二日も雨が降りました。春に三日の晴れ間無し・・とはよく言うたものです。
今日は残りの均しモルタルを施工してもらいました。
あと、セパレータ(型枠の間隔を決めるための鋼製のつっかい棒)の穴もモルタルで埋めて、土間を掃除して。
基礎工事 完了!
私はその間、廃材処理・・あともう少し、というかマダマダというか。
昨日の夕方、お願いする大工さんと打合せができて、来週の29日に建て前をしようと仮決めしましたが。。。この季節、雨が多くなるので、あくまでも予定です。明日になれば週間天気予報も出るでしょうけど、どうも今度の日曜、月曜も、また雨のようです。
その一日か二日前に土台をセットします。ということは、電動ドリルを使う。もしかして仮設電力引込がギリギリか・・と思いきや、今日のお昼にはお願いしてあった電気屋さんが来て、仮設引込をやってくれました。
土台パッキンや建築補強金物も発注済み。プレカット材も材木屋さんの倉庫に入荷しています。
これで準備万端整いました。
(あとは私が廃材を片付けるだけ)
←押してくれると励みになります
今日は残りの均しモルタルを施工してもらいました。
あと、セパレータ(型枠の間隔を決めるための鋼製のつっかい棒)の穴もモルタルで埋めて、土間を掃除して。
基礎工事 完了!
私はその間、廃材処理・・あともう少し、というかマダマダというか。
昨日の夕方、お願いする大工さんと打合せができて、来週の29日に建て前をしようと仮決めしましたが。。。この季節、雨が多くなるので、あくまでも予定です。明日になれば週間天気予報も出るでしょうけど、どうも今度の日曜、月曜も、また雨のようです。
その一日か二日前に土台をセットします。ということは、電動ドリルを使う。もしかして仮設電力引込がギリギリか・・と思いきや、今日のお昼にはお願いしてあった電気屋さんが来て、仮設引込をやってくれました。
土台パッキンや建築補強金物も発注済み。プレカット材も材木屋さんの倉庫に入荷しています。
これで準備万端整いました。
(あとは私が廃材を片付けるだけ)
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打設(だせつ)なんて言葉は一般的に使わないと思いますが、土建業界ではコンクリートを打つ作業のことをこのように言います。
春のような暖かい今日の午前中、基礎の立上り部のコンクリートを打ちました。
今回もクレーン車でコンクリートを少しずつ運び、型枠に流し込みます。
クレーン車に吊られた物、これをバッカンと呼ぶそうです。バケツとカンのニューハーフ?
立上りは流し込む口が小さいですから、ベニヤ板で作ったジョウゴの上から少しずつレバーを調整して流し落し、バイブレータをかけ、所定の高さに鏝で均します。
大工事であればコンクリートポンプ車で打つのでしょけど、少量でしかも道の狭い現場ではこのような原始的(?)な打設方法です。
打ったコンクリートは2.75㎥
こうしてアンカーボルトが定着し、数日のコンクリート養生期間をおいてから・・来週早々に、もう一度レベルの墨出しをして、多少凸凹のある天端をモルタルで均します。
これでほぼ、基礎工事は完成です。
今日だけはクレーン車のオペレータが一人増えてましたが、いつもは写真に写っている二人で作業してもらいました。
本当にご苦労様でした。
ありがとう。
←押してくれると励みになります
春のような暖かい今日の午前中、基礎の立上り部のコンクリートを打ちました。
今回もクレーン車でコンクリートを少しずつ運び、型枠に流し込みます。
クレーン車に吊られた物、これをバッカンと呼ぶそうです。バケツとカンのニューハーフ?
立上りは流し込む口が小さいですから、ベニヤ板で作ったジョウゴの上から少しずつレバーを調整して流し落し、バイブレータをかけ、所定の高さに鏝で均します。
大工事であればコンクリートポンプ車で打つのでしょけど、少量でしかも道の狭い現場ではこのような原始的(?)な打設方法です。
打ったコンクリートは2.75㎥
こうしてアンカーボルトが定着し、数日のコンクリート養生期間をおいてから・・来週早々に、もう一度レベルの墨出しをして、多少凸凹のある天端をモルタルで均します。
これでほぼ、基礎工事は完成です。
今日だけはクレーン車のオペレータが一人増えてましたが、いつもは写真に写っている二人で作業してもらいました。
本当にご苦労様でした。
ありがとう。
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さっそく建築確認済の工事看板を立ててきた。
画像の左端にある白い物がその看板。
本当は看板の枠は赤色なんだが、カラープリンタを外したままなので複合機でモノクロ印刷にした。
だけど、今回のような、建築主、設計・監理と施工も直営なら、ほとんどが私の名前ばかり・・。
今日の作業は型枠にコンクリートレベルの釘打ちとアンカーボルトのセット。
このように型枠に穴が開いた板を渡して、ボールトを吊り下げる。ナットを調整してコンクリートから出る部分をきちんと決める。こういった小道具は金属製のしっかりした既成品もあるのだが、型枠の切れ端で十分(。。なんて私がいうといけないかな?)
