これって身内や仕事仲間ならとても便利で楽しいんじゃないかい?
子供たちは「親の顔見ても仕方ない」って言い方をしたけど、親からすると子供の顔を見れるのは嬉しいものなんだよ。ネ、お母さん。
郷里の親元にこのような設備があれば、こちらは親元の様子が手に取るようにわかるし、親にとっても良い刺激になるように思えるのだが、年齢的に使うのはちょっと難しい・・かな。
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敷地境界線の確認(5) からの続きです。 (水色の文字は私の心のつぶやき)
来週(?)は巻尺と紐と木杭を持って行こう。
以前から家族の通話はNTTの電話ではなく Skype(スカイプ)にしようと嫁いだ娘たちに話していた。私は長電話をしないが・・うちの誰かさんは・・長~~~ぃ・・からネ。
インターネットの環境がないとか、あってもISDNなどの旧式接続しかできないなら話は進まないが、今ならたいていは我が家のADSL(1.5M)環境より充実しているしOSもWindowsXPなど新しいマシンがセットされているだろう。もともとMessenger(メッセンジャー)などがWindowsにはインストールされているが・・あまり利用されている話を聞かない。以前、私もXPマシンに切り替えたときに友人とMessengerを試みたことがあるがヘッドセットなど(私は所持していたが)段取りする必要もあり、なによりスタートがキーボードから入力することから始まったので、いつしかチャットはやらなくなった。たまたま私はパソコン通信時代にチャットを釣り仲間のフォーラムで少しだけやったことがある。けっこう緊張したし興奮もした。それと何よりキー入力のスピードを要求される。おかげで多少なりとも入力が速くなったのかもしれないが・・。
ということで5月初旬に二人の娘夫婦が五月雨的に里帰りしたついでに婿殿の協力を要請した(女の子ってアプリケーションは使えても、こういったテクノロジーには弱いんだよねぇ)。とりあえず一番遠くにいる東京の娘たち(婿殿をひっくるめてタチと呼ぶのは失礼かもしれないが)と昨夜通話のテストをした。
音声良好! 会話はすぐに妻に代わったがヘッドセットした妻も楽しんでいる。夕食後のひと時だったので、パソコンの前に座っているわけではないから最初は電話でスカイプ開始の連絡は必要だ。でも昼間ならほとんど私はパソコンに向かっているので「いつでもOKよ!」ってことになる。週末には西宮の長女たちとも会話ができるだろう。楽しみ楽しみ。
Skypeのソフトウェアは無料、メンバー登録も無料、通話料も無料(インターネット接続料金だけ)。当方にはヘッドセットの手持ちがあったのだが、長いこと使っていなかったのでマイクが壊れていて急遽ジャスコへ走り¥980円也のヘッドセットを購入。少し値が張るが、普通の電話機や携帯電話のような手持ちの通話アイテムもある。こちらのほうが電話をかけているスタイルそのままだから、ヘッドセットでパソコンに向かうお客様センターのお姉さんのような感覚にはならないだろう。でも両手があくのはヘッドセット。実は私は、これを使ってフライトシミュレータを楽しみたい考えている。いわゆるマルチプレーだ。
それはさておき。Skypeのメリットは上に書いたようにADSL以上の早いネット環境があって、OSはWindowsならXP/2000になるがMacでもOKというから、これからはもっと広まるのではないかなぁ。セキュリティーはどうか調べてみたが、特に悪いということは無さそう。むしろMessengerより音質もレスポンスも良いという評価だった。それと何より同時会話ができること。我が家の場合なら、淡路島と長女の西宮市、次女の東京都と3次元中継が楽しめるのだ。さらにカメラをつければTV電話になる。仕事にだって使えば大いに便利な環境だ。
どんどん 3D-CAD の深みにハマって行く感じですが、今日もう一度”SketchUp,スケッチアップ”でググってみるとグッドなブログを発見しましたのでご紹介しておきます。
AutoCADのユーザーさんと思われる方が(私の友人にもAutoCADのパーワーユーザーさんが居られますが彼とは違います) Google Earth と連動する建物、薬師寺境内にある三つの建物を公開されてます。
こちらでは SketchUp の使い方をブログで説明されています。ソフト会社のビデオチュートリアルと併せて見ると、とてもよいマニュアルになるでしょう。
(独り言:私の持っている Shade6 はHDDのゴミになりつつあるのが悲しい)
まず、全体の大きさは(内法で考える)短辺4mx長辺16mで64平米になるが著書では60平米で納まったとあるから、どうやら内法計算のようだ。これは日本なら登記床面積に値するだろう。外回りの豊かさは別として室内が60平米程度といえば20坪にも満たないのだから、確かに小さな家だ。
ところで、フランス人だっけ? 日本の家をウサギ小屋って言ったのは
家族構成は彼の両親が棲む目的で、現実にはお父さんが1年ほどで亡くなったので”母の家”などとも呼ぶ人がいるようだ。横長の長辺がレマン湖に向いていて、その南側に長さ11mの窓がある。その窓に沿ってリビングルーム、メイン寝室+バスルームが並ぶ。東側の小さな区画は窓がなく東へ出られる硝子扉がついているだけだ。ここはリビング兼ゲスト用の寝室にも使うらしい。
