのおさらい:47

2015年07月25日 | 忘れかけていたこと

Excel の関数は、最初に目的XXをはっきりさせなければ使えません。
ただ関数を使ってみようというのでは、焼酎の超大ボトルを一気にあおって一気に命を落とした学生とおなじで、意味を持たずの体験優先からは何も得ることはできません。
数表の中で、何か仕組みを作りたいから関数を使うのです。

どういうことをさせたいかを言葉で伝えて、それに合った関数を探し出してくれる人は、そばについていてはくれません。
自分で探しあてるしかないのです。
探し方はいろいろいろあります。
Excel のメニューリボンからそれらしいものを見つけて試してみるのもひとつの方法です。

Webサイトには、一覧表を作って載せてくれているのもあります。
「できるネット」の「Excel関数一覧 機能別」は見やすく作られています。
 ⇒ http://dekiru.net/article/4429/

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Excel の復習【関数のこと:5】~ ルーチンのおさらい:46

2015年07月24日 | 忘れかけていたこと

関数には、並べ方の決まった書式があって、間違えば答えを返してもらえないのは確かです。
返してもらえない以前に、間違った書き方では、数式として受け付けてももらえません。
関数は、数式の仲間ですから、数式として受け付けてもらえないのでは話になりません。

昨日は書き方の決まり型を確かめました。
   関数名(引数1,引数2,・・・)

しかし、これではただの文字列で、数式になっていませんでした。
=」イコールという旗印が抜けていたのです。

「ここは関数でいくぞ」といきなり号令をかけても、イコールを先頭に立てなければ数式になりません。
   =関数名(引数1,引数2,・・・)

これは数式です、数式の種類はXX関数です、と最初に目的XXをはっきり宣言して、その目的に合い、かつ必要な情報を( )の中に入れて頼めば、Excel の関数加工部がたちどころに答えを返してくれるのです。

目的にできるXXは、何百種類も用意されています。
目的に合う必要情報の順序や書き方も、XXの種類ごとに決められています。

これを探し出すのが面倒と思うのは、自分がいま何を食べたいか、それを考えるのを面倒に思うのと同じことでしょう。

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Excel の復習【関数のこと:4】~ ルーチンのおさらい:45

2015年07月23日 | 忘れかけていたこと

関数プログラムは、計算加工の目的でつくられています。
検索プログラムのように、何でもかまわず放り込まれたキーワードを見て、これでしょうか、これではいかがですかと答えてはくれません。

引き受けたものを加工するには、その対象が、上手に整理されていなければ、正確な加工はできないでしょう。
Excel の関数は、整理のし方がしっかり決められていて、そのとおりでないものは受け付けてくれません。

整理の仕方とは、何をどのようにということです。

前の記事には、関数を、ジューサー、あるいはお化けのように見立てたイメージ図式を、何度か書いてみましたが、あの図には、関数のだいじな部分が描きこまれていません。

何をにも、どのようににも、またがってかかわりのある「関数名」の旗印が抜けているのです。

関数には、間違えば返してもらえない、並べ方の決まった書式があるのでした。

   関数名(引数1,引数2,・・・)

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Excel の復習【関数のこと:3】~ ルーチンのおさらい:44

2015年07月22日 | 忘れかけていたこと

関数に「入れる」ものをなぜ「引数:ひきすう」と呼ぶのか、このあたりが、関数という便利なというよりなくてはならない道具を、付き合いにくいものにしている原因の一つのように思います。
なぜ迷うのか、それはどうやら、はじめに関数をジューサーに見立てたところにも、かかわりがありそうです。

ジューサーは生きものではありませんから、私たちは、それを使うものとして、外側から見ます。
外側から見れば、入れるものはなにか、出てくるものはどんなものかという見方になります。
そこで「入れる」ことと「引く」という呼び方は逆ではないかと、何かそぐわないものを感じてしまうのです。

ここで、逆なのは言葉ではなく、考える身の置き所ではないかと気づきました。
ジューサーを外から見るのではなく、自分がジューサーになったらどうかと思えばよいのです。
道具にはなれないと思うなら、引数を食って返り値を吐き出す化け物でもよいでしょう。
自分に引き入れるのなら、「ひきすう」がピッタリの呼び方になります。