アンカーボルトはM12の長さ40cm。
これで準備は整ったのだが、明日の土曜日はプラントが休み、月曜は作業してくれる人が都合が悪く、火曜日にコンクリートを打つことにします。
その間に別の仕事を片付けましょう。
←押してくれると励みになります
画像の左端にある白い物がその看板。
本当は看板の枠は赤色なんだが、カラープリンタを外したままなので複合機でモノクロ印刷にした。
だけど、今回のような、建築主、設計・監理と施工も直営なら、ほとんどが私の名前ばかり・・。
今日の作業は型枠にコンクリートレベルの釘打ちとアンカーボルトのセット。
このように型枠に穴が開いた板を渡して、ボールトを吊り下げる。ナットを調整してコンクリートから出る部分をきちんと決める。こういった小道具は金属製のしっかりした既成品もあるのだが、型枠の切れ端で十分(。。なんて私がいうといけないかな?)
アンカーボルトはM12の長さ40cm。
これで準備は整ったのだが、明日の土曜日はプラントが休み、月曜は作業してくれる人が都合が悪く、火曜日にコンクリートを打つことにします。
その間に別の仕事を片付けましょう。
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先週の土日は、ものすごく寒かったのに、今日はポカポカと春の陽気のなか、土間基礎のコンクリート打ちを行いました(朝9時過ぎから)。
16立米ほどのコンクリートですからポンプ車で打つほどの量ではありません。そこで登場するのがバケツ(?)とクレーン車。オレンジ色のバケツにミキサー車からコンクリートを流し入れ、それを下の画像のようにクレーンで運びます。
それを型枠や鉄筋に印したレベルに均します。かつ空隙のないようにバイブレーターで突き固めます。
上の画像は午後3時ころの様子。無事完了です。
私が何をしていたかって?
長靴はいてスコップ持って、バケツで運ばれたコンクリートを掻き流したり、均したり、棒でツコツコしてました。まぁ、補助要員ですよって、大したことできません。
皆さん、お疲れ様でした。
明日は雨のようですし、良い養生ができそうです。ありがとう。
立上りの施工着手には数日間のお休みをとります。
ということで、その間に本業を片付けることと次の段取りをしなくちゃなりません。
←押してくれると励みになります
16立米ほどのコンクリートですからポンプ車で打つほどの量ではありません。そこで登場するのがバケツ(?)とクレーン車。オレンジ色のバケツにミキサー車からコンクリートを流し入れ、それを下の画像のようにクレーンで運びます。
それを型枠や鉄筋に印したレベルに均します。かつ空隙のないようにバイブレーターで突き固めます。
上の画像は午後3時ころの様子。無事完了です。
私が何をしていたかって?
長靴はいてスコップ持って、バケツで運ばれたコンクリートを掻き流したり、均したり、棒でツコツコしてました。まぁ、補助要員ですよって、大したことできません。
皆さん、お疲れ様でした。
明日は雨のようですし、良い養生ができそうです。ありがとう。
立上りの施工着手には数日間のお休みをとります。
ということで、その間に本業を片付けることと次の段取りをしなくちゃなりません。
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今日は立上りの配筋です。
これは外周部ではなく、内壁部の布基礎です。
中の立ち上がりはどうしても、通気や設備配管、それと点検のために人が這いまわれる開口が必要になり、内壁下部を布基礎で考えても、ブツブツに切れてしまい布基礎本来の目的、連続性に欠けます。
ですから布基礎は設けずに束(つか)基礎でもよいのですが、アンカーボルトの打込みを考ると、この形状がベストでしょう。つまり形状は布基礎風ですが構造的には布基礎ではない。そういう考えから、すべての内壁下にこの形の基礎を設けているわけではなく、必要最低限(と私は考えている)にとどめています。
(小さな区画にまで布基礎を設けるのはもったいない)
しかしながら、少しでも連続性を持たせるために、開口部には逆ハの字のようにD13を補強筋として入れてあります(効果は薄いでしょうけど)。
これはストロングボードを敷いた室内部分と、車庫(ストロングボードなし)の界壁になる部分です。土間の端部は連続した三角形の小さな梁になってます。室内部と車庫のコンクリート床の高さは車庫のほうが5cm下がるのですから、この三角形も少し小さくなっています。写真では判断できませんけど。ということは、床の鉄筋も5cmぶん折り曲げる(ベンドする)必要があるのですが・・このへんはアバウトで。
で、気づかれました?
立上りの縦の鉄筋ピッチ、@300に急きょ変更しました。
@250から@300に変更しても、支障ないことはすでに書きましたので説明はさけますが、なぜこんなことになったか(失敗談です)。
今回は懇意の地元業者さん(いわゆる土建屋さん)にお願いしているわけですが、小規模工事は専門の鉄筋業者が施工することは、まぁありません(現に私が応援しています)。特に建築のように小さな曲がり、切断個所がたくさんあるような配筋は、土建屋さんとしては不得手です。それでも鉄筋の加工だけは専業者に依頼してくれてたのですが、そこでの図面確認もれがあったようです。
最初@250で配筋していくと、途中で材量が足りなくなりました?
