うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

個人情報は油断から漏れる:2

2013年10月31日 | 忘れかけていたこと

公私混同は良いことか良くないことか、どちらかを選べ、わからないとか棄権は許さないと言われたら、よほどのつむじ曲がりでない限り良くないと答えるでしょう。

しかし、公私の境目には、共同、共有という規則で縛りたくない部分があります。


町の人が共同で講習会を企画し、共有の道具を使ってはじめます。
慣れてくるにしたがって、道具は自分専用のものを使いたくなります。
それぞれに道具を自分で買い求めて持つようになりますが、共有の道具を使い続ける人も残ります。

共有のものを使う人の数が減ってくると、たとえばパソコンで作ったデータに、個人情報が入ったままで気付かれずにいることもありえます。
講習を受ける人は、データの整理処理方法には頭は回りません。
それに気がつくぐらいなら、講習を受ける必要もないでしょう。
情報は、データとして公開の意思はなくても、漏洩のおそれがあるかたちで残ることは、道具と一緒に油断まで共有してしまっていることになりそうです。

そんなところからわざわざデータを探し出して利用悪用をたくらむ人などいないだろうと、言ってしまえばそれまでなのですが、母さん助けてサギがこれほど騒がれてもまだ増え続けているのは、どういうわけなのでしょうか。

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個人情報は油断から漏れる

2013年10月30日 | 忘れかけていたこと

共同住宅では、住んでいる人の名簿は個人情報だから皆に知られてはよくないというわけで、その整理がされているのかどうかも、誰も確かめてみようとしません。

あるとき、一人暮らしかどうかもよくわからない老人が転んで気を失い、幸い軽い脳震盪で済んだのですが、何かのときの連絡先がわかるようにしておいたほうがよいだろうという話が持ち上がりました。
そうだそうだというので、早速記入用紙が配られます。
連絡先一覧表ができたら全戸に配布すると、その用紙には書いてあります。
電話番号は個人情報だから教えたくないと言いながら、連絡先は全戸配布、便宜の前には情報保護の意識もたちまち消えてしまうようです。

こんなエーと思うようなこととは、どこにでも起きるものです。


年賀状の季節が間もなくやってくるとなれば、講習会で、便利な宛名印刷が紹介されます。
折角作るのだから仮想の宛名ではなく、グループ内で実用になるものがいい、そうだそうだと、早速宛名の表が作られます。
案外時間がかかって、終了間際にやっと出来上がりました。
これで宛名書きも手間なしとみな喜んで、作った宛名の表をだいじに持ち帰ります。
共用のパソコンで勉強した人は、USBメモリーに取り込んでデータを持ち帰ります。

グループ内の人は、お互いにみな信用し合えますから、何も問題はありません。

さて、そうだそうだ早速にと、みなが賛成してやった結果のエーが、ここにもできてしまったようなのですが、いったいどういうことなのでしょうか。

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公民館でなかったブログ

2013年10月29日 | 千差万別

「ブログは面倒になったから止めようか」と言う人がいます。
寂しい老人から「毎日書いて、書いたら知らせてほしい」という注文が来ることもあるそうです。
「お早うございます。ブログを書き換えました。どうぞお読みください」
いちいち電話でそう報告して欲しいとお望みのようなのです。

待っていれば何でもしてくれる、それが毎日の楽しみというデイケア・サービスと、カナ文字だから同じことと思っているのでしょう。

システムに公共性があるので、全く私的なことであるブログと、役所の広報との区別がつかなくなってしまっているのでしょうか。
SNSが提供している場は、見方次第で公民館のようにも見えます。

寄ってたかって何でも言える、言っておけば返事がもらえる、コメント欄のそれに飽き足らず、電話で責めて来られては、さぞ大変でしょう。

「なんだ、折角励ましてやっているのに」公民館のお好きなおじいさんは、手に入れたケータイを目の前において、多少おかんむりで電話を待っておられるかもしれません。

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差し込めないUSB

2013年10月28日 | 千差万別

記念品に貰ったUSB(Universal Serial Bus)メモリーが、パソコンに差そうと思っても入らない、なぜでしょうという質問がありました。

ユニバーサルとは、世界的とか一般的の意味だということにしておけば、USBと名づけるものがなんでも同じでなくてもよさそうです。
どうやら、ある型式のものはその型式の中でのみ共通であるぐらいに思っておいたほうがよさそうです。

