野良ネコ(白い子猫)を拾ってきたので、それを飼うことに決めた。
それまでは芦屋から一緒に移住してきた茶色の雉猫と一緒に古い民家で
暮らしていたが、ある朝、外へ出たがっていたので窓を開けてあげたら
それっきり帰ってこなかった。
よく猫は死が近づくと自分で身を隠すとか言われていたので、たぶん
そうなんだろうと考えていた。あっけない別れだった。
そのあとで飼った白い美猫だったが、あれから19年・・途中で引っ越しもあり
猫は家につくから引っ越しするといなくなると人に言われたりもした。
確かに新しい家に慣れるには数日を要したが、じきに田園風景の中で
生活をしてくれた。当時は愛犬のシロも一緒だった。
猫の平均寿命は15年ともいわれる。
ずいぶん長生きしてくれたものだ。
だんだんと痩せてきたこの猫は、先週末から歩くのもおぼつかなくなり、
今週からは座ることすらできなくなっていた。
別れが近いとはこちらも覚悟していたが、昨日の夕方、静かに息を引き取った。
大きな鳴き声もたてず、粗相もせず横たわり、静かに目を閉じて死を待つ姿に
思わず胸にこみあげてくるものがある。
昨日はいわばお通夜で、今朝は庭に穴を掘り埋葬を済ませた。
2009年の11月に、愛犬のシロを埋葬した近くに。
まるい小石を墓石代わりに立てておいた。
合掌