そこで改めて数量と加工リストを見ると・・
「あらら、@300で勘定してあるよ」
で、即 現場変更!
せっかく結わえたものを外し、土間の鉄筋と同じ位置に結わえ直しました。
言い訳めいてますが、このような木造基礎の場合、土間と立上がり縦筋の配筋ピッチは同じほうが配筋作業も少し楽になりますし、見た目(?)にも、もち網の端部を折り曲げたようなすっきりとした組み上げになります。
ですから、これはこれで OK!
自分でやってみるとわかることですが、@300の土間配筋は、歩きやすく、鉄筋を踏み荒らすこともありません。木造二階建てまでの建物ならば@300配筋が構造的にもコスト的にも無難な良い設定かもしれません。もちろん作業性を考えて鉄筋ピッチを決めるのは本末転倒です。誤解のないよう願います。
明日は外周端部の型枠を組んでもらいます。
←押してくれると励みになります
これは外周部ではなく、内壁部の布基礎です。
中の立ち上がりはどうしても、通気や設備配管、それと点検のために人が這いまわれる開口が必要になり、内壁下部を布基礎で考えても、ブツブツに切れてしまい布基礎本来の目的、連続性に欠けます。
ですから布基礎は設けずに束(つか)基礎でもよいのですが、アンカーボルトの打込みを考ると、この形状がベストでしょう。つまり形状は布基礎風ですが構造的には布基礎ではない。そういう考えから、すべての内壁下にこの形の基礎を設けているわけではなく、必要最低限(と私は考えている)にとどめています。
(小さな区画にまで布基礎を設けるのはもったいない)
しかしながら、少しでも連続性を持たせるために、開口部には逆ハの字のようにD13を補強筋として入れてあります(効果は薄いでしょうけど)。
これはストロングボードを敷いた室内部分と、車庫(ストロングボードなし)の界壁になる部分です。土間の端部は連続した三角形の小さな梁になってます。室内部と車庫のコンクリート床の高さは車庫のほうが5cm下がるのですから、この三角形も少し小さくなっています。写真では判断できませんけど。ということは、床の鉄筋も5cmぶん折り曲げる(ベンドする)必要があるのですが・・このへんはアバウトで。
で、気づかれました?
立上りの縦の鉄筋ピッチ、@300に急きょ変更しました。
@250から@300に変更しても、支障ないことはすでに書きましたので説明はさけますが、なぜこんなことになったか(失敗談です)。
今回は懇意の地元業者さん(いわゆる土建屋さん)にお願いしているわけですが、小規模工事は専門の鉄筋業者が施工することは、まぁありません(現に私が応援しています)。特に建築のように小さな曲がり、切断個所がたくさんあるような配筋は、土建屋さんとしては不得手です。それでも鉄筋の加工だけは専業者に依頼してくれてたのですが、そこでの図面確認もれがあったようです。
最初@250で配筋していくと、途中で材量が足りなくなりました?
そこで改めて数量と加工リストを見ると・・
「あらら、@300で勘定してあるよ」
で、即 現場変更!
せっかく結わえたものを外し、土間の鉄筋と同じ位置に結わえ直しました。
言い訳めいてますが、このような木造基礎の場合、土間と立上がり縦筋の配筋ピッチは同じほうが配筋作業も少し楽になりますし、見た目(?)にも、もち網の端部を折り曲げたようなすっきりとした組み上げになります。
ですから、これはこれで OK!
自分でやってみるとわかることですが、@300の土間配筋は、歩きやすく、鉄筋を踏み荒らすこともありません。木造二階建てまでの建物ならば@300配筋が構造的にもコスト的にも無難な良い設定かもしれません。もちろん作業性を考えて鉄筋ピッチを決めるのは本末転倒です。誤解のないよう願います。
明日は外周端部の型枠を組んでもらいます。
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今日は快晴で春の陽気でした。
現場は昨日のトランシットによる基準の墨出しに続いて、型枠位置や敷き並べたストロングボードの上に配筋のための墨出しをしました。一般的には鉄筋にチョークで印をつけるのですが、今回は足もとがボード敷きですから、原寸場のような感覚で墨を打ってありました。
午後からは土間の配筋を、私も応援して一緒に作業。鉄筋を運び墨に合わせて配置、
「あ、そこはD13です」とかチェックしながら、ハッカーと呼ぶ道具でナマシ鉄線(結束線)をクルクルと回して止めていきます。
D10@300で、もち網のように配筋してあります。
最近の頑強な配筋からみると、簡素に見えるでしょうネ。
土間は外周辺に多くの荷重がかかり、土間の中央はその反力で下から上へと力が加わると想定しますので、短辺方向の鉄筋が上になってます。
