二年ほど前だったか、仕事上の先輩(自営してからも近所のよしみでいろいろ助けていただきました)が、このTV番組に出るとかで、あまり映りの良くない画面で、かの”匠”のリフォームを見たことがあります。なんでもこの番組が終わるそうですね。
この番組ともう一つ、番組名を思い出せませんが、モダンな住宅を訪問する番組。たしか本にもなっていたような記憶があります。このような番組って一般的には大受けしているようですし、私も以前は(TV映りが良い都会に居た時)時々見てました。だって、妻がTVを見ている居間から「ちょっと~、かっこいい住宅が映ってるわよ~」なんて言うものだから、仕事部屋に居る私も職業的に反応してしまうんですね。
( あとで調べたら”渡辺篤史の建もの探訪”という番組でした)
でもね。見ていて・・何となく
「いくらカッコよくても、ちゃうけどなぁ・・」
「それはおもろいけど・・住い手は納得してるの?」
「そんなにヨイショするほどのものじゃないよ」
とか、どうしても批判的とか反発的になるのは・・ゆがんだヒガミ・・かもしれないけど、素人の妻が見ている目線では見ることが出来ないのですよねぇ。建築家として宣伝媒体に乗るって、営業の下手な私から見るとうらやましくも感じるのは、かなりヒガミと自分でも思うけど・・同業のブロガーさんはいかがですか?
もちろん見ることが刺激になってアイデアが沸くこともあるから、番組そのものは否定はしませんよ。でもね、積極的に見る気は起きませんね。視聴率もそれなりに稼いでいたのでしょうから一般視聴者には受けていたようですね。とくに今回のビフォーアフターなどは、リフォームという比較的トライしやすい工事と思われるし、なんせ工事金額も嘘か本当かわからないけど公開されるから、見ている方は益々「番組にお願いしてみようかしら」なんて考えている人も多かったのではないでしょうか。
建築家の職業が紹介されるのは同じ釜ではないにせよ、これで飯を食うものとしてうれしいけど、提案するプロ側の人も、番組的におもしろくなるような事ばかりを考えているのでは・・と感じることもあるし、匠が何かを作ってくるのも番組上でお約束になっているし、何かしら私はしらけた笑みがこみ上げてくるのですワ。まぁ悪口ばかり書いてはいけないけど、たまたま他のブログを読みあさっていたら、面白い記事もあったので、この話題を書いてみました。
見つけた記事は下に書いておきます。
ところで、”リフォーム”という言葉も和製英語だって。カタカナ文字は必ずしも外来語でないって証明だね。小5児童の英語教育より大人の日本語教育が必要かも。
CG&建築パースブログ
http://blog.goo.ne.jp/cloissant/e/cf3bfe2fcc267f9971120c5c2ae08f45
http://blog.goo.ne.jp/cloissant/e/70c2d73267e6de07a45df08568e61ee1
200万で家をつくろうと思った
http://blog.smatch.jp/lala/archive/43
4/1追記(注目はコメント欄)
リップノブログ
http://yaplog.jp/rip_jun/archive/159