そこでスケッチを採寸してみると、メインの寝室は窓に平行に2.8m、奥行き3.0mで大き目の4.5畳くらいだ。多分北側玄関との区画壁が枕元であろう。と考えると玄関(というか廊下というか)は巾8~90cmの巾しか無さそうだ。下駄箱など必要のない生活だが我々の感覚では玄関がちょっと狭い・・かと思いきや、外壁が相当に厚いこともあり、たぶんコンクリートブロックに断熱など考えていると思うし、北側の波板コロニアルも施工代をみるとだいたい4~50cmはあるようだ。であれば玄関の扉を内側(欧米は玄関扉を外開きにしない)に開いても余裕がある。なお玄関の外には金属製の庇が取り付いている。
さて、ゲスト寝室として使われる部屋はというと、長手が4mだが区画の短辺は2.2mくらいしかない。東へ出入する開口部までの壁の長さも同じくらいだから、たぶんこのコーナーに折り畳みベットかソファーベットが置いてあるのだろう。
リビングは4mx5.6mだから、日本なら14畳あるいは京間の12畳くらいだろう。南面は連続した11mの窓。ただし腰のある窓でありテラスタイプではない。つまりリビングからは直接庭には降りることはできない。このへんも日本人の感覚とちょっと違うところ・・かな? あえて風景を切り取るためにしたと著書で説明があるが・・。北側には風通しのためだけの小さな窓が一ヶ所設けられているだけ。やはり壁のない日本家屋と壁の建築の西洋建築の根本的な違いだろう。
写真によるとリビングとメイン寝室の区画は半分ほど壁で残り半分はオープン。カーテンがぶら下がっているだけ。多分バスルームもそうだろう。寝室にバスルームが隣り合わせになるのはお馴染みのスタイル。これは家族構成を考えるとすべてオープンでも納得できるが。。しかし日本人にはどうだろう? 夜中のトイレが近くなる老人にはベストなんだが、私個人としてはあまり好きではない。小さな家には不要かもしれないが、客用のバスルームは無い。やはり基本は二人だけということなのかな?
キッチンやランドリーは玄関を入って右側、つまり北西側にあり6畳を少し細くしたぐらいの部屋だ。ここらがすごく気になるところだが、奥方はここで家事をするのに抵抗はないのだろうか? 日本なら多分奥方に猛反対を受けそうな配置なんだが・・。出来たものをワゴンでコロコロ・・でも
「私は貴方のワイフであってもメイドではありません」
って言われそう。巷ではメイドさんが大持てらしいけどネ。
キッチンへ入る前に北側に半円で出っ張った部分があるが、これは暖房設備とのことだ。確かに外から見ると煙突もある。もしかして炊事のためのオーブンなども兼用しているのかもしれない。・・燃料が何かは知らないけど。
キッチン・ランドリーの反対側、南西にはリネン、つまり納戸がある。あとクラックの原因になった地下貯蔵庫もある。たぶんワインがずらりと並んでいるのだろう。
天井は最低2.5m確保してあるらしいが、高窓などがあるので吹抜のような部分もありそうで、けっこう豊かな内部空間と思われる。もしかして小屋裏収納などもあるのかもしれない(笑)。床高さは東側の出入に3ステップほど要しているので60cmほどだろうか。さらに外に廻って西側には屋上へ上がる階段があり、写真を見てもその幅員は70cmくらいと思われる。この階段をあがって屋上庭園(?)にいける。断熱目的であって今言うところのグリーン対策ではない。
そうそう、南側はクラックのため最終的にはアルミのスパンドレルで覆ったらしい。それと西側に直交して建つ建物が何かはわからない。北側は道路だが、特にガレージを設けたようでもない。そもそも300平米の敷地は背の高い塀で覆われていて、南側の一部だけがレマン湖を眺めるために切り取られているようだ。
建築されたのが1923年、第一次大戦(1924~1918)が終わってほっとしている時期だろう。さほど住環境を取り巻くテクノロジーが今と比べて発達していたわけではないが、発展途上であったことは確か。そのような大きな変化が始まっている時代に作られ80年を経過した今日まで存在価値を失わないこと。
これが何よりもすばらしいことではないか。 ビバ、ルコル!
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いつもブログのテーマとかけ離れた話題ばかりを書いて申し訳ないとおもう。所詮ブログは個人的な日記に近いものと諦めて読んでほしいが、今日は多少なりとも本筋に戻って・・ちょっとだけ前回の話題を引きずった話。
YUKIさんにコメントをいただいた ル・コルビジュエ の”小さな家”。実のところ私はこの家のことを知らなかった。多分私の年代で建築を学んだ人は ライト、コルビジェ、ミース 御三家の誰かのファンとなっていると思うのだが、私はフランク・ロイド・ライトだった(といっても学術的に研究したわけではなく素直(?)なミーハーなのだが)。素直(なにが?)なところ、先日書いたサボア邸とロンシャンの教会と、同じ建築家が仕事したとは思えないくらい別物のような感じがしてならないのだ。もちろんどちらも優れた建築であることには間違いないのだが、多くの作品を見ずに二つの写真を並べると・・やはり別人の作・・って気がする。だから、どうのこうのという訳ではない(念のため)。
早速 コルビジェの著書を amazon.com で探し”小さな家”(訳:森田一敏)を購入。100ページにも満たない小さな小冊子で、自筆のスケッチとモノクロの写真が載っている。建築家の難しいエッセイや技術的専門書ではないので誰にでもお勧めできる本だ。なまじ何かを期待して読むと裏切られるような書評の難しい本かもしれないが、コルビジェという人間を知るには良い本だと思う。
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