 ⇒ http://p.tl/fA_Y

端子の形も大きさもいろいろあって、パソコン用とカメラ用しか知らなかったうっかりユーザーは、こんなに種類があるのかとびっくりです。

それにしても、一般のパソコンに適合しないこんなものを、通販でお構いなしに売る人は、どういう神経でどんな頭の使い方をしているのでしょうか。

おそらく、ユーズー無碍でスバヤイ・ボケに適合するようにできているのでしょう。

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見つけやすいところは触りやすい

2013年10月27日 | 千差万別

共用のパソコンでインーネットにつながらないのが現れました。
ワイヤレスネットワーク接続がうまくいっていないようなのです。
この機能がない共用パソコンには、LANカードを差し込んであるので、そのカードが差してなければ機能ありとみてよいのですが、それが働いてないのです。

動かないということは、どこかでスイッチが切れているのですが、さて、そのスイッチがどうしたら入るのか、それがわかりません。
こういうスイッチは、たいがい接続ウイザードのはじめのほうに現れて、チェックを入れればOKという思い込みがあって、それをしきりに探していたのですが見つかりません。
どこから入って行っても同じところに行き着いて、それから先に進めないという、よくあるウイザードのぐるぐる回り迷路にまたも踏み込んでいました。

Oさんに助けを求めると、「どこか外側にスイッチがついていませんか」という答え。
このパソコンは、ワイヤレスLANのスイッチが、ハードウエアの手動操作だったのです。
スイッチは幅の狭い側面左手前にありました。

あとからワイヤレスLANのON-OFFの方法の参考サイトを見たら、こんな位置にスイッチが付いてるという図解がありました。
スイッチの位置には決めごとはないので、ぐるっと一回りお探しなさいという図です。
 ⇒ http://p.tl/Lnrr

どこでもよいとなれば探しやすいところ、側面の手前ならすぐわかるだろうと、このパソコンの設計者は考えたようですが、探しやすいところは誰でも触れやすい、触れやすければ用もないのに動かしてしまう、そこまでは考えられていなかったようです。

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天にかわって

2013年10月25日 | 千差万別

災害地の上空には、すぐにヘリが飛んでいきます。
状況を即座に報せてもらえるのはありがたいのですが、現場の地上で救援活動をしている方々には迷惑なようです。
連絡し合う声も、轟音の下では届きにくいことを、ヘリから見ている人は気付きません。

衛星は天空のはるか彼方から見ているので、地上の邪魔にはなりません。
「天にかわりて不義を撃つ」という歌が昔ありましたが、衛星はそんな役目もしているようです。

「Google Earth」で発覚:大麻の違法栽培者を逮捕
 ⇒ http://p.tl/ElNK

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まだつぶやいたことのない方へ

2013年10月24日 | 千差万別

twitterでは、投稿することを「tweet(ツイート)」と呼びます。小鳥のさえずりです。
つぶやきも言われます。

ツイッターという場での行為をツイットと呼ばずにツイートと言うのは、ツイット(twit)つまりなじったりやじったりでは、いかにも品がないからでしょうか。

途中で「イー」と伸ばすのは複数形のようでもあって、やじも集まればさえずりに聞こえ、意に介さなければシーンとしているより、ときにはよいのかもしれません。
いまN町からもそんな場面がくりかえし報じられています。

「ツイート」には、「返信」もできます。
また、同じことをそのまま、まだ気付いていない人にも知ってもらおうという再配信、「リツイート」もできます。

やってみればすぐわかるのですが、その前にもうすこし仕組みを知っておきたいという方にはこういうサイトがあります。
まだ手を染めてない方は、どうぞ。
 ⇒ http://p.tl/qai8

送信者、宛先、件名、本文などと、確かめたり書き入れたりするところが散らばっているメーリングリストの発信より、ずっと簡単です。

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オフィスソフトも連れて歩けます

2013年10月23日 | ソフトいろいろ

「どんなパソコンでも、USBメモリーを1本挿せば“いつもの仕事場”になる」というソフトのパックがあります。

リバーオフィス・ポータブル  http://p.tl/JpHN

だたひとつ、いつも外に出て行くなら、常に健康であることが肝心です。
ウイルスを連れて歩かないように、用心しなければなりません。

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音にも名前はいるのか

2013年10月22日 | 千差万別

ときどき口笛のようなつながった2音が聞こえてきます。
生存確認のための密偵役かどうか知りませんが、毎週金来日去を繰り返している孫のスマホが鳴る音です。

Line 受信、すぐ見よという合図です。
「こういう音をなんと呼ぶのか、名前はあるのか」と聞いたら「ない」という答えが返ってきました。

何か名前が付いていそうだ、形がないからテンプテートでもなし、とググって見ると、いろいろ並んでいます。

着ボイス、着信音、着メロ、メール音、通知音、アラーム音、効果音、萌え系ボイス。
音の用途、属性から考えると、着信音がどうやら優勢のようですが、さてこの名前、よく考えると、配る側には必要でも、使うときにはいりません。