これが地面に接しない空中にあるスラブでしたら反対に、力は上から下へと加わるので、短辺の鉄筋を下にします。
布基礎立上り部の配筋は明日の作業予定。うまくいくと土曜日に土間のコンクリート打ち、日曜日はコンクリート養生・・と思ったら、今度の土曜日はコンクリートプラントがお休みだそうですから、来週ですね。
まぁ、焦ることはありません。のんびりやりましょう。
・・ちょっと腰が痛いし。。
←押してくれると励みになります
現場は昨日のトランシットによる基準の墨出しに続いて、型枠位置や敷き並べたストロングボードの上に配筋のための墨出しをしました。一般的には鉄筋にチョークで印をつけるのですが、今回は足もとがボード敷きですから、原寸場のような感覚で墨を打ってありました。
午後からは土間の配筋を、私も応援して一緒に作業。鉄筋を運び墨に合わせて配置、
「あ、そこはD13です」とかチェックしながら、ハッカーと呼ぶ道具でナマシ鉄線(結束線)をクルクルと回して止めていきます。
D10@300で、もち網のように配筋してあります。
最近の頑強な配筋からみると、簡素に見えるでしょうネ。
土間は外周辺に多くの荷重がかかり、土間の中央はその反力で下から上へと力が加わると想定しますので、短辺方向の鉄筋が上になってます。
これが地面に接しない空中にあるスラブでしたら反対に、力は上から下へと加わるので、短辺の鉄筋を下にします。
布基礎立上り部の配筋は明日の作業予定。うまくいくと土曜日に土間のコンクリート打ち、日曜日はコンクリート養生・・と思ったら、今度の土曜日はコンクリートプラントがお休みだそうですから、来週ですね。
まぁ、焦ることはありません。のんびりやりましょう。
・・ちょっと腰が痛いし。。
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今日の10時にストロングボード52枚が現場に搬入されました。
クレーン付きの4トントラックで現場へ運び込まれましたが、道路状況が・・限界です。くねくね曲がる道は車幅ぎりぎりですが、さすがプロの運転、うまいもんだ。
建物内に35枚ほど荷降ろししてもらい、残りは外のあいている場所に降ろしてもらいました。
下の画像は、レベル調整しながら転圧した砕石の上に敷き並べている途中の写真。
砕石と同じような色をしているので見分けにくい?
厚みが50mmでサイズは910x1820ですから、ちょうど畳を並べたようなものです。
けっこう重量もあります。
砂を薄く敷いて、その上に並べると良かったのですが(ケチりました)、そこそこ砕石転圧がよかったので大丈夫でしょう。また発砲スチロールのような軽い物ではありませんので、踏んでも大丈夫です。
室内部分には35枚と1/5に切ったもの7枚を並べると、ぴったり。
残りは床下地を組む前に、私が小さく切りながら布基礎に張り付けるつもりです。
(それにしてもローアングルで写真を撮ると、奥にある廃材の山・・・すごいですね。あまり見せたくない気分)
今日の重要な作業は、昨日打った捨てコンの上に墨出しをすることです。
土工事の段階は、現場周囲に遣り方(細い幅の板が水平に打ち付けてあるもの)がありますが、かなりアバウトになることが多いものです。それをしっかりと地面に線を描くのが今回の捨てコン上の墨出し作業。
トランシットという測量機器を使い、まっすぐなポイントや90度(これを矩(カネ)と言います)方向を確定します。
それにしても測量機器の進歩はすごいですね。私が現場で走り回っていた時代は望遠鏡に毛が生えたようなものなので、直線、直角線と言っても、あくまでも寄り寸法を見込んでの位置決め(平行定規と三角定規で図面を書くような作業)でしたが、いまはデジタル計算機付きで見通した直線上の距離点まで印すことができます。つまりX・Y・Zの座標をいっぺんに計算して「少し手前・・少し右・・」と言いながらポイントが決まります。
もちろんこれらの延長線上にある遣り方に、再度印を付け直します。
5,6mm狂っていたのは ご愛敬です。
それと間取りがメートル間なので墨出しの計算が とっても楽!
普通なら 3640+2730+2730=???
足してなんぼって、お互い数字を点呼しないと間違うものですが、今回は猿でもできる暗算。
はい、今日もお疲れ様でした。
←押してくれると励みになります
クレーン付きの4トントラックで現場へ運び込まれましたが、道路状況が・・限界です。くねくね曲がる道は車幅ぎりぎりですが、さすがプロの運転、うまいもんだ。
建物内に35枚ほど荷降ろししてもらい、残りは外のあいている場所に降ろしてもらいました。
下の画像は、レベル調整しながら転圧した砕石の上に敷き並べている途中の写真。
砕石と同じような色をしているので見分けにくい?
