うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

汎用ルールと専用ルール

2015年04月30日 | ソフトいろいろ

「ラベル屋さん」という便利なソフトがあります。
 ⇒ http://jump.cx/label

たくさんのシールを一度に印刷できるので、考えれば活用範囲はどんどん広がります。
このソフトには、宛名書きに使うときの「差し込み印刷」という機能もあります。

うっかりユーザーは、あるときふと考えました。
これを小さな貼り付け名札に使ってやろう。

姓か名のどちらかが一文字のときには、姓名の間にスペースを入れたほうが、形よくできます。
そうしておけば、間際一郎が「はざま さいいちろう」なのか「まぎわ いちろう」なのか、読み違えることもありません。
そこで、Ecxel の LEN関数を使って、姓と名を別々のセルに書き込み、それぞれのどちらかが一文字のとき、姓の場合は後に、名の場合は前に、スペースを入れるという、条件付き書式にしてやろうと考えました。
そうしておいて、二つのデータをつなぎ合わせれば、間際一郎が「はざまさん」ならば「間 際一郎」と印刷されます。

ところが、そこに盲点がありました。
条件付き書式は、Ecxel のなかでは生きていますが、文字データの属性としてほかのプログラムに持ち込むことはできないのでした。

書式はそのプログラム内でしか移動できない。
こんな簡単なことに、気付いていなかったのです。

わが社で決めたことはどこでも同じようにできるだろう、わが国で決めたことは世界中どこでも同じようにできるだろう、専用ルールは汎用ルールにもなるはずという、気まま横暴なやり方が、標準化とかグローバリズムの名を借りて横行し始めると、ときには巧くいかないことも出てきます。

商売上のことでしかないルールで、それぞれの文化をいじりまわしてやろうとすれば、必ずいさかいが起きます。
後進を開発途上と呼び替えてみたところで、底意地が変わるものでもなさそうです。

にほんブログ村


文字数を素早く数える方法 ~ ルーチンのおさらい:39

2015年04月29日 | 忘れかけていたこと

長いブログを短くしたければ、文字数の上限を決めてその中に押し込めばよいのですが、いま書いている文の文字数を数えるのに、1行で何文字だから何行ならばなどと、いちいち計算していたのでは面倒でたまりません。

Excel の LEN関数を使えば、たちどころに数えてくれます。

どこか一つのセルに書いた文全体をコピペして、別のセルに LEN関数の数式を入れておけばよいのです。
全角文字、半角文字、全角スペース、半角スペースをみな一文字ずつに数えてくれます。
長い文はセルからはみ出しても、入れてしまえば読めなくてもよいのです。

このファイル、もう少し工夫すれば、枠の中に文章を落とし込んで、そのすぐ脇に計数結果を出させ、あと何字まで入れられると教えてくれるようにもできそうです。
講習会の材料などにいかがでしょうか。

にほんブログ村


長いブログを 早く読む方法

2015年04月28日 | 千差万別

ブログが長すぎると、ときどき注意されます。
長いのには理由があって、よくわかっています。

推敲不十分という簡単な理由です。
理由は簡単ですが、その状況を解消するのは簡単ではありません。
1000文字を500文字に詰めるには、およそ4倍の時間がかかります。

時間をかければくたびれ、くたびれれば厭きる、厭きれば続かない、続かなければそこでおしまいですから、続けるには時間をかけないことが優先されます。

ブログは、出してしまえば見る人のものです。
見る人の見かたに制限はありません。

ついこの間気付いた早読みの方法を、開陳いたしましょう。
これか、と思ったのは、3日前の「読みにくくすると よく読むか:2」のときでした。
「家?族?が?Skypeを?持?っ?て?い?な?く?て?も、格?安?料?金?」
これを一字ずつ飛ばして読めば長さは半分になるのでした。

長い理由も、早読みの方法も、どちらも簡単なことなのです。
しかし、簡単なことには、不思議に面倒さがつきまとうこともあって、困ることもあります。

にほんブログ村


プリンターを使わない印刷

2015年04月27日 | ソフトいろいろ

DVDに文字や画像を印刷すると聞くと、プリンターにむりやり突っ込んでバリバリという音と同時に動かなくなってしまう場面を想像します。

曲がらないものは、紙に印刷するプリンターには入りません。
ではどうするか、プリンターを使わなければよいのです。

メディアの表面に塗布された特殊なインクを、ディスクの書き込みに使用するレーザーを用いて化学変化を起こし、文字や画像などの描画を行なう LightScribe という方式があります。

使いたい人は、探してお試しになるのはご自由ですが、このソフトには、黙ってはいりこんできて、使ってちょうだいと居座る癖もあるようです。
DVDに印刷など、してみるつもりがなければ、127MB ほどもある大型アプリは邪魔でしょう。
お引き取り願うには、こちらをご参考に。
 ⇒ http://bxdxmx.hatenablog.com/entry/2012/11/28/143225

