晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

チンゲンサイがいっぱい

2006年10月31日 | 野良仕事や日々の生活
 野良仕事の話が続きます。

チンゲンサイを植えました

数日ブログをお休みしてましたが、前回の作業の最後にチンゲンサイの苗も移植してありました。なん分、一袋の種を蒔いたものですから間引き菜で食べても・・食べても追いつかない。それとチンゲンサイは、あの根元の肉厚で白いところが美味しいわけですから、もう少し大きくしないと価値がないわけです。

アスパラの隣に二列、ズラ~リ。

移植は、本植えする巾60cmくらいの畝に鋤でV形に溝を二本きり、片方の土手に寝かせるように10cm間隔で並べます。次に反対側の土で根を埋めるように押し戻し、少し押さえ込んで土と根がしっかり触れるようにしておきます。深く土をかけてはいけません。しっかり根付くまで苗がしんなりしますが、この季節なら大丈夫・・かな??。 すこしくらい雨が降っても良さそうに思えるのですが、最近降ってませんねぇ。雨・・。

ただ、成長しだすとチンゲンサイにとって雨が降るのは困ります。なぜなら、あの根元の白い部分に土が跳ね、汚れるからです。まぁ、露地物の宿命ですけどネ。

しっかり根付いた様子

この写真は先ほど撮ってきたもの。移植してから一度だけしか水をやってませんが、しっかり根付いたようで一安心。




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朝に紅顔ありて

2006年10月29日 | 雑記
 私事ですが、身内に不幸がありここ数日ブログをお休みしておりました。
明日から再開しますが、この数日はいろいろ考えさせられる日を過ごしました。この年代になると弔事もおのずと増えるのですが、

 朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり

 人が確かに生きていると言い切れるのは、一呼吸の間です。

そんな時の流れの速さを感じました。



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イチゴの移植

2006年10月24日 | 野良仕事や日々の生活
 昨日一雨降ったので、今日は昼から畑に出た。雨量は期待したほどなかったが、次の雨を待つことはできない。なんとか今月のうちに終えておくべき作業だからだ。


 まずイチゴの移植。以前畝立てしておいた畝の真ん中を鋤で溝堀し、そこへ鶏糞をたっぷり入れ軽く土とまぶしてから平らに埋め戻しする。マルチングすると追肥は液肥でやるしかないので元肥をたっぷり目にいれておく。手持ちの黒マルチは少し巾が狭いが、なんとか畝の肩を覆うことができるので、とりあえず6、70cm間隔くらいで止めておく。今日は風が穏やかなのでよかった。



だいたいこんな感じ。苗を仮置きして間隔を調整する。



少し畝の長さが足らなかった・・間隔が少し窮屈な感じがするが・・まぁいいか。こうして一個一個の苗が写真に写ると、やはり市販の苗より品疎な感じがする。もう少し立派な苗になるよう夏越えの工夫をすべきだろう(反省)。



植え込むところの黒マルチをカッターでクロス状に切り、移植こてで少し土を掘り、そこへ苗を植え込み周りの土を軽く押える。園芸書では花芽の付く側を畝の外側にせよとある。今の季節花芽が付いているわけではないので・・花芽は・・

 どっちやネン!

 花芽はランナー(つる)の反対側。でもランナーも枯れてしまい、どちらか分からないものがある。まぁ、気にすることはない。要するに、畝の外側にすることで日当りがよく実が赤く立派に見えるということだけ。素人園芸にはどっちだって良いじゃないか。むしろ葉っぱの影(陰かな)で隠れているほうが鳥に食べられずに済むかもしれない。

 後はマルチの端を仮止めした半分の間隔で、きっちり押えておく。この先、風の強い日もあるだろうからね。苗を植え込んだときの土が黒マルチを汚してしまっているが、そのままでも構わない。数回雨が降ればきれいになる。その頃には寒くなってくるので、そのときに改めて根周りをきれいにしてビニールトンネルを架けて春まで待つ。むしろ注意すべきは、カットした穴から空気が出入りしないようにしっかり土で押さえ込んでおかねばならない。これは襟元が開いているとセクシー・・じゃなく、スカスカするのと反対に、春先にマルチの下で温まった空気が出入すると苗の根元を傷めてしまうからだ。