専門用語や現場用語は、それが気に入らないからといって、ほかの言葉にすることはできません。
変えられないなら逆でも仕方がないと思っていたのでは、いつまでもそれが引っ掛かって滑りが悪くなります。
自分がどう感じるかより、生きものでない道具のようなものでも、それになったつもりになれば、案外腑に落ちたような気分になるものでした。

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Excel の復習【関数のこと:2】~ ルーチンのおさらい:43

2015年07月21日 | 忘れかけていたこと

Excel の関数は、ジューサーのようなものと書きました。
このジューサーに、入れるものと、出てくるものには、それぞれ共通の名前がついています。
入れるものの名前は「引数」、出てくるものは「返り値」と呼ばれます。
呼ぶといっても、関数を使うたびに「引数さん」「返り値さん」と、いちいち呼ぶことはしません。

どう読むのか、とりあえず発音だけは、共通の読み方を受け入れておかなければなりません。
「引数」は「ひきすう」と湯桶読みします。
その読み方はおかしい「いんすう」ではないかと頑張っても、それは通じません。
「いんすう」では、因数分解のいんすうと間違われるでしょう。

「返り値」は「かえりち」ですが、返り血と同じ発音なのであまりよい感じの読み方ではありません。
「返り値」という名詞にすると、気持ちのよい発音にならないからでしょうか、「・・・を返す」と動詞に変えて言いあらわす人もいます。

「ひきすう」も「かえりち」も普段の生活ではまったく使われません。
なじみの薄い言葉はすぐ忘れますから、記憶装置のぎざぎざにひっかかりそうなことを、明日はもう少し考えておくことにします。

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Excel の復習【関数のこと:1】~ ルーチンのおさらい:42

2015年07月20日 | 忘れかけていたこと

まったく実用的に、教えられたとおりに表をつくり、あるいはできあがっている表をそのまま使えば、Excel を手なづけた気分にもなれます。

しかし、多少の応用を利かせたければ、関数のお世話にならなければなりません。

この辺でそろそろ、あたまの煤払いに、基礎のおさらいをしてみたいと思い立ちました。

まず、関数とはなんだ、そこからはじめてみます。
XXとはというと、定義のようなことばを先に考えたがりますが、言葉から入っていくと、その一つ一つにまた定義付けや解釈が要るということになるので、まずこんなものというイメージを記憶の底に植え付けることにします。

関数は Excel の機能の一部で、ジューサーのようなものとしてみます。
ジューサーがいやなら、フードプロセッサー、ミキサー、コーヒーメーカー、何でもかまいません、器の中にたとえば[1]と[2]という何かを放り込むと、[3]という、形の変わった、あるいは性質の変わったものが出てくる仕掛け、そんなことを考えてみました。

[1]や[2]、それから[3]にも、呼び方が決められていますが、名前の前にまず顔を見ることが先のように思いましたので、普段の生活にはなじみのないその呼び方のことは、また明日にいたします。

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オンラインセミナー

2015年07月19日 | 千差万別

自席で見られる!オンラインセミナーというのがあります。
 ⇒ http://www.otsuka-shokai.co.jp/events/online/

申し込んで抽選に入れば無料で受講できます。
ライブ配信で、聞きっぱなしにならないよう、質問もできるそうです。

7月23日には「紙面、ホームページの効果的な見せ方ができる文字の魅力」というテーマでも行われます。

セミナーが空から飛んでくるようになると、足を運ぶ機会がいよいよ遠のきそうですが、どうぞ。

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はじめから動いているのは何かを知る

2015年07月17日 | ソフトいろいろ

パソコン画面におじゃま虫が現れたときは、走らなくてもよいプログラムが、はじめから走っていないかどうかを確かめられると、対抗手段をたてやすいのですが、それにはあっちを見たりこちらを探したり、なかなか面倒です。

Autoruns for Windows というツールがあって、Windows の起動時に自動的に実行するプログラムの一覧を表示してくれるそうです。
 ⇒ https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963902

お試しください。

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