旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

今年も「看護の日」

2011年06月07日 13時24分56秒 | 様々な取り組み

今年も「看護の心をみんなの心に」をテーマに、「看護」というものに気軽に触れていただく様々なイベントが、5月12日の「看護の日」の記念行事として全国各地で行われました。

当院でも数年前から、院外に出かけて「健康相談」や「各種身体測定」などを行っていますが、今年の会場は温泉処に相応しく、日帰り公共温泉施設の「セントピアあわら」になりました。

  

 「セントピアあわら」の玄関を入るとすぐに階段があります。その階段を上った2階ホールで「看護の日イベント」を行いました。

 

  

 看護師:大丈夫ですか?お荷物お持ちしましょうか

 Aさん:だんねんにゃ。うら、まだまだかてーでの。あわら病院の看護婦さんけの?あわら病院ってどこにあるんや??

 看護師:北潟湖の畔にある、昔、北潟病院で…その前は、臨湖園の…。

 Aさん:ほうけ。ご苦労さんやのぉ。

(お元気なおばあちゃんも入浴前に、計測されました。)

 

 

  

健康チェックでは、「身長・体重・血圧・体脂肪・血糖・血管年齢」を行いました。

温泉効果なのか「血管年齢が若い」と判定された方がほとんどだったようです。

 

 

相談コーナーでは「看護相談・栄養相談・医療相談」を開設しました。

 日頃から気になっていることを気軽にご相談いただきました。

 

午後のひととき、76名の方が温泉&健康チェックに訪れてくださいました。

入湯料は500円、健康チェックは無料です。

セントピアあわらでは温泉卵を自分で茹でて食べることができます。45分が至適時間のようです。もちろん、スタッフ達も温泉卵を食べてから帰路につきました。

 

 

 

院内では、毎年恒例となった「看護にちなんだ俳句・川柳」を、今年も職員や患者さまに募集しました。応募作品は、病院の外来ホールに掲示させていただきました。

 

院長賞  ありがとう、看護する人、される人

…ありがとうはこだまでしょうか?いいえ、誰でも。 

 

診療部長賞 母遠き 心で送る 赤い花

 …入院患者さんからの投句です。心にしみます。

 

習字は、90代の患者さまの作品です。ただただ、頭が下がります。

 

写真は放射線技師Nさんの作です。 

 

あわら病院は「多くの人の笑顔」、そして「看護の心」を皆さんに届けようと、今日も元気です。