 ついでに、ソラマメ(左手奥)を一袋(わずか11個)、スナップ・エンドウ(右手手前から畝の長さの半分まで)を蒔いた。もちろんしっかり元肥は入れておいたし、とくにスナップエンドウのところは草木灰がすきこんである。来年2月くらいに近所の藪に笹竹を採りに行って柵を設けなくてはならない。この笹竹採りは2年周期くらいに行っている。

でも、ここの畑はなかなか美味しいソラマメが採れないので・・。

 あと一番手前のモミガラを蒔いた小さな畝。ここにはラディッシュを少し蒔いた。畝が曲がって見苦しいが、これは畑の端の三角地になるところなのでこんな風になってしまっている。

気持ちがまっすぐな私には許せないが

・・仕方ない。。。。。




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今朝の新聞から

2006年10月23日 | 社会ネタ
 めずらしく新聞ネタというか新聞(読売)からネタをいただきます。


☆衆議院補欠選挙 自民党候補が勝利:
 想像したとおりで大した驚きはありません。


☆栗東市長選挙 現職市長が勝利:
 これは意外でした。総論賛成各論反対を垣間見る感じで、今後の行方が気になります。

☆川西市長選挙 5選を阻止して新人市長当選:
 元市長がどうあれ多選は認めるべきでないと考えるので、市民は正しい選択をしたと思います。首長の多選を制限する法律はできないのでしょうか。


と言うのが社会欄からの話題で、私のブログではあまり取り上げることはない話題です。新聞以外では例の”きっこのブログ”ではデマに等しい話が取りざたされておりますが”依存症の独り言”では完全否定されています。興味のあるかたは左のブックマークから どうぞ。


と、まぁ あまり面白い話ではなかったのですが、今朝の新聞で気持ちがホッとしたものを(実はこれを書きたかったので・・)

小さな欄のエッセーです。著者は中学校の教諭で、生徒に”好きと愛するはどう違うのか”と問い、その生徒の答え。要約すると。


 好きは、あこがれ、信頼の表れ
 愛するは、きずな

 好きは、その人の人間性を気に入ること
 愛するは、自分にとって特別な存在になること

 好きは、一緒にいたいこと
 愛するは、欲しいこと

 好きは、一瞬
 愛するは、永遠

 好きは、行動で伝えること
 愛するは、心で伝えること

 好きは、相手に向けて思うこと
 愛するは、自分の中で思うこと



どうです? なかなか良いポエムになるでしょう。
何かと問題になる年代でも、しっかり考えてくれれば、まぁそれほど心配することもないのかなぁと、一安心しました。




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グッドデザイン賞って?

2006年10月22日 |  設計の仕事
 野良仕事の話が続いたので少しは建築的な話をしましょう。

設計に関わる人々の中で、意匠屋と呼ばれる(我々)職業の人間は、美しいものを求めて日々仕事に向き合っているはず。ですから、建築を離れたところでも日々の生活に関わる備品のデザインや色、テクスチャなど気になるものです。

”2006年グッドデザイン賞受賞商品が発表されました。”などとAmazon.com からメールが届いたり”2006-2007年グッドデザイン賞 TOTO 6商品が受賞”などとのニュースが入ると気になってネットサーフィンで見に行きます。

 でもね。あの賞ってどんな基準で選ばれるのでしょう?

グッドデザイン賞とは
 

 上のリンクを読んでみると”「優れたデザイン」を社会に普及させていくことで、私たちの生活をより豊かにすることと、産業の発展とを同時に後押ししようとする活動だ”とある。しかも”単に美しさを競うデザインコンペではない”とまで断り書きしてある。つまり美しい建築を作ることと何ら代わりは無さそう。もちろん何人(なにびと)も美しく優れた物(建築)を作れるわけではないが、常にその努力を惜しまず努力している・・と言うのが私(達)。

特に建築は、気に入らないからとポイと捨てたり、交換してもらうわけにもいかない。慎重の上にも慎重なデザインが要求されるので、いきおい建築を仕事とする人間のデザインは保守的な傾向があるのもやむを得ない。(と思うが、如何?)