厚みが50mmでサイズは910x1820ですから、ちょうど畳を並べたようなものです。
けっこう重量もあります。
砂を薄く敷いて、その上に並べると良かったのですが(ケチりました)、そこそこ砕石転圧がよかったので大丈夫でしょう。また発砲スチロールのような軽い物ではありませんので、踏んでも大丈夫です。
室内部分には35枚と1/5に切ったもの7枚を並べると、ぴったり。
残りは床下地を組む前に、私が小さく切りながら布基礎に張り付けるつもりです。
(それにしてもローアングルで写真を撮ると、奥にある廃材の山・・・すごいですね。あまり見せたくない気分)
今日の重要な作業は、昨日打った捨てコンの上に墨出しをすることです。
土工事の段階は、現場周囲に遣り方(細い幅の板が水平に打ち付けてあるもの)がありますが、かなりアバウトになることが多いものです。それをしっかりと地面に線を描くのが今回の捨てコン上の墨出し作業。
トランシットという測量機器を使い、まっすぐなポイントや90度(これを矩(カネ)と言います)方向を確定します。
それにしても測量機器の進歩はすごいですね。私が現場で走り回っていた時代は望遠鏡に毛が生えたようなものなので、直線、直角線と言っても、あくまでも寄り寸法を見込んでの位置決め(平行定規と三角定規で図面を書くような作業)でしたが、いまはデジタル計算機付きで見通した直線上の距離点まで印すことができます。つまりX・Y・Zの座標をいっぺんに計算して「少し手前・・少し右・・」と言いながらポイントが決まります。
もちろんこれらの延長線上にある遣り方に、再度印を付け直します。
5,6mm狂っていたのは ご愛敬です。
それと間取りがメートル間なので墨出しの計算が とっても楽!
普通なら 3640+2730+2730=???
足してなんぼって、お互い数字を点呼しないと間違うものですが、今回は猿でもできる暗算。
はい、今日もお疲れ様でした。
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先日の排水管埋設について友人(同業)から指摘がありました。
「エルボはまずいんじゃないかい」
はい、ご指摘の通りでございます。
言い訳するとだんだん深みにはまるので簡単に・・(?)
汚水管は、ほぼ便器の真下にセットしてあるのと、雑排水管なら一か所くらい気遣いなしで・・と甘く考えております。
求むべき正しい埋設方法は、エルボ(90度曲り)ではなく135度曲りを用いる。
どうぞ、よい子は前回の図の様な施工をまねしないでくださいネ。
地上部(布基礎)の給水・給湯管貫通について
「断熱基礎なら、避けたほうがいいんじゃないかい」
はい、ごもっともです。
給水・給湯(本体は屋外設置予定)も自分でやるつもりですし、地上部貫通穴のほうが何かと楽ですから、スリーブに二本のパイプを通してから隙間を埋める。ここはアイシネンの断熱材充填で補う予定です。
「べた基礎土間の雨水排水穴が必要」
はい、これはすでに基礎図面に折り込み済みです。
屋根を施工するまで、雨が降ればプールのように溜まりますからね。
いろいろとご指摘をありがとう。
持つべきものは良い友人ですね。
←押してくれると励みになります
「エルボはまずいんじゃないかい」
はい、ご指摘の通りでございます。
言い訳するとだんだん深みにはまるので簡単に・・(?)
汚水管は、ほぼ便器の真下にセットしてあるのと、雑排水管なら一か所くらい気遣いなしで・・と甘く考えております。
求むべき正しい埋設方法は、エルボ(90度曲り)ではなく135度曲りを用いる。
どうぞ、よい子は前回の図の様な施工をまねしないでくださいネ。
地上部(布基礎)の給水・給湯管貫通について
「断熱基礎なら、避けたほうがいいんじゃないかい」
はい、ごもっともです。
給水・給湯(本体は屋外設置予定)も自分でやるつもりですし、地上部貫通穴のほうが何かと楽ですから、スリーブに二本のパイプを通してから隙間を埋める。ここはアイシネンの断熱材充填で補う予定です。
「べた基礎土間の雨水排水穴が必要」
はい、これはすでに基礎図面に折り込み済みです。
屋根を施工するまで、雨が降ればプールのように溜まりますからね。
いろいろとご指摘をありがとう。
持つべきものは良い友人ですね。
←押してくれると励みになります
今日ももう一つ追記
これは基礎に用いる鉄筋で、端部の逆爪形状と立上がりにあわせて曲げ加工してあります。異径鉄筋D10@250で140本ほど。
土間そのものはコンクリートの厚み150mmで、配筋はD10@300にしました。
最近、木造の基礎配筋ピッチは、かなり密な配筋が主流になってきているように思えます。(誰のせいでしょうね)ネットで調べても設計者、住宅メーカーによっては@200とか@250のダブルもち網(二重に配筋すること)などを標準とするところもあり、少し驚きました。
これは考え方に違いがあるのです。(この先は自論です)
正規のべた基礎とすれば確かにダブル配筋は正しいでしょう。しかし普通の木造住宅なら大きな荷重がかかるのは壁下、つまり布基礎まわりであって、多くの部屋の床下はグランドピアノをど真ん中に置かない限り、荷重が真下にかかるのは知れたものなのです(それと1階の床はどうにでもなる木製ですよ)。ですから布基礎にかかる力を分散させられる有効な幅はせいぜい1mくらい。床から根太・大引を伝って@900~1000mmに配置される床束にかかる荷重は本来200角程度の束石でも事足りるものです。
ですから厚さ120mm~150mmの土間コンクリートは、布基礎を連続一体化させてより堅固なものにして、少しでも荷重を分散させるためであって、RC構造やS造で考えるべた基礎とは異なるもの・・と私は考えています。
(RCなどのべた基礎のコンクリート厚は200mm以上ありますし、木造でそんな基礎造って。。どうすんネ)
比較例をあげましょう。
公庫基準(フラット35)では
布基礎立上り部は厚さ120mm以上150mmを標準としてD10@300以下。
(私は厚さ120mmでD10@250)
土間は、公庫基準では厚さ120mm以上でワイヤーメッシュ(溶接金網)φ4mm@150以内
(私は厚さ150でD10@300)
*ただし公庫の仕様書にはべた基礎詳細として図示されている配筋は土間部分がダブル配筋になっており、注意書きには”べた基礎の寸法および配筋については、建設敷地の地盤状況を勘案のうえ、構造計算により決定すること。”とあるものの、図のほうがインパクト強いですから、これが”べた基礎はダブル配筋すべき”という誤解のもとではないかと思いますね。
まぁ住宅メーカーなどは、それが”売り”として理解されれば、それはそれで良いでしょう。でも私は。。いりまへん!