にほんブログ村


模様替えをしてみたら

2015年04月26日 | 千差万別

Google のトップページと、Yahoo のトップページを比べてみると、検索エンジンという代表機能をもちながら、様式がまったく違います。

一方は、これを見ようと自分で決めて使う人向き、もう一方は、何か変わったこと、ほしくなりそうなものはと、まず眺めてからのお楽しみという人向きです。

どちらをホームページにしておくか、それはお好み次第なのですが、もしも、この様式がたびたび大きな模様替えをしたらどうなるでしょうか。
見た人は、あれ、違ったかと思うかもしれません。


MPSnet では、半年ごとに日程を決めて、パソコン無料相談会を行っています。
この4月から、この案内用のチラシの紙面が一新されました。

何年か同じ様式が続いていたので、年度が変わって今年の分をと、いつもそれが置かれているところへ取りに来られて、なかには見つけ損ねた方もいらっしゃるでしょう。

日用品を売る店の模様替えなども、あまり大きく変わると、常連客はまごつきます。
何かにつけ、変えるということは、なかなかむずかしいものです。

にほんブログ村


読みにくくすると よく読むか:2

2015年04月25日 | 千差万別

「書き溜め」フォルダーに、こんなコピペ文が残っています。

家?族?が?Skypeを?持?っ?て?い?な?く?て?も、格?安?料?金?で?固?定?電?話?へ?の?通?話?が?で?き?ま?す。

メールで届いたお知らせ文の、はじめの1行です。
こういうのが10行続いているので、目と頭に混乱競争を誘われます。

テキストで保存するとき、これでよいかというお確かめメッセージが出ましたが、何もしないで「はい」と答えておいたらこうなりました。
「いいえ」というと、後のああしろこうしろが面倒だったからです。

なぜわざわざこんな読みにくくなる仕掛けをほどこすのか、理由は二つ考えられます。
1.発信者が使うフォントに、受信者をみな従わせようとする、グローバリズム習癖のはたらき
2.装飾で読みにくくしておいて、かえって注目を呼ぼうとする、スキゾ性癖のはたらき

冒頭の家?族?がの意味からしてよくわからないのですが、格?安?料?金?というのもどの程度格?安?なのか、まだ調べていません。

にほんブログ村


読みにくくすると よく読むか

2015年04月24日 | 千差万別

「難解漢字クイズ」というサイトがあります。
 ⇒ http://www.start-point.net/kanji/

ここには漢字のほかにもいろいろなクイズが待っているようです。
ただの数字合わせより面白いかもしれません。

ためしにやってみたら、書くときには間違えないのに、クイズに仕立てられると、あわてる必要もないのに間違うことがあるのに気付きました。
三択のかな文字配置、これがなかなか曲者のようです。

にほんブログ村


黒か白か マルウエア対策

2015年04月23日 | 千差万別

マルウエアブラックリストというものができているというので検索してみたら、ブラックとは反対のホワイトリストというものもありました。
 ⇒ http://jump.cx/blwl

ブラックリスト方式で、ここは見ない、ここからは受信しないと決めても、アドレス詐称の手口には無意味です。

ホワイトリストは、警戒しなくてもよい対象一覧ですが、青少年に見せても安全なページという意味もあるようです。
メールならば、受信を許可する対象ということになります。

ネットで見る範囲を限定してしまったのでは、有効な情報の選別もしにくくなります。
会社組織での利用は別として、個人のネット利用での黒か白かは、おまかせリストに頼るより、それぞれの頭の中に描いたリストで選り分けるしか、確かな方法はなさそうです。

にほんブログ村


ごく大づかみな地図

2015年04月22日 | 千差万別

ネットで見られる地図にはいろいろありますが、いま、世界中でサイバー攻撃が行われている地域はここ、という地図がありました。

デジタルアタック・マップ
 ⇒ http://jump.cx/dgatt

どちらが仕掛けてどうなっているのか、これではさっぱりわかりませんが、わかったところであなたはどうする、には返事のしようもありません。
双極集中の組み合わせなんですね、こんなのは感想にもなりません。

お断り)データ量が多いので、ゆっくりパソコンではちょっと時間がかかります。

にほんブログ村


メモ帳は設定を変えて複数使えないか

2015年04月21日 | ソフトいろいろ

「メモ帳」はとにかくパッと動くので便利です。
メモ帳に貼り付けたメモを紙に残しておこうというときにも、印刷コマンドをスッと受け付け、これでよいかなどと余計なことをきいてきません。

印刷専用にプログラムのクローンをつくれば、ちょうどよいフォントサイズと用紙を決めておけるのではないかと思いましたがだめでした。
これがただ一つの難点です。
何とかならないものでしょうか。

にほんブログ村


遠まわりの拾いもの

2015年04月20日 | 忘れかけていたこと

t660あわr5n6h5r6506n6
おやおや、こんな字が出てきました。
「とおまわりのひろいもの」と打ち込んだのですが、ナムロック Num LK のいたずらです。