 で、最初の疑問に戻りますが。

Gマーク(グッドデザイン賞受賞)の商品が全て優れているかというと・・これはまた別な価値判断が必要に思えるのです。受賞選考基準であるはずの生活を豊かにするかどうか、とても疑問に思えるものもかなりあるのです。

私は3万件に及ぶ全ての品物を確かめたわけではないのですが、ずいぶん昔、仕事で使う図面を入れて運ぶカバンが受賞しておりました。厚手のビニール樹脂で作られた比較的安価な商品でした。そのカバンにプレゼン用の図面をいれて打ち合わせに行けばカッコ良かろうと購入したのですが、一度だけ使って後はゴミにしました。

なぜか?

それはカバンの取っ手(持つところ)が厚手のビニールをプレスして穴開け(長円形に)しただけなので、いかに図面は紙で軽いといえ、長時間もっていると指に食い込んで痛くなってくるのです。

デパートなどで少し大きな(少し重い)ものを買うと、梱包した紐に取っ手をつけてくれます。重さによっては二つ付けてくれることもあります。つまり、手のひら、指の負担面積を大きくすることで重さを感じさせないような配慮です。それがあの図面カバンには無かった。だから選考委員は何を基準にしているのかズーッと私は不信感を持ち続けていたのです。

書くと悪口になりますが、誹謗中傷のつもりはさらさらないので誤解のないよう願います。

さらに今回、TOTOの受賞商品に
ハイクオリティ洗面器
があります。晴れがましく、デザイナーとエンジニアの名前も掲載されています。(個人攻撃ではないですし、TOTOさんに恨みがあるわけでもありません)

スクエアなスッキリした感じはあります。私も否定はしません。
しかしこれは洗面器です。この洗面器を使う行為を考えると私はちっともグッドデザインとは思えないのです。まぁ、人は好みもそれぞれですから構わないといえばそれまですが、私が否定する理由を述べましょう。


最近カウンター上に出っ張るデザインが多くなってきたように思えます。何故でしょ? これは単なる流行にしか思えません。洗面器は使うことで水が飛び散ります。私なんかはそれで毎度妻に叱られます。カバが行水したあとみたい・・と。

タオルで拭き取ればそれで良しですが、洗面器に立ち上がりがあるので壁側が拭きにくいし拭き残しが後々妻から叱られる原因になるでしょう。もしカウンターと同じ高さであれば・・。

さらに、洗面器が角ばっているので、洗面器の内側を洗浄するときに入隅を、より丁寧にする必要がでてきます。スポンジタワシを使っても、一手間よけいにかかりそうです。たぶんこれでは世間の奥方から文句が殺到するでしょう。

それと、出っ張っていることは、物をぶつけやすいのです。洗面器は陶器です。ワレモノです。もし角がちょっとでも欠けたら「誰なの!」。
そうなったら洗面所には嵐が吹き荒れます。また花瓶のように簡単に取り替えたり捨てることも難しいです。ちょっとだけヒビの入った洗面器で毎朝顔を洗うようになったら・・。


 グッドデザイン賞が本当に生活を豊かにするのでしょうか?





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行方不明

2006年10月21日 | ペット
 じつは一昨日の夜から、我が家では大変な事件がおきていました。

子猫(?)のミニが夕ご飯を食べた後外出して、そのまま帰ってこなかったのです。朝になっても戻らず、近所を「ミニ~」って叫びながら探しても返事はない。山は秋の気配、前線も発達して・・って冬山遭難ではないのだが、交通事故にあうとは考えられない。あるとしたらご近所の犬に追い回される・・でもこれは無い。なぜなら我が家のシロと違ってご近所の犬はつながれている。

あるいは野生動物に襲われる・・この可能性は高い。まして最近のイノブタ騒動。
う~ん、これは一大事!