ちなみに(資料としては古いのですが)彰国社「木造の詳細 1構造編」(昭和44年第6版)には
木造2階程度で幅(立上りのこと)150cmくらいまではφ9の鉄筋を30~50cm間隔で十分であろう。
と説明があります。
当時は丸鋼だったのですよ。踏みつけたらすぐに曲がるような。
まぁ、そこまでハードルを下げる必要はないにせよ、過剰は無駄というものです。
←押してくれると励みになります
これは基礎に用いる鉄筋で、端部の逆爪形状と立上がりにあわせて曲げ加工してあります。異径鉄筋D10@250で140本ほど。
土間そのものはコンクリートの厚み150mmで、配筋はD10@300にしました。
最近、木造の基礎配筋ピッチは、かなり密な配筋が主流になってきているように思えます。(誰のせいでしょうね)ネットで調べても設計者、住宅メーカーによっては@200とか@250のダブルもち網(二重に配筋すること)などを標準とするところもあり、少し驚きました。
これは考え方に違いがあるのです。(この先は自論です)
正規のべた基礎とすれば確かにダブル配筋は正しいでしょう。しかし普通の木造住宅なら大きな荷重がかかるのは壁下、つまり布基礎まわりであって、多くの部屋の床下はグランドピアノをど真ん中に置かない限り、荷重が真下にかかるのは知れたものなのです(それと1階の床はどうにでもなる木製ですよ)。ですから布基礎にかかる力を分散させられる有効な幅はせいぜい1mくらい。床から根太・大引を伝って@900~1000mmに配置される床束にかかる荷重は本来200角程度の束石でも事足りるものです。
ですから厚さ120mm~150mmの土間コンクリートは、布基礎を連続一体化させてより堅固なものにして、少しでも荷重を分散させるためであって、RC構造やS造で考えるべた基礎とは異なるもの・・と私は考えています。
(RCなどのべた基礎のコンクリート厚は200mm以上ありますし、木造でそんな基礎造って。。どうすんネ)
比較例をあげましょう。
公庫基準(フラット35)では
布基礎立上り部は厚さ120mm以上150mmを標準としてD10@300以下。
(私は厚さ120mmでD10@250)
土間は、公庫基準では厚さ120mm以上でワイヤーメッシュ(溶接金網)φ4mm@150以内
(私は厚さ150でD10@300)
*ただし公庫の仕様書にはべた基礎詳細として図示されている配筋は土間部分がダブル配筋になっており、注意書きには”べた基礎の寸法および配筋については、建設敷地の地盤状況を勘案のうえ、構造計算により決定すること。”とあるものの、図のほうがインパクト強いですから、これが”べた基礎はダブル配筋すべき”という誤解のもとではないかと思いますね。
まぁ住宅メーカーなどは、それが”売り”として理解されれば、それはそれで良いでしょう。でも私は。。いりまへん!
ちなみに(資料としては古いのですが)彰国社「木造の詳細 1構造編」(昭和44年第6版)には
木造2階程度で幅(立上りのこと)150cmくらいまではφ9の鉄筋を30~50cm間隔で十分であろう。
と説明があります。
当時は丸鋼だったのですよ。踏みつけたらすぐに曲がるような。
まぁ、そこまでハードルを下げる必要はないにせよ、過剰は無駄というものです。
←押してくれると励みになります
今日は布基礎下の捨てコンを施工しました。
捨てコンクリートとは、構造体ではなく、型枠を組むための墨(通り芯などの基準線)を記すための、いわば製図板のようなものです。
高さレベル(Z)だけはしっかりと決めておき、水平方向(X/Y)つまり基礎の平面位置は、これからトランシットなどの測量機器を使って、きちんと正確に墨を描くための下地板です。
ビニールパイプが2ヵ所立ち上がっているのは、昨日のうちに砕石下に埋めた排水管です。私が施工しました(自慢してどうなる)。
昨日示したイメージより下がっています。(今日の状態が正しい・・アレ?)