ヒーホーと聞こえてきたら、それでよいのでした。

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自分の居場所がわからなくなる

2013年10月21日 | 千差万別

Line は子供同士の相談ごとにも巧く使われているようです。
今日はどこにも行かないと言っていた孫が、電話をかけている様子もなかったのに、相談がまとまったからと急に出かけます。
子供同士お互いの居場所を決め合っているようでもあります。

便利なことには、変なことがついてまわるもので、大人になっても居場所を自分で決められない人には、Line のメッセージが、「既読プレッシャー」というストレス源になることがあるそうです。

退屈でもないのに、誰彼おかまいなくメッセージを濫発する ⇒ 相手が読まないと怒りがこみ上げてくる ⇒ 読んでも返事を寄越さなければもっと怒る ⇒ 時間を置いて返事が来ればまたそれが気に入らない、という、常人ならばなにそれと思うようなことにいらいらするらしいのです。

カレンダーを共有できるという、便利且つ厄介な機能もあって、書こうと決めたらさあ大変、書いてないのは反意の現われだと思われてしまいます。
忠実一途の人もいて、カレンダーに書き込まないと、自分の居場所が定まったことにならないと思ってしまいます。
そうなればもはや、カレンダー症候群と呼べる一種の障害なのかもしれません。

ツイッターに「今日はどこに行く予定」と、追っかけが何人かいる人ならともかく、他人が知ったところでどうにもならないことを書く無名人もいます。

こういう人は、ツイートしておかないと、自分の居場所がわからなくなるのでしょうか。

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不滅のデータ形式

2013年10月20日 | 千差万別

どんなOSでも読める文字があります。

「.txt 」という拡張子の付いた文字データです。

XPがポシャっても、アプリに横を向かれても、これだけは息を吹き返せる、不滅のデータ形式です。

どんな長文も、細かい表も、文字さえ残っていれば、何とかなります。

印刷も一つの方法ですが、それを見て再入力しないと加工ができません。

超重要データは「.txt 」で残しましょう。

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ウイルスと呼ばないアプリの脅威

2013年10月19日 | ソフトいろいろ

評論家という職業がありますが、評判屋というのはまだ聞きません。

モバイルアプリケーションレピュテーションサービスという、ながーい名前の新しいサービスがあって、それが評判屋らしい匂いがします。
 ⇒ http://p.tl/qGjx

このサービスには、評論家の弁舌や筆力では手に負えないような特殊技術が必要です。

スマートフォンやタブレットなど携帯情報端末用プラットフォームのアンドロイドには、それでなら使える膨大な数のアプリが出回っています。
ハッカーは、偽装をほどこした悪質なコードを、何も知らないユーザーに、簡単に配布できてしまいます。
感染したアンドロイド端末は、既に3千万台を超えているそうです。

「無秩序なモバイルアプリケーションの現状」
 ⇒ http://rd.itmedia.jp/p95
 

何となく嫌な感じのメールには気をつけても、面白そうなアプリにはつい気を許します。
気軽にやってくる、可愛いアプリの笑顔には、どうぞご用心を。

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考えたくないこと

2013年10月18日 | 忘れかけていたこと

XPのサポート期限が半年後に迫りました。
OSが自復機能のきかない壊れ方をする原因は、ネットから、あるいは無頓着なUSBメモリから侵入するウイルス以外にはありませんから、外部との連絡なしで使っているだけならば、ダメになる心配はありません。

しかし、インターネットにもつながない用途など、作家かデザイナーの仕事以外には考えにくいので、全くの無防備ではすまされないでしょう。

インターネットで何かわるさを仕掛けるにも、相手が少なくては面白くありません。
XPのユーザーが減ってしまえば、それをねらってくることはないだろうと、思い込んでしまう方法もあります。

しかし、考えてもいなかったことが起こるのが、現代の災害の特徴です。
「考えたくないことを考えておく」これもだいじなことなのでしょう。

半年後に備えた対策の参考サイトがあります。
 ⇒ http://p.tl/sX_5

まあ、忘れなければ、あわてることもなさそうです。

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つぶやきにも型があった

2013年10月17日 | 千差万別

ツイートの仕方にも型があるようです。

いまどこに向かっている、何時にはどこにいる予定などと、とにかく自分のしていることをなんでも書くという型もあります。
他人は、そんなことを知ったところで仕方がありません。マネージャーや関係者への連絡なら、ダイレクトメールを使えばよいのにとも思います。

どこに行くつもりかには、何をするつもりかが書かれていると興味が湧きます。
何をするか、したかを言いたくないなら、どこにという発信はご無用に願いたいものです。

 

意に介さず、知に溺れず。
名も知らない人ならそれでよいのですが、この人は何を、と思った人の、意も知もない言葉の列には、落胆がおまけになって付いてきます。

ただ、読み手にも型があって、意も知もないところがよいという人もいるでしょう。
問はぬかぎりは言はぬこそいみじけれ、と言はれていますので。

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