妻はオロオロ「どこへ行ったんだろう?」
あげくに「もう、ゼッタイ動物は飼いません」

私は「それも運命。しゃーないやろ」

そうこうしていたら夕べの8時頃、庭で「ミャ~」と、か細い声。すぐに玄関の引き戸を開けると少し鈍い動作で、すでに玄関を占領していたシロを脇目に、上がってきた。妻は喜び庭かけまわ・・(る訳が無い)、人間のほうからスリスリして涙を流さんばかり。餌と水を与え、食べている間に体を点検したが、特に怪我はしていない。でも精神的なショックがあったことは確か。

勝手なもので餌を食べたらさっそく二階の寝室に上がってしまった。やれやれと思い我々も夕食をいただき、さて寝る段になったら、いつもならベットのかけ布団の上で丸くなっているミニがいない。呼んでも出てこない。・・でも、家の中にいることは確かなので私はそのまま寝入った。

明け方、私の枕元で「ゴロゴロ、ゴロゴロ」・・少し布団を持ち上げてやると私の左脇にもぐりこみ腕枕でもういちど寝入ってしまうミニ。かわいぃ~。

ミニの見返り美人

上の写真は今朝、玄関先で撮った”見返り美人猫”白いまつげとひげが色っぽい。

足のハゲもだいぶ回復してきた

次の写真は、治療のかいあってだいぶ足首のハゲも治ってきたシロ。相変わらず夜は玄関先。昼間はエリザベスカラーをあちこちぶつけながら歩いている。でも、つけた当初よりは元気になっているので安心。傷口も10円硬貨くらいの大きさまでふさがってきた。この水曜日には3週間分の薬をもらったので、それがなくなる頃には完全に毛で覆われていることだろう。




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玉葱とイチゴの苗

2006年10月20日 | 野良仕事や日々の生活
 一時ほど野良仕事も忙しくはないが、それでもまだまだ作業は続いている。

まず、豆類、玉葱を植える畝の準備で昨日は3時から日暮れまで野良仕事に励んだ。かんじんの玉葱の苗は・・というと、

ようやく伸びてきた玉葱の苗

蒔き時が遅かったのか、蒔き方がへたくそなのか、発芽が揃わない。今年(も)苗を買うことになりそうだ。

豆類を蒔く予定の場所近くで二日ほど前に枯れ草と庭の剪定くずを一緒に燃やした。その灰を一緒にすきこんである。草木灰にはリン成分が多く豆類には欠かせない肥料。

「灰が持てないなら豆は作るな」

日本語としてなってない諺だが、農作業ではこう言われているらしい。

一雨降ってからエンドウとソラマメを蒔こうと考えている。ともかく今月末までには終わらせたい。今年蒔くエンドウはスナップエンドウと呼ばれるサヤごと食べるエンドウ。私はあの”絹さや”と呼ばれる豆の小さい、サヤばかりのエンドウは好きでない。料理の彩には良いのだが、食べても豆の味がしないのが気に入らない。

今年の春のエンドウは。。このスナップエンドウを育てたつもりが、間違って実エンドウの種を蒔いてしまった。こちらも実を食べるものだが、サヤは固くなるタイプ。つまりグリンピースに近い品種だった。種苗店で種を買うときに老眼鏡持参で買わなければいけなくなった・・もっとも目のせいだけでなく頭のせいもあるかも。 あぁ いやだね。歳をとるのは。
でも、この豆は以前書いたように冷蔵庫で保存してある。これを来年の1、2月くらいに味噌に加工するつもり。

まもなく本植えするイチゴの苗

こちらは苗取りしたイチゴ。60近く採取したのだが夏を越える難しさで、結果40個ほど。
(右に置いてあるのが枯れてしまった苗)
歩留まりは7割だから、あまり効率は良くない。だからイチゴの苗は高値なんだと誰かに教わった。

こちらも一雨降ってから移植するつもり。


イチゴの苗取りに関する過去の記事:
 農繁期?
 雨上がりの空の下
 私の農繁期は終わりをむかえた




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もみがらの利用

2006年10月19日 | 野良仕事や日々の生活
 種蒔きのために近所からモミガラをもらってきた話を書いたが、頂くとなると一袋単位で、これがまた大きい。種蒔きには少しで済むので当然余ってしまう。だが、このモミガラ。いろいろ使い道があって、蒸し焼きにして畑に戻す人もいるくらい。私もいつかそういう炭を使った農法をやってみたいと思っている。

サツマイモを作った人なら、あのリンゴのようにモミガラに入れておくと良いとのこと(本来ならムロの中で)。ただしネズミに注意が必要だとか。私は最近サツマイモを作っていないので、来春の種蒔き用に紙袋に詰め替えて納屋の片隅においてある。あとは、