奥は台所や洗面浴室の雑排水用で、手前の物は便所の汚水管になります。
サイズはφ75VU、余計なものが詰まらないようにガムテープで蓋をしてあります。
←押してくれると励みになります
今日はもうひとつ書きます。
実は今日の午前中に妻と二人で現場へ出かけ、地鎮祭のまねごとのようなことをしてきました。
何事にもしきたりの様なものがあり、建築にも地鎮祭、棟上式などが一般的に行われます。その最初の地鎮の儀は、その地の神に祈り、悪を払い清めてもらう願いと、今後の工事の安全を願うものです。
私は職業上、お施主さんには地鎮祭をするように奨めていますが、今回いざ自分のこととなると・・。
決して神を信じないとか、神を恐れないというわけではありませんが、どうもこういった儀式が家相などの迷信めいた事と一緒になってしまう、そんな心の弱さもどこかにあるのがいやなのです。(ちなみに家相について私自身は気にはしません)
と考えながらも簡単に行ったのは、初詣や合格祈願に行く感覚と同じようなものかもしれません。誰も神社で願ったから幸せになるとは限りませんし地鎮祭をしたから災いが起こらないわけでもありません。
厳格な意味ではありませんが、それなりに正しい(技術)思考と行い(施工)があれば、幸いはいつか天から降りてくる・・そう思っています。
これは私の生き方ですがネ。
まぁ、そんな話はおいといて。
小さな瓶に入ったお酒と、いつもの(漬物などに使う)粗塩、(友人が作った淡路産の)洗米を用意して現場へ二人で出かけました。
三品ありますので、もう一人手伝ってもらい、場内の四隅を清めてまわりました。
最初に清めの塩をパッと撒いてもらい、(私が)お酒を捧げ、(妻が)豊穣を願って洗米を撒きます。
祝詞(のりと)はありませんが心の中で
我々ここに家を建て住もうと欲するにあたり
この地の悪を払い清め、
工事の安全と無事完成
代々の繁栄を願う事
かしこみかしこみ真申す
このように願っておりました。
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実は今日の午前中に妻と二人で現場へ出かけ、地鎮祭のまねごとのようなことをしてきました。
何事にもしきたりの様なものがあり、建築にも地鎮祭、棟上式などが一般的に行われます。その最初の地鎮の儀は、その地の神に祈り、悪を払い清めてもらう願いと、今後の工事の安全を願うものです。
私は職業上、お施主さんには地鎮祭をするように奨めていますが、今回いざ自分のこととなると・・。
決して神を信じないとか、神を恐れないというわけではありませんが、どうもこういった儀式が家相などの迷信めいた事と一緒になってしまう、そんな心の弱さもどこかにあるのがいやなのです。(ちなみに家相について私自身は気にはしません)
と考えながらも簡単に行ったのは、初詣や合格祈願に行く感覚と同じようなものかもしれません。誰も神社で願ったから幸せになるとは限りませんし地鎮祭をしたから災いが起こらないわけでもありません。
厳格な意味ではありませんが、それなりに正しい(技術)思考と行い(施工)があれば、幸いはいつか天から降りてくる・・そう思っています。
これは私の生き方ですがネ。
まぁ、そんな話はおいといて。
小さな瓶に入ったお酒と、いつもの(漬物などに使う)粗塩、(友人が作った淡路産の)洗米を用意して現場へ二人で出かけました。
三品ありますので、もう一人手伝ってもらい、場内の四隅を清めてまわりました。
最初に清めの塩をパッと撒いてもらい、(私が)お酒を捧げ、(妻が)豊穣を願って洗米を撒きます。
祝詞(のりと)はありませんが心の中で
我々ここに家を建て住もうと欲するにあたり
この地の悪を払い清め、
工事の安全と無事完成
代々の繁栄を願う事
かしこみかしこみ真申す
このように願っておりました。
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砕石を小型ダンプで搬入し、いよいよ地業工事が始まりました。
べた基礎下は砕石を150mmの厚みで転圧します。その上にストロングボード厚み50mmを敷き並べ、端部は地中に爪を立てるように少し下げる形状になります。この状態は少し前の記事で示したような断面形状です。
車庫になる部分にストロングボードは敷き詰めませんが、玄関を含め室内になる部分は敷き並べることで、コンクリートに含まれる余剰水を脱水する効果と地面からの湿気上昇を抑える効果、土間の表面結露の防止など、土間床全体を乾燥させる効果を期待しています。
詳しいことは 神戸不燃板工業株式会社 のサイトからカタログを取り寄せて解説を読んでいただくと、一般的に行われている土間コンクリート下の防湿シート敷きとは大きく考え方が異なることに気づかれると思います。
もちろんこの効果はすぐに現れるものではなく、生活して数年の経過をみなくてはなりません。また床下も含めた強制換気との相乗効果も、それと関西地域における断熱基礎、地熱利用がどんなものかも検証してみたいと考えています。
正直なところ、この土地がもともと田畑であったことから、乾燥地盤ではないこと、地業として割栗石ではなく採石を使用したことなど、マイナス要因はあります。それを含めて(生活感覚で)検証してみたいと思います。
断熱基礎としての断熱材は、当初セオリー通り外側に施工するつもりでいました。しかし日本のように玄関土間が室内空間としてある床(コンクリート)が断熱することで外のポーチなど縁が切れてしまう、それと外部の仕上げ材の付着力が疑問など・・どうもしっくりこない。それと断熱材を型枠内側に先施工することは、型枠のスペーサー(コンクリートの厚み精度を決めるもの)に別の部品が必要になり、それなりの施工技術をもつ業者に施工依頼するとなると・・
いろいろ施主として考えることが多くて・・
結果、土間下は先施工(当然ですが)で敷き詰め、立ち上がり部は後からコンクリートボンドで張り付けることにしました。その分ボードの枚数は増加するのですが、”自分でできることは自分でやる”考えを優先させました。
ボンドを使用することで揮発性成分の問題はありますが、工事期間が長いのでたぶんそれまでは蒸発してしまうと・・(少しエエ加減かな?)