JKLUIO のキーをテンキー代わりに使ってある実験をしていたあと、ナムロックを解除しておかなかったらこんなことになりました。

パッと見てわからない、解読法がわかればすぐ読める、マル秘文書を交換したいとき、ゆるーい暗号文に使えそうです。

にほんブログ村


本体がポケットに入るならキーボードも

2015年04月19日 | 千差万別

MPSnet のサロンでHさんから紹介のあったスティック型PCがどういうものか、手早く知るサイトがありました。
「m-Stickシリーズ MS-NH1」
 ⇒ http://www.mouse-jp.co.jp/abest/m-stick_nh1/

本体が、バッグの底に入ったら掻きまわして探さなければ出てこないほど小さくなったので、次はキーボードです。
三つに折りたためばちょうどCDぐらいの大きさになります。

ディスプレイにベタベタ手を触れて使う疑似キーボードは、どこか品格が落ちるので、やはり手元で扱えるものがよさそうです。
スマホで代用はいけません。
何でもできるものは、何か邪魔になることがありますから。

にほんブログ村


使ってみたい願望が 遠まわりのもと:2

2015年04月18日 | 千差万別

使ってみたいが回り道になった例がもう一つあります。
昨日は差し込み印刷のことでしたが、これは Excel の「条件付き書式」のことです。

Excel の講習会で、「条件付き書式」を習いました。
どこかで使ってみたいと思っていたところ、「姓」と「名」の二つのデータを、「姓 & 名」で一つにまとめれば、差し込み印刷に使えそうなので、試してみようと考えました。

つなげるのは簡単なのですが、姓か名のどちらかが一文字の場合、そのままつなげると、印刷したときにどうもおさまりが悪いのです。
この場合、姓と名の間に半角スペースを入れてやれば文字の配列がきれいになります。
そこで、「姓」が一文字の場合はその後に、「名」が一文字の場合はその前にスペースを入れる「条件つき書式」を思いついたのです。
姓、名、それぞれの書式はその条件を付けてできあがりましたが、さてそれをつなげるときどうするかで、ハタと困りました。

条件付きのものを二つ集めて一つにするには、そこでまた条件がいります。
助けの神を呼んだら、Hさんからすぐに答えが返ってきました。
条件はつけなくても、姓名をまとめたデータになるような関数を組み立てればよかったのです。
それなら、「条件つき書式」に用はありません。

遠まわりのおかげで、関数の組み方の知識は増えましたが、空振りになった「条件つき書式」は、どこかで顔を立ててやりたいと思っています。

にほんブログ村


使ってみたい願望が 遠まわりのもと

2015年04月17日 | ソフトいろいろ

パソコンの技法は無数にあります。
そういうことができると知っていても、実際の用途に出会わなければ試してみる気にはなかなかなれません。

カードやシールをつくるのに、「ラベル屋さん」という便利なソフトがあります。

同じものを一度に印刷するなら Excel がいちばん作りやすいと思っていたのですが、「ラベル屋さんは簡単便利」という、講習会で聞いたOさんの声が頭に残っていて、使ってみようかという気になりました。

入り口でメニュをよくみて、どうすれば何ができるのかを確かめてから手をつけるという、普通の手順を面倒がる習癖が、このうっかりユーザーにはついてしまっているので、使ったことのないソフトには、まず苦手意識が先走ります。

「ラベル屋さん」には「差し込み印刷」機能があって、あて名を別ファイルから読みこんで、シール1枚ずつに違う宛名を印刷してくれます。
違う名前を差し込めるなら、差し込むファイルを全部同じ名前にしておけば、差し込み印刷で同じカードが出来上がる、そうだこれでやってみようかと、妙なことを思いつきいたのです。
しかし、「ラベル屋さん」では、1枚のシールに文字や絵を書きこんで出来上がったら全面にコピーすれば、たちどころに多面印刷ができるのでした。

実は、ワードの差し込み印刷が、何度試しても文字の配置が思うようにいかず、宛名印刷は Excel で作った簡易プログラムで間に合わせていました。
「ラベル屋さん」で差し込み印刷というメニュに出会い、これなら差し込みが使えそう、思いどおりにならなかったあいつを何とか使いこなしてみたいという願望が頭をもたげ、使う必要のない技法への回り道に誘われてしまったのでした。

いつかどこかで経験を得たいという願望が、ときに頭のはたらきの邪魔をすることもあったのです。

にほんブログ村


便利さは慣れれば味わえる

2015年04月16日 | 千差万別

どこかで右クリックをしてみると、なにかしらメニュが飛び出して、便利な操作ができます。

右クリック⇒コピー・・・右クリック⇒貼り付け
これがおそらく代表的な操作になるのではないかと思います。

ところが、ネットに現れる文字で、右クリックを受け付けて貰えないことがたまにあります。
何でもやってくれそうな便利な右クリックも、万能ではなかったのです。

そんなときどうするか、コピーを取ろうとする範囲を指定して、ここまでは同じですが、
次に [Ctrl]+[C]
これならOKということもあります。
右クリックは禁止にしてあっても、キー操作までは禁止が難しいのでしょうか。

[Ctrl]+[C][Ctrl]+[V]
もう二つ [Ctrl]+[A]  [Ctrl]+[X]
これも使い慣れると便利です。
キーが、みなご近所にありますから。

にほんブログ村