ニラの根元にモミガラを撒く

このようにニラの根元に撒いておく。こうすると雑草が生えるのを押える効果と、ニラの根元が日焼けしない。

俗称”モミガラマルチ”

ついでに、今年植えたネギ、芽を出したニンニクにも撒いておいた。モミガラはやがて腐って土に帰る。ワラと違って籾殻には何とかいう硬い成分があり、すぐには腐らないらしいが、ある意味では好都合だ。

上の写真のニラはあまりきれいに手入れされていない。私たちがここへ来て最初に”常備野菜”としてネギと共に撒いたものだ。少し葉の巾が広く肉厚の柔らかいタイプで永い事重宝していた野菜の一つだが、肥料の偏り(窒素系肥料を多くしたため)で一昨年にアブラムシが大発生。もしアブラムシがいつも発生するようなら窒素系肥料をやめるのもアブラムシ対策の一つと覚えておきましょう。また、窒素系肥料を吸収させるには、その場所で大根を育てると良い。例えば白菜の後など。

「あぁ、ここんところ試験に出るので覚えときなさい」

そんなわけで、今年の春に石灰をすきこんだ別の場所に植えなおしたニラ。トウ立ちなどで夏場はあまり食べられなかったが、秋になってようやくニラらしくなってきた。葉先が枯れているのは夏の後遺症。でもあわてることはない。食べるときに一株ごと切って使うと、いつの間にか新しくきれいな葉が伸びている。

とてもありがたい野菜の一つである。

  今夜は ニラタマとマーボートーフ ですよね。おかあさん?



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パズルブロック

2006年10月18日 | パソコン & SketchUp
 先日の立体錯視と同じネタになりますが、ちょっと面白いのでSketchUpで作ってみました。



まずこのような形状の異なる4個のブロック。うまく組み上げると大きな三角形ができます。



ところが、組み方を替えると・・



なぜか隙間ができてしまう。
という、パズル好きなら誰でも知っているパズルです。

 パズルブロック SketchUpデータのダウンロード puzzle.zip

上のデータをダウンロードして遊ぶと、SktchUpの移動と回転の操作が理解できる・・んなわけないけど・・ね。


種明かしは、ピンクと水色の三角形の斜辺勾配が、ほんのわずか違うのです。そのわずかな違いが組み方を替えると隙間ができる要因です。見た目では分からないのですねぇ。パズルも人間も・・。



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今の季節、旬の野菜は

2006年10月17日 | 野良仕事や日々の生活
 今の季節、そろそろ鍋が恋しくなってくる季節ですが、白菜はまだまだ、大根もこれから。。

でもって、今我が家の旬の野菜はと言うと

白菜の間引き菜

これ!

夏の終わりに苗で育てた白菜。それは今畑でスクスク育っているのだが、一袋の種が余ったので10日ほど前に畑に直播きしたもの。他にも小松菜や野沢菜などが勢ぞろいしている。

ここしばらくは味噌汁の浮き実に困らない。・・って、ちょっと惨めな感じも、無きにしも非ず。




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10日ほど経過した菜園

2006年10月16日 | 野良仕事や日々の生活
参考記事:秋の畑

 一、二度雨が降り土が固くなってきたし、小さな草の芽も出始めたので中耕をおこなった。建武の中耕じゃないよ。

いままで説明したような道具を使い、仕事の合間にちょっと気晴らしを兼ねて外へ出てコツコツと・・この地道な努力が大切と、あの目の大きい人もおっしゃってます。

少し大きくなってきた白菜とカリフラワー

以前同じようなところから撮影した植え付け後の写真と見比べても、たしかに大きくなってきています。でも白菜が一つ、カリフラワーも一つ、苗ごと虫にやられています。実は昨日、薬剤散布しました。スミソン(スミチオンとマラソンの混合薬)1500倍希釈液を。でも本葉が出始めた葉菜(小松菜やホウレン草など)には撒いていません。まもなく私たちの食卓に上がるからです。

ホウレン草の発芽状態

ホウレン草はこのような発育状態です。ようやく本葉が出始めたというところです。そばにある足跡は、イノブタではなく、我が家の子猫ちゃん。私が畑にいると「ミヤ~ン」と鳴いてそばへ寄ってきて足元でスリスリします。かわいいと言えばカワユイのですが、平気で畝の上を歩くのには・・困り者です。