あと、排水管を先行埋設しておく必要があります。
とりあえず外部から基礎部を貫通して土間の上に顔を出せば、室内部分はすべて後施工の露出配管になります。この施工を忘れると後でコンクリートを斫(ハツ)ることになり、設計監理者のいる現場として恥ずかしいことになります。
給水と給湯管は布基礎の立ち上がり部から室内に取り込むつもりですので、とりあえずは排水管を準備するために今からホームセンターへ買い物に行って段取りするつもり・・その施工イメージは
何かと忙しい日々です。
埋設管について訂正記事があります ここから
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べた基礎下は砕石を150mmの厚みで転圧します。その上にストロングボード厚み50mmを敷き並べ、端部は地中に爪を立てるように少し下げる形状になります。この状態は少し前の記事で示したような断面形状です。
車庫になる部分にストロングボードは敷き詰めませんが、玄関を含め室内になる部分は敷き並べることで、コンクリートに含まれる余剰水を脱水する効果と地面からの湿気上昇を抑える効果、土間の表面結露の防止など、土間床全体を乾燥させる効果を期待しています。
詳しいことは 神戸不燃板工業株式会社 のサイトからカタログを取り寄せて解説を読んでいただくと、一般的に行われている土間コンクリート下の防湿シート敷きとは大きく考え方が異なることに気づかれると思います。
もちろんこの効果はすぐに現れるものではなく、生活して数年の経過をみなくてはなりません。また床下も含めた強制換気との相乗効果も、それと関西地域における断熱基礎、地熱利用がどんなものかも検証してみたいと考えています。
正直なところ、この土地がもともと田畑であったことから、乾燥地盤ではないこと、地業として割栗石ではなく採石を使用したことなど、マイナス要因はあります。それを含めて(生活感覚で)検証してみたいと思います。
断熱基礎としての断熱材は、当初セオリー通り外側に施工するつもりでいました。しかし日本のように玄関土間が室内空間としてある床(コンクリート)が断熱することで外のポーチなど縁が切れてしまう、それと外部の仕上げ材の付着力が疑問など・・どうもしっくりこない。それと断熱材を型枠内側に先施工することは、型枠のスペーサー(コンクリートの厚み精度を決めるもの)に別の部品が必要になり、それなりの施工技術をもつ業者に施工依頼するとなると・・
いろいろ施主として考えることが多くて・・
結果、土間下は先施工(当然ですが)で敷き詰め、立ち上がり部は後からコンクリートボンドで張り付けることにしました。その分ボードの枚数は増加するのですが、”自分でできることは自分でやる”考えを優先させました。
ボンドを使用することで揮発性成分の問題はありますが、工事期間が長いのでたぶんそれまでは蒸発してしまうと・・(少しエエ加減かな?)
あと、排水管を先行埋設しておく必要があります。
とりあえず外部から基礎部を貫通して土間の上に顔を出せば、室内部分はすべて後施工の露出配管になります。この施工を忘れると後でコンクリートを斫(ハツ)ることになり、設計監理者のいる現場として恥ずかしいことになります。
給水と給湯管は布基礎の立ち上がり部から室内に取り込むつもりですので、とりあえずは排水管を準備するために今からホームセンターへ買い物に行って段取りするつもり・・その施工イメージは
何かと忙しい日々です。
埋設管について訂正記事があります ここから
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写真の右側に(写っていない)廃材が山になってますが、木くずも取り除き整地完了。
これがその廃材の山・・あまり見ていただきたくない。
手前が金属やプラスティック(軒樋)で産業廃棄物扱い。中ほどが延石や束石、そして燃える廃材と薪として利用する構造古材(ほとんど埋もれている)。
壁の小舞竹や屋根野地材、天井板、建具の壊れた物などたくさんあるんですなぁ。
まだまだ寒い時期ですので、少しずつ現場での焚火に使ってもらいましょう。
(都会ではこんな事できません)
仮の遣り方もできて、地盤レベルを調整しています。今後は十分な転圧をした上に来週くらいから砕石をさらに転圧していきます。
このような基礎の下に行う工事を地業工事と呼びます。本来は大きめの石(割栗石)を縦に並べるように敷き詰める・・というセオリーですが、現実には大きな石は入手が難しく、特に縦に敷き並べるという手作業は(ほぼ)完全に建築業界から無くなっています。
そこで一番ポピュラーなのが採石転圧。(今は砂利すら入手が難しい時代です)
この工法で進めます。
雨よ 降るなよ。
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