いつもブログのテーマとかけ離れた話題ばかりを書いて申し訳ないとおもう。所詮ブログは個人的な日記に近いものと諦めて読んでほしいが、今日は多少なりとも本筋に戻って・・ちょっとだけ前回の話題を引きずった話。
YUKIさんにコメントをいただいた ル・コルビジュエ の”小さな家”。実のところ私はこの家のことを知らなかった。多分私の年代で建築を学んだ人は ライト、コルビジェ、ミース 御三家の誰かのファンとなっていると思うのだが、私はフランク・ロイド・ライトだった(といっても学術的に研究したわけではなく素直(?)なミーハーなのだが)。素直(なにが?)なところ、先日書いたサボア邸とロンシャンの教会と、同じ建築家が仕事したとは思えないくらい別物のような感じがしてならないのだ。もちろんどちらも優れた建築であることには間違いないのだが、多くの作品を見ずに二つの写真を並べると・・やはり別人の作・・って気がする。だから、どうのこうのという訳ではない(念のため)。
早速 コルビジェの著書を amazon.com で探し”小さな家”(訳:森田一敏)を購入。100ページにも満たない小さな小冊子で、自筆のスケッチとモノクロの写真が載っている。建築家の難しいエッセイや技術的専門書ではないので誰にでもお勧めできる本だ。なまじ何かを期待して読むと裏切られるような書評の難しい本かもしれないが、コルビジェという人間を知るには良い本だと思う。
上のアニメーション画像は、その小さな家が建っているレマン湖を Google Earth で検索したもの。あいにく解像度が悪いので家の屋根は見えない。もっともその家は屋上が芝生になっているので衛星写真での発見はかなり難しいだろう(笑)。それと彼の自筆のプランのイメージ。本には一切の図面らしきものは載っていない。過去にも彼の公開されている図面など私は見たことがない。いつもあのくしゃくしゃと走り書きしたスケッチしか見たことがないのだが・・他の諸氏は見たことがあるだろうか?(あるとしたら前川國男先生くらいかな?)
一旦休憩
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それに実物の写真をみることができます。
昨日からスケッチを元に Google SketchUp で
3Dに挑戦してました。練習を兼ねて・・
後ほどアップしますネ。