中国産(左)と青森産(右)のニンニク

これはスーパーで買ってきた青森産のニンニク(右側)。一つ出遅れがありますが6本の芽が出ています。芽止め処理はしていなかったので一安心です。順調に春を迎えれば6x6=36片の国産ニンニクが収穫できるはず。ニンニクはめったに虫にやられることはないと思いますが、大事に育てましょう。左側は在日中国産というか帰化したニンニク。比べると国産のほうが葉っぱが広く肉厚があります。




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イタリアン

2006年10月16日 | 野良仕事や日々の生活
 昨日、妻が東京から帰ってきました。
2匹とひとりは、ちゃんとお留守番してましたよ。
ご褒美は”東京バナナ”・・は別なところへ持って行って・・。
私は”花のこぶた”ってお菓子・・現地に出没するのは”いのぶた”

まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど。
今日のお昼には、あのトマトソースを使ってスパゲッティを作ってもらいました。

  トマトソースの記事は:男料理を読んでください。

豚肉、アスパラ、玉葱それと ぷなぴー、 これがホント

うま~い!

写真とるの忘れてました。

食事中の二人の会話

「やっぱりおかあさんの料理が一番だね」 ヨイショ

「これもおとうさんのおかげです」 ドッコイショ




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畝を作る作業に用いる道具について

2006年10月16日 | 野良仕事や日々の生活
前回よりの続きです:畑を耕す道具について


 なぜ畝として盛り上げるか?

 私もじつはよく分からないのです。水はけの良い畑は低めに、水が貯まりやすい畑は高めにと教わりました。この季節大根などを作りますが、ここの畑は少し掘ると硬い岩盤のような土で、大根やゴボウなどのように深く根を張る野菜には向きません。でも作りたいのが人情。ですから畝は高く盛り上げます。高くすると虫が寄り付きやすいと言う人もいます。畝を作る理由は・・なんでしょうネ。確かに水吐けの悪い畑は長雨になると水没してしまいます。そうなると野菜、特に根菜類は大被害でしょうし、葉菜であっても根が病気にかかりやすくなります。だからでしょうか?

近所の作業を見ていると、二毛作の間の一時お休みの畑を、粗く耕して放置している風景をよく見かけます。雑草や残った野菜などのくずを土に混ぜ込み腐食を促進するとか、前回話した天地替え目的など、いろいろ理由は考えられるのですが、この場合でも3mくらいの間隔で溝を切ってあります。尋ねると「水はけはどんなときでも作っておかなぁあかん」って言います。ですから、畝立ては 土を盛る 目的より、畝間として 排水溝を掘る のが本当の目的なのかもしれません。

 畝を作るには今までの道具は使えません。ここであの鋤(すき)の登場です。



鍬と書いてスキとも呼ぶのですね。漢字変換していて気がつきました。

 話が脱線しますが、京都に”スキヤキ”を名物看板にしているお店があり、ここでは農機具の鍬(前回紹介したクワ)の上で霜降り肉を焼いて食べます。文字通り”鍬焼き”・・もちろん鍬はぴかぴかに磨いてありますよ。でもねぇ。普通の鉄板で、鉄板の厚みが厚ければ良いんじゃない?

 ここで言う鋤は、このスキヤキの鍬とは違います。最近のものはステンレス製で刃先に鋼が溶接されています。重量は軽く、新規に土を耕すには不向きですが、耕起した後の柔らかい土を扱うならこれに勝る道具はないと思います。

私は何度も言うように北海道の生まれで、このようなスキは使ったことがありません。淡路島に6年前にきて初めてスキを使いました。写真にあるように柄と刃の角度が鋭角です。これは今まで紹介した道具よりはるかに鋭角です。刃の形は細長い矩形で、縦は30cm程あります。

刃がこちらを向くほど鋭角ですから、土を耕そうとすると、腰をかがめ、柄を持つ手を下げて、地面と刃との角度を適正に保たないと耕せません。しかも、鍬を振り下ろすには、上から下へだけではなく、向こうから手前に引くようにしないと耕せません。柄と鋤の角度を見て想像してみてください。

この姿勢が最初違和感ありました。今は慣れましたけどね。こういう姿勢をするから農家のお年寄りは腰が曲がっている・・なんて考えましたけど、ところが慣れると、この道具も万能なんですよ。

あらまし砕いた土は、鋤を横にして長い辺のところで野菜を刻むように叩くと小さくなります。さらに横にしたままレーキを使うように土をかき集めたり、平らにしたり、畝の肩を寄せたり(←これって意味分かりますよね)。さらに種を筋蒔きするときの小さなV形の溝を作るのも、この鋤の長いところを使います。

畝間や畝の肩の除草作業なら、除草作業で紹介した三角鍬より効率が上がります。巾が広く使えるので。もっとも私が持っている三角鍬は一番小さなタイプなので仕方ないのですけどね。


ところで、私はレーキ(あの西遊記のサゴジョウが持っている物)を最初に買いました。畝を平らにしたり、刈った草をかき集めたりするのに使うためです。こればっかりは、このお家の納屋には(なぜか)ありませんでした。何故なのか隣のおじいさんに尋ねてみました。すると意外な返事

「牛を飼っている家はどうか知らんが、関西ではあまり使わん道具やなぁ」
「鋤があればそんなもんいらんなぁ」

と言うわけなんです。確かにそうです。今では私も念のためにレーキと鋤をもって畑に出かけますが、使うのはほとんど鋤。レーキは畝に混ざった大きな根っこなど、ゴミを掻き出すために使っています。

ちなみに、北海道では畑仕事にレーキを使いました。

道具にも地方性があるんですね。




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畑を耕す道具について

2006年10月15日 | 野良仕事や日々の生活
 ついでに、畑を耕すための道具についても。。

 私はおかげさまで年に二回くらいはトラクターで広い面積を耕すことができます。でも、年間20種類以上の野菜を作ると、必ず収穫時期のずれから、トラクターが入れなくなり、そのときは当然手作業で耕すことになります。古い型の耕運機も使わせてもらった時期があるのですが、隣のおじいさんが亡くなってからはメインテナンスが行き届かなく、動かなくなってしまいました。それと、耕運機の運転って、意外と体力がいります。特に小さな区画で方向転換など、小回りが効きそうで効きません。あれってものすごく重いですからね。もちろん力任せに回転させるのではなくクラッチのON/OFFを使い分けエンジンの力で回ります。でも・・難しかったです。

それでも、いつか私も小型の耕運機が欲しいと思っています・・が、その話はおいといて。


 新規に耕すために一番先に持ち出すのは、やはりスコップでしょう。次には



いわゆる、鍬(くわ) 鋼の重いもの。重くないと耕すには不向きです。
普段あまり使っていないので真っ赤に錆びています。

あるいは



”芋ほり鍬”とも呼ばれる三本の歯をもつ鍬。(たしか備中鍬とも・・)
特にこの三本鍬は、適度に深く耕起できるし、芋などの収穫時にも使えるので便利な道具です。ただしスコップにしても三本鍬にしても、荒く耕すだけですから、細かく掘り起こした土の塊を砕く必要があります。鍬の横や背で軽く塊を叩くと砕けますが、おおざっぱにするだけで細かくする必要はありません。次の作業がありますから。


 話が飛びますが、畑の土は適度な粒度をもつのが大切で、トラクターによる耕起はその粒度を下げるので、むやみにローター(回転する刃)の回転数を上げてはいけないといわれています。確かにトラクターで耕した畑の土はフカフカで柔らかく感じます。でも細かく砕かれた土は、雨が降り水が引くと土の粒同士がくっつき、カチカチになる恐れもあるわけです。そうさせないために堆肥など有機物をすきこむのです。ですから除草して枯れた草なども(草の種は別として)無理に畑から持ち出すことはないと・・私は考えています。もっとも、これも時期の問題で、雨が時々降る季節は、やはり畑から持ち出したところで枯れさせないと、すぐに生き返ります。ほんとシブトイのですよ。雑草は。


 この耕すときに石灰や堆肥を混ぜ込みます。耕す深さはそんなに深くする必要はありません。大根を作るときは別ですが、普通の葉菜を作るなら15cmもあれば事足ります。なんせ手仕事ですからなるべく楽な道を選びましょうヨ。でもたまには”天地替え”と言って深く掘り起こし、底にある土を空気にさらすような耕し方があります。冬場に休ませてある畑なら一番寒い時期1月2月に粗く耕したまま放置しておくと土中の虫を凍死させる(特に春に土から生まれ出てくる虫。たくさんいるでしょう)。というのも理由の一つです。こう言うときこそ、トラクターで少し深くなるようにローターを下げて耕したりしています。

数年前、この天地替えをしていたら野ウサギの子供を二匹見つけました。外はまだ寒い時期ですから家に連れて帰りダンボール箱で育ててみたのですが・・死なせてしまいました。やはり野の者は野に帰すべきだったと反省しています。


 一通り耕すとを作る必要があります。

 続く




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除草作業に用いる道具について

2006年10月14日 | 野良仕事や日々の生活
 お約束ですので、今日は草取り作業の道具の話を。

通常見かけるのはこの”くさかき”とも呼んでいる鍬だろうと思います。



少し固めの地面に鍬の刃を当て手前に引くことで草を根元から切り取ります。庭など踏み固められた地面とか、畝間の硬くなった土の草取りには適しているのですが、畑の除草作業にはいろいろあり、畦の草刈は別として、野菜を作っている畝や畝間、畝の肩の除草を考えると、必ずしも使い勝手が良いとは思えません。

また道具にも方言のように、地方によって好んで使われるものと、まったく使われないものがあることにも気がつきました。そんな話を含めて少し。。


 私たちが今住んでいるこの古い家には農作業の道具が置いてあり、それを使わせてもらっているので、自前で購入した道具は少ないのですが、これから紹介する道具は置いてなかったので、これだけは買いました。

と言うのも、亡くなった隣のおじいさんに農業のイロハを教わったのですが、初めて畑の除草や中耕(成長過程で野菜の根元を軽く耕すこと)の作業をするときに持っていったのが上の写真にある道具でした。

ところが、そのおじいさんは下の写真のような道具を持ってきていました。



北海道育ちの私には初めてみる形の道具でした。たぶん素人農業を始めた人は、本屋さんや図書館で農業の入門書などを読んだりしているはずですが、私の持っている入門書でもこのような形の鍬は紹介されていませんでした。

おじいさんの話によると(戦時中は中国に渡っていた)、中国ではよく使われている鍬だそうです。使ってみると意外と使い勝手が良いのです。後日島内のお店(コメリ、コーナン、ディックなど以外に”農家の店”とサブタイトルを持つ”シンシン”というお店もあります)でこの鍬を買い、いまでもちょっと畑を見回りにいくときに持っていったりします。


 なにが良いかというと、畑の手入れは除草以外に前述した中耕といって、野菜が生長しやすいように周りの草を取り除くと共に、根周りの土に空気を送り込み窒素を得やすくしたり土を柔らかくして根張りを促したりする作業があります。

このときに細長い三角形をした鍬は、適度な深さで土を耕し(掘り起こすことで雑草の根が浮いて枯れやすくなり、手で取り除くことも簡単になります)、かつ巾が小さいので野菜を傷つける事が少ない。もし野菜の根周りの除草をするのなら、鍬を横に寝かせると柄から刃先が長いので、根元近くぎりぎりまで除草できる。しかも鍬は三角ですから地面と野菜の葉が作る隙間の三角形とほぼ同じ形なのです。この場合、鍬は横にしているので力を入れても深く土に刺さることは無く野菜の根を傷つけることはありません。
ね、理屈にかなっているでしょう。

 畝の肩(盛り上がった畝の肩端)の除草も大切です。このときは三角形の二辺を使い、右肩でも左肩でも、合せ易い向きで削るように草をとります。そうすると畝間に土が崩れ落ち、貯まります。今度は鍬を横にして畝間を削るように除草して、鍬で土を畝の肩に盛り上げ、畝の形を整えます。

こういった一連の作業がしやすい形と柄の角度を持っているのです。

 正式な名称は知りませんが、私は勝手に”三角鍬”と呼んでいます :-)

柄の長い、鍬も大きなものから、私が愛用している4尺(1.2m)の短い物までいろいろあるようです。まだ使った事が無い人は、だまされたと思ってこの道具を手に入れてください。中耕作業がぐ~んと楽になりますよ。




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